4月22日の例祭(春の大祭)を控え、地域のマスメディアでもあちらこちらで取り上げていただいています。
4月22日の例祭(春の大祭)を控え、地域のマスメディアでもあちらこちらで取り上げていただいています。
今日で3月もお仕舞。入学・進級・就職・異動など、気持ちを新たに年度替わりを迎えられる方が多いと思います。氏子崇敬者の皆様の安全とご発展をお祈り申し上げます。
さて、今日は近所のお宅で樹齢250年の大木を切り倒すということでお祓いに伺いました。
物事には「元と末」(もととすえ)があります。根っこの思いを枝葉まで伝えることは難しいですが、元(本)を元(本)として大切にすることが末の発展につながるのだと思います。
こちらのお宅には、比々多神社の風損木(杉)を用いて作った棚の戸板が残っていました。
花冷えの厳しい日々が続いています。境内の桜も未だ1~2分咲きといったところです。
ご存じのように、明治2年以来、春の訪れを告げる東京の開花予想の標本木となっているのが、靖國神社の桜です。祖国の為、「国安かれ」の一念のもと、国を守った尊き246万余柱の英霊の、まさしく気高き美しさが桜の花に喩えられるわけです。
「散る桜 残る桜も 散る桜」
鶴田浩二の歌で、特攻隊の心情をなぞらえた歌と理解している方も多いと思います。この歌は、良寛の辞世の句として有名です。越後・出雲崎(現・新潟県三島郡出雲崎町)の名主であり、石井神社の神職家に生まれた良寛は、18歳で出家したそうですが、難しい説法はせずに、子どもたちと遊び、子どもの純真な心が誠の心(仏の心)と説いたようです。
子どもと同じような純粋な心で、桜の開花を待ちわび、綺麗な花を楽しみたいところです。
比々多神社・招魂社(地区戦没者の慰霊塔)脇の桜もこれから綺麗な花を咲かせます。戦後65年目の桜です。
今日は3月最後の日曜日。4月22日の例祭(春の大祭)の支度で、三和会の皆さんが自治会館に集まり作業を進めています。
「なでしこ会」も長嶋清一さん(しょうちゃん先生)の熱心な指導のもと、一所懸命太鼓の練習に励んでいます。(今日は屋台ばやしの練習)
なでしこ会は、平成16年に三ノ宮の大祭幟(たいさいのぼり)を新しくしたときに、子どもの囃子会(はやしかい)としてスタートしました。
現在は、高校生から小学校1年生までの25名が、地域に伝わる太鼓の伝統と文化を引き継ぎ頑張っています。
比々多神社境内裏手の住居建設予定地で、発掘調査が行われているので、状況を見学に出掛けました。神社のすぐ裏は宮ノ前遺跡ですが、この調査地はそのすぐ上にあたり、宮ノ上遺跡の一部です。
寒の戻りの厳しい中、伊勢原市文化財課の諏訪間さん、立花さん、井出さんら6名で発掘調査を実施していました。
文化財課の方の説明では、大きな周溝については、決定的な遺物が出ていないのと、今回の調査では完全な形が把握出来ないため確定は出来ないものの、方形墳と考えられるようです。また、弥生時代の住居址は7メートルぐらいの比較的大きなものとのことでした。
この住居には何人ぐらいで生活をしていたのでしょうか?食事や生活の道具、気候や1日の過ごし方、家族構成など、今とは違う昔の暮らしぶりを考えるのも良い機会です。
ここ三ノ宮周辺は、縄文時代から地形的にも気候的にも生活に適した場所であり、集落の中心であったことが想像できます。
一昨日、昨日、今日と春の長雨(春雨・菜種梅雨)が続いています。境内の桜は徐々に開いています。
今日は、相模国式内社の会で県外巡拝会が行われ、式内社13社の神職・総代40名で静岡県富士市・富知六所浅間神社(ふじろくしょせんげんじんじゃ)に向かって出発しました。
季節の変わり目、気温の変わり目の季節。名残雪もあるので、ストーブや冬服をしまわずに、寒さに備えながら春に入る、機微(きび)を楽しむ春の長雨です。
大相撲の大阪場所、今日12日目の一番では、北勝力が垣添に勝負では勝ちながら、大銀杏(おおいちょう)をつかんだとされ、もの言いがつき反則負けを喫しました。大銀杏は、十両以上の関取が結える髷(まげ)で、誇りを形にしたものとも言えます。
さて、横綱だけが腰に締めることが許される綱(つな)は、白の麻(あさ)製です。横綱土俵入りの際に見ることができますが、横綱がまさしく神さまの依代(よりしろ)とも言われるゆえんです。
その綱には5枚の紙垂(しで=垂れ・四手)が下がっています。
紙垂(しで)は、幣帛(へいはく)の一種で、榊(さかき)の枝や串の棒に垂らす紙(半紙が多い)や布(木綿など)などです。また、注連縄(しめなわ)につけたものをいいます。
また、紙の切り方には2垂、4垂、8垂などがあります。神社では、鳥居や御神木、手水舎(てみずや)、また御神輿(おみこし)など、注連縄に垂らして神域(聖域)を示す象徴になっています。
4月の大祭に向けて、連日多くの紙垂切り作業に取りかかっていますが、紙垂の大きさや形、材質、向きなど感心があればご覧になってください。
今日は彼岸明け。終(しま)い彼岸、彼岸ばらいというところもあるそうです。「入りぼた餅に明け団子、中の中日(ちゅうにち)小豆飯(あずきめし)」という風習に従い、ご先祖さまにお団子を供えました。
一昨日、奉納された絵画をご覧になるため、静岡の渡邊さんが数人で来られました。
今日は奉納画をブログギャラリーでご紹介いたします。
次に、乾敏夫(いぬいとしお)氏の水墨画をご紹介いたします。
日々彩りが鮮やかになるこの季節、画板をもってお出かけになりませんか?
初宮参りや七五三参り、成人式、結婚式、厄年などは、人生儀礼といって人生の折り目の行事です。
また、入学・卒業・就職などは、人生儀礼とは異なりますが、生活環境が大きく変化する時期になりますので、これまでの感謝と今後の発展を祈るべき大事な節目であることはいうまでもありません。
御神前に新たな決意や希望を抱くとともに、心に安らぎを得ることは新しい生活を送るうえで大切なことだと思います。
また、授与所(じゅよしょ)では安全を願う各種御守を頒布(はんぷ)しています。
※新入学児童安全、ランドセル清祓、学業成就、就職(事業)安全、報賽(ほうさい=感謝のまつり)など各種ご祈願は随時承っています。
予報通り、境内の桜が今日開花しました。
神職が普段、お宮の境内などにいる時の姿は、白衣(はくい)・袴(はかま)ですが、おまつりのご奉仕をするときには、その上に必ず装束(しょうぞく)を身に付けます。また、頭には冠(かんむり)や烏帽子(えぼし)をかぶります。そして、手に持つのが笏(しゃく)です。