2021年1月 のアーカイブ

如月の予定

2021年1月31日 日曜日

晦日正月(みそかしょうがつ)の今日は、昨日にも勝る人出となりました。

三が日の人出は昨年に比べると6~7割減でしたが、分散参拝により1ヶ月の合計では昨年の7~8割まで回復したようです。

新年に初めて社寺へお参りするのが初詣で(初参り)なので、混雑を避けてお参り下されば結構です。

頒布(はんぷ)の終了した縁起物も一部ありますが、御神札(おふだ)や御守、御神矢、熊手等、大半の授与品は今後も継続して頒布致します。

また、厄除開運祈願を始め、家内安全や身体健全、商売繁昌等、年頭の各種ご祈願も承っています。

haru0012さて、如月の予定です。

1日(月)月次祭、2日(火)節分追儺祭(午前10時、正午、午後3時)〔関係者の祭儀のみで「豆まき・宝まき」は中止です〕、真田神社(平塚市真田)節分祭、3日(水)総代奉仕、初午祭(各企業)、5日(金)相模國府祭類社宮司会、8日(月)稲荷神社(伊勢原市下平間)例祭、13日(土)八幡神社(伊勢原市坪ノ内)祈年祭、14日(日)神明神社(伊勢原市笠窪)祈年祭、雷電神社(伊勢原市串橋)祈年祭、15日(月)月次祭、二の午祭(企業)、17日(水)祈年祭、20日(土)石座神社(秦野市鶴巻)祈年祭、十二柱神社(伊勢原市伊勢原)祈年祭、21日(日)北金目神社(平塚市北金目)祈年祭、落幡神社(秦野市鶴巻南)祈年祭、23日(火)八坂神社(平塚市入野)祈年祭、神明社(伊勢原市上平間)祈年祭、27日(土)御嶽神社(伊勢原市池端)祈年祭、南金目神社(平塚市南金目)祈年祭

祈年祭(きねんさい・としごいのまつり)は春の始まりに、五穀豊穣はもとより商業工業諸産業の繁栄を祈る日本古来の重要な祭祀です。

節分追儺祭の準備

2021年1月30日 土曜日

明日は晦日正月(みそかしょうがつ)、神社にとって長いようで短い正月も明日でお仕舞いとなります。

今日は土曜日の大安にあたり、初宮詣や厄除、交通安全等のご祈願、分散参拝による初詣、御朱印めぐりなど、終日多くの参拝者がありました。

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そのような中、境内では責任役員・総代による節分追儺祭(2月2日)の準備が進められました。

今年は恒例の「豆まき・宝まき」は取り止めとなっているため、舞台づくりは行いませんでしたが、関係者による祭典(午前10時、正午、午後3時)は縮小するものの執り行うため、境内・境外の注連縄(しめなわ)張りや受付と待合テントの準備、奉納板の設営などが行われました。

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一喜一憂

2021年1月28日 木曜日

昨日は神葬祭(しんそうさい:神道による葬儀)のお宅で、十年祭、十五年祭に続く二十年祭のご奉仕がありました。

また、個人墓地の大がかりな改修工事が済んだことから、墓前において歴代の祖神(おやがみ・そしん=祖霊)に事の由(ことのよし)を奉告(ほうこく)するとともに、鎮魂の祈りと親族のご加護をお願い申し上げました。

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コロナ禍の影響により、今年の節分追儺祭(2月2日)は、恒例となっている賑やかな「豆まき宝まき」を自粛せざるを得なくなりましたが、関係者参列のもと、悪疫退散(あくえきたいさん)を含む除災招福(じょさいしょうふく)の神事を粛々(しゅくしゅく)と執り行う予定です。

朝昼晩に週間の天気予報を確認しつつ、一喜一憂する毎日です。

彼方此方(あちこち)で梅開花の便りが聞かれるようになりましたが、参集殿前の豊後梅(ぶんごうめ)は蕾(つぼみ)が固く、寒さを耐え忍んでいるかのように感じられます。

朔日詣

2021年1月27日 水曜日

1月22日のブログにも掲載しましたが、2月1日には「朔日詣」(ついたちもうで)の御朱印(書置きのみ)を授与します。

大礼紙(たいれいし)という黄色の和紙を用いています。

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『広辞苑』に、朔日は「ツキタチ(月立ち)の音便。こもっていた月が出はじめる意。」とありますが、明治5年まで用いられた旧暦の太陰太陽暦(たいいんたいようれき=陰陽暦)では、月の満ち欠けで1ヶ月の日付を決めるため、新月(しんげつ)の日を朔(さく)といいました。

現在では月の第1日のことを朔日といい、正月1日(元旦)を始めとして、毎月1日には普段より多くの参拝者がお見えになります。

当社でも毎月朔日には、社業安全・商売繁昌を願う会社の祈祷や参拝が多く見られます。

お焚き上げについて

2021年1月26日 火曜日

緊急事態宣言の最中、神社にも様々な影響が及んでいますが、今日も清浄を旨として朝の清掃と衛生管理を行っています。

さて、今年の正月期間には、暖を取るための焚(た)き上げ所を設けることが出来ず、また「どんど焼き」も中止となったことから、古神札はもとより、注連縄(しめなわ)や松飾り、縁起物の達磨(だるま)等を非常に多くお預かりしています。

今後はお清めのお祓いを繰り返しながら、御浄火(ごじょうか)でお焚き上げを執り行う予定です。

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氏子崇敬者の皆様には、御神札、御守、注連縄、縁起物(御神矢や熊手、達磨等)、かわらけ等、袋やビニールを外して、分別のうえ納めて頂きたくご理解とご協力をお願い申し上げます。

尚、神棚や人形類につきましては、古神札納所では受付け致しかねますので、社務所にお尋ね下さい。

正直

2021年1月25日 月曜日

一昨日・昨日の降雨により、年末から続いていた乾燥注意報も解除され、境内にも潤いがもたらされました。

雨の上がった今朝は、晴れやかな月曜日を迎えています。

杉の御神木も水分を吸収し、お日様の光を浴びるため、青空に向かって更に高みに真っ直ぐに伸びているように思えます。

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『倭姫命世記』(やまとひめのみことせいき)には、「日月は四州(よも)を廻(めぐ)り、六合(くに)を照(てら)すと雖(いえど)も、須(すべから)く正直の頂(いただ)きを照らすべし」とありますが、「正直の頭(こうべ)に神宿る」のことを表したものです。

古くから神道では、「清浄」と「正直」の二徳を重んじていますが、これは正直が大切であることを示したものです。

雪予報

2021年1月24日 日曜日

昨晩から今朝にかけて、関東地方に雪の予報が出ていましたが、当地では降られずにすんでいます。

雨に降られたものの、出張祭儀では交通上の心配がなくなり安心しました。

そして、被害はなかったものの、昨晩の強風により、境内には杉の葉が多く落ちていました。

今年も杉花粉の季節が近づいていることを感じつつ、掃除にあたっています。

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さて、天候上の心配から、赤ちゃんのお宮参りが数件延期になったものの、大安吉日ということもあり、厄除開運や家内安全、身体健全等のご祈願が夕方まで続きました。

次の大安は30日(土)ですが、本日延期分の初宮詣も含めて、午前10時から11時半頃が多少混み合っています。

集中する時間帯を避けて、分散参拝のご検討ご協力をお願い致します。

消防訓練は中止

2021年1月23日 土曜日

冷たい雨の中、遠方からお参りの家族連れが、三之宮郷土博物館に入館し、周辺から出土した多くの文化財を珍しそうに見学されました。

1月26日は法隆寺金堂壁画が焼損した日(昭和24年)にあたり、この日が「文化財防火デー」に定められています。

今年もこの日を中心に、文化財を火災や震災その他の災害から守るため、 文化財防火運動が全国的に展開されています。

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今年は消防署や消防団による隔年の放水訓練等が実施される予定でしたが、コロナ禍により中止となっています。

しかしながら、地域の財産である文化財を守るため、意識の向上を図るとともに、文化財愛護の機運を高めたいと思います。

力強い気持ち

2021年1月22日 金曜日

今年は金嶺紙(きんれいし)という和紙の「初詣限定御朱印」を元日から授与していますが、1月いっぱいは継続する予定です。

その他3種類の御朱印は、糊入(のりいれ)という奉書紙(ほうしょし)を用いて、1枚ずつ毛筆で記したものを頒布(はんぷ)しています。

また、2月1日は大礼紙(たいれいし)に記した「朔日詣」(ついたちもうで)を準備いたします。

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さて、本日は協議会を組む同業者の安全祈願祭をおつとめしました。

例年であれば多くの会員企業が出席され、式後に新年会という楽しみが待っているものの、コロナ禍につき役員のみの参列となりました。

神酒拝戴(しんしゅはいたい)における会長さんのご挨拶では、「会員の安全はもちろんのこと、今年はもう一つの安全、感染症に絶対に罹(かか)らないこと」と力強い気持ちが込められました。

大寒

2021年1月20日 水曜日

一年で最も寒さが厳しい時期で、冬が終わる最後の二十四節気「大寒」(だいかん)となりました。

しかしながら、東北や北陸の大雪に比べれば、寒さも辛抱せねばなりません。

柔道や剣道など武道の寒稽古が行われる季節であり、斯界(しかい)でも青年神職を中心とした寒中禊(かんちゅうみそぎ)が行われる頃ですが、コロナ禍によりままならない状況が続いていると思われます。

元宮からの眺望

元宮からの眺望

お天気続きで今日も青空が広がり、元宮からは相模湾を清々しく一望することができました。

伊勢原市内には乾燥注意報が出ていますが、週末から週明けにかけて、久しぶりにまとまった雨が降りそうです。

時節柄、社殿内の換気を十分に確保しています。

ご祈祷で23日(土)、24日(日)にお参りの方は、暖かな服装でお越し下さい。