2013年10月 のアーカイブ

支部宮司会

2013年10月31日 木曜日

長らく愛用していた社用車に故障が目立ち、この度新車を購入いたしました。

先ずは交通安全祈願祭と車両清祓式を執り行いました。

今後、兼務社の祭事や出張祭儀(外祭)などの社務で活躍してくれると思います。

車両の清祓式

車両の清祓式  ( 祓所 )

本日は、製造業を営む工場で大型機械の導入及び設備の新設をすることになり、安全祈願祭のご奉仕に伺いました。

日々稼働する工場の片隅を斎場として設え、予定通り計画通りに、支障なく事が運ぶよう祝詞を奏上しましたが、それぞれ玉串に祈りをこめてお参りをされました。

安全祈願祭

安全祈願祭

夕方は、相模中連合支部(二宮町・大磯町・平塚市・伊勢原市・秦野市)の定例宮司会が御嶽神社(秦野市平沢)で開催され、宮司・禰宜が出席いたしました。

議事では、神宮大麻頒布、式年遷宮奉賛会支部決算、神社関係者大会(11月27日)、天皇皇后両陛下御渡航行幸啓(11月30日~12月6日)安泰祈願祭、神社本庁直轄研修、国民総参宮運動、台風被害などについて協議をいたしました。

また、年末年始に向けて沢山の広報物が配られました。

いよいよ支部行事も残すところ忘年会(12月6日)のみとなりました。

年末年始の広報物など

年末年始の広報物など

頃合も良く

2013年10月31日 木曜日

早いもので今日で10月もお仕舞いです。

今朝は比々多神社菊華会の皆さんが菊を搬入して、菊の展示が始まりました。

花の様子を見ながら、少しずつご紹介をさせていただきますが、是非ともお参りの折にご覧ください。

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今日は小学校1年生が秋を探しに境内を訪れましたが、子供たちの感性で秋の雰囲気をたくさん見つけることができたのではないでしょうか。

伊勢原市観光協会パンフレット

伊勢原観光ガイド

新しい観光ガイド(伊勢原市観光協会発行)が出来上がりましたが、当社の御神木・欅(けやき)の大木が表紙に掲載されました。

ウオーキングにも適した頃合となり、お宮を訪れる人も多くなる時期です。

事務局慰労会

2013年10月30日 水曜日

昨日は雨の一日となりましたが、比々多神社菊華会の皆さんが菊小屋の準備に取り掛かってくださいました。

明日から菊の搬入が始まり、気品溢れる菊の香りに境内が包まれることになります。

鉢物や盆栽など、高貴な美しさをお楽しみください。

午前中は神奈川県神社庁において臨時協議員会が開催され、業務報告や歳入歳出の決算報告が行われました。

来る11月27日には、神職関係者大会・第62回伊勢神宮式年遷宮奉賛会神奈川県本部解散式がパシフィコ横浜で開催され、当社からも宮司以下責任役員・総代10名が参加予定です。

第62回神宮式年遷宮「参拝報告書」 当社崇敬者寄贈

第62回神宮式年遷宮「参拝報告書」 当社崇敬者寄贈

夕方、中・平塚・伊勢原連合神社総代会(二宮町・大磯町・平塚市・伊勢原市・秦野市の一部に鎮座する77社・549名の会員で組織)役員さんのご配慮により、事務局慰労会を催していただきました。

平成6年から本年の総会(7月)まで足掛け20年、7名の会長さんとともに事務局としておつとめし、多くの出会いや出来事を体験させていただきました。

来る11月18日・19日には、第40回参拝旅行(熱田神宮)が新事務局(平塚八幡宮)のもと行われます。

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榊会 総代の思い出

2013年10月29日 火曜日

昨夕、第67回榊会正式参拝を執り行い、22名の会員が参列されました。

榊会(小泉稔夫会長)は当社総代のつとめを果たした皆さんの集まりで、春秋の年2回正式参拝を行っています。

また、国府祭(こうのまち:5月5日 県無形民俗文化財)には、祭具の運搬や設営などの助勢奉仕をいただいています。

式の前に撮影

式典前に写真撮影

手水で心身を清め、日没後の静かな境内を御殿に向かって参進いたしました。

気持ち良い緊張感の中、会長を始め三ノ宮・栗原・神戸・木津根橋各役員が玉串拝礼を行いました。

直会前の会長挨拶

直会前の会長挨拶

直会(なおらい)では終始和やかに、思い出話や昨今の話題に花を咲かせ、楽しい一時を過ごされました。

境内の銀杏

境内の銀杏

お帰りには、境内の銀杏(ぎんなん)を撤下品(てっかひん)の一部としてお頒ちいたしました。

澄んだ空気の一日

2013年10月28日 月曜日

晩秋らしい澄んだ空気の穏やかな一日となりました。

土曜日に学校参観などの行事を行い、振替休日となった学校も多いようで、月曜日にもかかわらず七五三参りの家族連れが目立ちました。

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今日はお稲荷さんの竣工や工場における新設備の導入、事業所の火入れなどにあたり、諸祭儀の申込みが相次ぎました。

「産土講祭」記事 ( JAいせはら 10月号 )

「産土講祭」記事 ( JAいせはら 10月号 )

酒造神のご神徳

2013年10月27日 日曜日

台風による天候不順により、七五三参りなどを日延べしていた方もあったのではないでしょうか。

好天に恵まれた本日は、終日人出が多く、子供の節目のお祝いにそれぞれ笑顔が溢れていました。

さて、早朝より総代さんが集まり、酒祭(11月5日)前の奉仕作業が行われました。

例年、栗原(くりばら)の沢山(さわやま=三段の滝)で、お水取り神事を行うための整備作業をお願いしていますが、度重なる台風により山道の整備作業はかなり大変だった様子です。

沢山 ( 三段の滝 )

沢山 ( 三段の滝 )

『神名帳考証土代』(じんみょうちょうこうしょうどだい:伴信友著)には、

大住郡比々多神社天萬豊日命(孝徳天皇の別名)乙巳十月所祭大酒解神・小酒解神也(中略)相模ハ酒醸ナルベシ

とあり、孝徳天皇の御代(645-654)、酒解(さかとけ)の両神がおまつりされ、酒造りが行われていたことがうかがえます。

酒造神のご神徳(しんとく)により、酒類を取り扱う皆さまの商売繁昌はもとより、酒難除けのご神威(しんい)がいよいよもたらされますようお祈り申し上げます。

七五三について

2013年10月26日 土曜日

台風の影響で雨脚が強まる中、深夜の地震には一瞬ひやっとしましたが、災害もなく朝が迎えられほっといたしました。

島内全域が厳戒態勢となった伊豆大島では、避難指示・勧告が出され、島民の不安は計り知れないものがあったと思われます。

昭和天皇御製

皇太子(ひのみこ)をさし遣(つか)はして水のまがになやむ人らをなぐさめむとす

伊勢湾台風 昭和34年

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さて、雨の上がった境内には、初宮や七五三参りの家族連れが徐々に見られました。

明日は少し冷え込むようですが、七五三参りの家族連れで終日賑わいを見せることでしょう。

七五三のご祈祷は、社殿前の受付テントにおいて、随時(8:30-16:30)承っています。

スタジオ(神楽殿内)での写真撮影をご希望の方はお気軽にお尋ねください。

尚、特製の千歳飴(3本入り・350円)は授与所にご用意しています。

神社開運暦の頒布

2013年10月25日 金曜日

台風の影響により雨の一日となりましたが、秋の長雨といった感じです。

午前中は地鎮祭や稲荷祭などもありましたが、雨対応の準備で予定通りに行うことができました。

ライスセンター新築工事地鎮祭  おめでとうございます

ライスセンター新築工事地鎮祭  おめでとうございます

お宮では来週の榊会正式参拝(28日)や酒祭(11月5日)の準備を進めています。

そろそろ各種団体から忘年会の案内などが到来していますが、月暦は薄くなり、企業から新年祈祷の予約も入り始めました。

授与所にて頒布

授与所にて頒布

11月に入ると、神棚におまつりする御神札の準備に入りますが、神事の機会や生活の指針として役立てていただく「神社開運暦」がようやく届きました。

授与所にて頒布いたしますのでどうぞお求めください。

授与所の工事完成

2013年10月24日 木曜日

台風27号と28号が接近して来ました。甚大な被害に見舞われ、復旧作業もままならない伊豆大島では、新たな恐怖を覚えていることと思います。

明治生まれの気象学者・藤原咲平氏の言葉で、〝藤原の効果〟なるものがあるそうですが、2つの台風の中心が1,000㎞程度以内に近づくと相互作用により複雑な現象も起こりうるということで、今後の台風情報には注目したいと思います。

26日には、比々多小学校の創立140周年記念行事の一環として、横浜雅楽会による雅楽演奏の計画がありましたが、安全を期して取り止め(臨時休校)となりました。

前回の台風による被害もあることから、神社では境内施設の早めの対策と注意を払っています。

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さて、先週の台風を含めて雨が続いたこともあり、工事が遅れていた御神札授与所(おふだじゅよしょ)の廂(ひさし)取付工事もようやく終わりました。

大工さんのお蔭で、雰囲気を損なうことなく、立派に出来上がり本当にありがたい限りです。

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祓えに始まり祓えに終わる

2013年10月23日 水曜日

昨日、相模中連合支部(中郡大磯町・二宮町・平塚市・伊勢原市・秦野市)の研修会が平塚八幡宮で開催され、管内神職26名が参加いたしました。

昨年は、小野善一郎先生(湯島天満宮権禰宜)を講師にお迎えして「古事記のこころ」という研修会を行いましたが、今年は同講師による「大祓」(おおはらえ)研修会で、当社からも5名参加となりました。

研修会の様子

研修会の様子

英語の「GOD」を「神」と訳しましたが、これは唯一絶対神である、キリストやアッラー(アラー)のことであり、日本では祖先と訳すべきで、それは八百万の神のことでもあるという話から始まりました。

伊勢神道の根本である「神道五部書」(しんとうごぶしょ)の『造伊勢二所太神宮宝基本記』(ぞういせにしょだいじんぐうほうきほんぎ)や江戸前期の外宮祠官(げくうしかん)・度会延佳(わたらいのぶよし)や江戸中期の垂加(すいか)神道家・若林強斎(わかばやしきょうさい)の教えなどを引きながら、

「私たちの先祖は神さまだから私たちも神性が宿る」、「我欲我執(がよくがしゅう)の異心(ことごころ)で心の神さまを傷つけてはいけない」、「自我のこころを祓って神与(しんよ)の本姿(ほんし)に復する」、「祓えに始まって祓えに終わるのが神道」、といった強い信仰に基づいた熱意のこもったご講義(3時間)でした。

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「大祓詞」(おおはらえのことば)とは、当社でも夏越(6月)と年越(12月)の大祓に読み上げる祝詞(のりと)で、平安時代には親王を始め、大臣以下の百官を朱雀門(すざくもん)に集めて、半年間の穢(けが)れを祓い清めた伝統行事です。