2016年3月 のアーカイブ

卯月の予定

2016年3月31日 木曜日

開花から8日目ながら、境内の桜は未だ1~3分咲き、楽しみが先に続きます。

垂れ桜もようやく開きかかり、一気に開花が始まりそうな状況です。

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年度末となり、明日はいよいよ大祭会議を迎えます。

兼務社の例祭も2日から29日まで12社続きます。

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さて、卯月の予定をお知らせ致します。

1日(金)月次祭、大祭会議、2日(土)石座神社(秦野市鶴巻)例祭、神明社(伊勢原市白根)例祭並びに新入学児童安全祈願祭、3日(日)十二柱神社(伊勢原市伊勢原)例祭、雷電神社(伊勢原市串橋)例祭、八坂神社(平塚市入野)例祭並びに水神祭・熊野神社(平塚市千須谷)例祭、4日(月)例祭・国府祭挨拶回り、総代奉仕(提灯献灯)、新旧総代歓送迎会、7日(木)総代奉仕(俵づくり)、8日(金)第72回榊会正式参拝、9日(土)落幡神社(秦野市鶴巻南)例祭並びに地区戦没者慰霊祭、御嶽神社(伊勢原市池端)例祭、10日(日)真田神社(平塚市真田)月次祭、神明神社(伊勢原市笠窪)例祭、15日(金)月次祭、16日(土)北金目神社(平塚市北金目)例祭、神明社(伊勢原市上平間)例祭並びに地区戦没者慰霊祭、17日(日)幟立て(三ノ宮)、雪洞設営(水墨画の会)、20日(水)総代奉仕(例祭諸準備・餅つき)、21日(木)総代奉仕(神幸祭等諸準備)、例祭宵宮(動座祭)、22日(金)例祭、23日(土)幟返し、総代奉仕(例祭片付け)、27日(水)第29回まが玉祭全体会議、29日(金)日月神社(伊勢原市沼目)例祭

同慶の至り

2016年3月30日 水曜日

大安吉日の今日は、新築家祓や地鎮祭等の依頼を受けて、それぞれのご奉仕にあたりました。

「新室祭」(にいむろさい)は、神さまのご加護を以て新築工事が無事竣工したことに感謝し、喜び祝うとともに、建家(たてや)の平安堅固(へいあんけんこ)ならんことを願い、行く末長く神恩(しんおん)がもたらされるよう祈る祭儀(さいぎ)です。

古儀(こぎ)に倣(なら)えば、新屋(にいや)に神宿ると信じ、神降ろし(降神)をせずに、お供え物(神饌)を奉(たてまつ)らずに行うべきともいえますが、木造ばかりではなく、生活様式も変遷しているなど、他の祭儀のように祭壇(さいだん)を設けて執り行っています。

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何(いず)れにしても地鎮祭奉仕から此(こ)の方(かた)、工事関係者の直向(ひたむ)きな努力により、今日を迎えたことを祝う家族の喜びと笑顔は、神職の立場からも同慶の至りです。

家財道具の置かれていない家の隅々を祓い清めつつ、向栄(むくさか)を祈りました。

県外神社の参拝視察

2016年3月30日 水曜日

昨日は「相模國式内社の会」の事業で、式内社巡拝会が実施されました。

平安時代の法律書である「延喜式」(50巻)の巻9・巻10を神名帳(じんみょうちょう)といい、ここに登載されている神社を「延喜式内社」「式内社」「式社」といいます。

その数は全国で2861社・3132座で、祈年祭(としごいのまつり・きねんさい)には官幣(かんぺい)・国幣(こくへい)の奉幣(ほうべい)にあずかっていました。

相模國には十三社が掲げられ、何れも千年以上の歴史をもつ由緒ある古社です。

富知六所浅間神社

富知六所浅間神社

会の事業として県内神社の参拝視察、教養研修会の開催などを行っていますが、今年は県外神社の参拝視察として静岡県を訪れました。

富知六所浅間神社(富士市)では、雪に覆われた絶景の富士山を背景に、昨年10月に遷座したばかりの馥郁(ふくいく)たる木の香漂う神殿において、清々しく正式参拝を執り行いました。

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続いて、駿河国の総社・静岡浅間神社(静岡市)へ向かいました。

二社同殿となった神部(かんべ)神社・浅間(あさま)神社の大拝殿(国指定重要文化財)に昇殿し、各天井(ごうてんじょう)の名画を拝しながらの正式参拝でした。

静岡浅間神社 大拝殿

静岡浅間神社 大拝殿

二社同殿の御本殿(重文)回りまでご案内を賜り、荘厳な建築様式、緻密な彫刻、華やかな極彩色(ごくさいしき)を貴重にも眼前で拝むことが出来ました。

神部神社 御本殿

神部神社 御本殿

参加の神職・総代一行(12社39名)は、無事当初の目的を達成し、その後は懇親を深めながら帰路につきました。

比々多めぐり 善波・坪ノ内編

2016年3月29日 火曜日

昨日は比々多観光振興会(事務局:比々多神社)の会員研修として、比々多めぐり第5弾「善波・坪ノ内」編が開催されました。

善波・三嶋神社にて

善波・三嶋神社にて

善波地区では、太郎の力石、導水トンネル、埋もれ木(神代杉:市指定天然記念物)、夜泣き石、馬頭観音などを訪れながら、矢倉沢往還を歩きました。

妙寶山・勝興寺(曹洞宗)では本堂に上がって、御本尊(薬師如来坐像:市重文)を拝し、三嶋神社にお参りしました。

片栗

片栗

坪ノ内地区では、江戸末期の画家・近藤如水(じょすい)の墓所に参り、大乗山・養国院(曹洞宗)、同境内の痢病尊(りびょうそん)で住職の説明を受けました。

続いて、八幡神社を参詣し、厳松山・長福寺(真言宗高野山派)では、近藤如水の天井画を拝観し、若宮山・福昌院(曹洞宗)でも住職から説明を受けました。

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お蔭様で、66名の参加を得て、社寺や史跡を訪れ自然を楽しみつつ、地域の魅力を再発見する機会となりました。

兼務社の調査

2016年3月28日 月曜日

昨日は平塚市史の編纂に伴う調査のため、兼務社を訪れました。

多くの寺院とは異なり、神社は全国的に兼任するところが非常に多く、当社でも23社を兼ねて所管しています。

南金目神社

南金目神社

普段は、兼務社の護持運営管理を氏子総代の方々に委ね、祭儀の折に奉仕で出向くのが概ねです。

南金目神社(平塚市南金目)と北金目神社(平塚市北金目)に参り、境内の摂末社(せつまっしゃ)や石碑、その他施設の状況を具(つぶさ)に確認する機会となりました。

北金目神社

北金目神社

両社とも境内全域の清掃管理が行き渡っていて、樹木の手入れなども入り、とても清々しい気持ちを持つとともに、氏子の方々の普段の行いに敬意と感謝の念を抱きました。

膨らむ希望

2016年3月27日 日曜日

昨日から伊勢原駅にロマンスカーが停車することになりました。

遠方からの観光客を市内に運び、大山を中心に観光振興にも力が入るところです。

マンスリーウォーキング

マンスリーウォーキング

花見には少し早いものの、日曜日とあって多くの人出がありました。

新年度や行楽を前にして新車の交通安全祈願祭、また新天地で仕事を始める方が渡航安全・身体健全などのご祈願でお見えになりました。

車両の清祓

車両の清祓

新たな始まりに、膨らむ希望や期待を感じる一日でした。

別れの季節

2016年3月26日 土曜日

春分の次候で「桜始開」(さくらはじめてひらく)という時期ですが、寒の戻りで桜もゆっくり、開花しているのはまだ2本だけです。

神池ではカモが産卵の時期を迎えました。

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昨日は市内の小・中学校では修了式、近くの大学では学位授与式(卒業式)が行われました。

定年退職や職場の異動など、寂しい別れの季節を迎えています。

埋葬祭

埋葬祭

咲く花あれば、散る花もあり。

一昨日・昨日は神葬祭、今日は五十日祭並びに埋葬祭のご奉仕がありました。

大神は哀れみ給ひ彼方より御手を伸ばして迎へましけり 貞明皇后御歌

花冷えの一日

2016年3月24日 木曜日

弱い雨ながら、花冷えの一日でした。

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夕方、ようやく陽が差してきたので、桜の様子を見に境内をぐるっと一周しました。

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今晩は年度末最後の総代会議です。

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開花と囀り

2016年3月23日 水曜日

彼岸明けの今日は気温がぐんぐん上がり、とても過ごしやすい一日となりました。

各地の開花ラッシュと同様、「下谷戸縄文遺跡」の桜が今年も一番に咲き、当社でも開花宣言です。

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撮影は叶いませんでしたが、鶯(うぐいす)が美声で囀(さえず)り、小啄木鳥(こげら)は「ギーギー」と声を上げながら木を叩き、雉(きじ)の「ケンケン」という甲高い声が境内に轟(とどろ)く一日でした。また、鴨(かも)も神池を飛び出して活発に動いていました。

囀の高まり終り静まりぬ

虚子

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麗(うら)らかな春の日に誘われるかのように、若い二人が結婚式の申込みでお参りになりました。

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年度末の資料

2016年3月22日 火曜日

各地から続々と桜の開花情報が入ってきますが、週末は冷え込みが強くなりそうな予報です。

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、冬物をしまうのはまだ先となりそうです。

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年度末を迎え、今日は責任役員さんが集まり、会計整理に明け暮れました。

4月1日には恒例の大祭会議を控えているため、様々な資料準備に追われる昨日今日です。

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