2018年6月 のアーカイブ

正式参拝

2018年6月24日 日曜日

去る6月21日(土)・22日(日)の両日、相模國府祭の類社(るいしゃ)有志による参拝旅行で宮城県を訪問し、県内を代表する竹駒神社金華山黄金山神社志波彦神社鹽竈神社において正式参拝(昇殿参拝)するとともに、県内各社を巡拝しました。また、東日本大震災の津波被害により全壊となった神社の再建の様子等を視察することが出来ました。

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正式参拝というと、御神前に幣帛料(へいはくりょう)を奉(たてまつ)り、神職によるお祓いを受けた後に玉串拝礼を行います。

神社により神楽(かぐら)や祭祀舞(さいしまい)の奉奏(ほうそう)が執り行われる場合もあります。

通常の参拝では、社殿の外からとなりますので、拝殿(はいでん)や幣殿(へいでん)、本殿等の様子を窺い知ることはなかなかできません。

何より、神さまのお近くで拝礼することにより、心安らかに、そして清らかな気持ちになります。

また、神職より詳細な説明を受けることにより、由緒や歴史、祭礼、社殿建築、その他の特色や地域の事を学ぶことが出来ます。

当社でも正式参拝は随時承っています。

事前に日時、団体名、人数等を御連絡頂くだけで構いません。

今なお大切に

2018年6月23日 土曜日

当社で神前結婚式を執り行い、安産祈願、初宮参りと人生儀礼を行われたお宅へ、本日は建築儀礼の始まりとなる地鎮祭の御奉仕で伺いました。

これらの儀式は、私たちの暮らしとともにある民間のまつりで、生活様式が様変わりする中において、今なお大切にされているものといえます。

安産祈願「斎肌帯」

斎肌帯

午後には雨が降り出しましたが、今月2番目の戌の日にあたり、安産祈願の御祈祷(ごきとう)が続きました。

命を授かるという意味において、妊娠・出産は気遣いが必要となる重要な産育(さんいく)です。

不安を安定へと導き、出産という未知の困難を和らげるため、人知(じんち)の及ばないところに神さまの御加護が必要なのです。

疫病除け

2018年6月21日 木曜日

昨日は本降りの一日となりましたが、「茅の輪くぐり神事」の茅の輪を作りました。

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今年も青々とした茅を用いて、とても立派な茅の輪が出来上がりました。

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当社には古くより疫病(えきびょう)除けの信仰があり、『新編相模風土記稿』によれば、「疫病が流行った時に木綿の幟(のぼり)を奉納し、これを家に建て置くと必ずその難を逃れる」とあります。

茅の輪神事は全国の神社で古くから行われているものですが、暑い夏を迎えるにあたり、その厄災を祓い、穏やかな気持ちでお過ごし下さい。

雨の道祖神

2018年6月20日 水曜日

午前中は強い雨が降りましたが、予定通りに出張祭典の御奉仕がありました。

市内では広域幹線道路の大規模な工事が行われていますが、それに伴う道路改良工事も進められています。

三ノ宮地内に鎮まる道祖神(どうそじん)の仮移転に伴い、雨の中で祝詞を上げました。

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「社は森深く鎮まるがゆえに尊く、神の依代(よりしろ)は花木なるがゆえに清らかで、路傍(ろぼう)の道祖神は苔(こけ)むすからいとおしい」(『神道』薗田稔編)というような私たちのもつ神観念でしょうか。

県の担当者、工事関係者、地域に住む方々の御参列のもと、心穏やかに安全を祈りました。

茅刈り

2018年6月19日 火曜日

神社では夏越大祓(なごしのおおはらえ:6月30日)に向けて準備を進めています。

半年の間に知らず知らずに積もった罪や穢(けが)れを祓い除き、心身の蘇(よみがえ)りを祈るのが大祓です。

授与所では季節限定頒布の「茅輪守」(ちのわまもり)を授与しています。

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本日は梅雨期の天候を読みながら、茅場(かやば)で茅を刈りました。

背丈も高く、青々とした良い茅を刈ることが出来ました。

今年も古き良き風習に倣(なら)い「茅の輪神事」を執り行います。

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お見舞い申し上げます

2018年6月18日 月曜日

本日の午前7時58分頃、大阪府北部を震源とする地震が起こり、尊い命が失われました。

慎んでお悔やみ申し上げるとともに、罹災(りさい)に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

また、被災地ではガスの供給停止や断水が続き、早期復旧を願うところです。

神社には古い建物や玉垣・燈籠等、倒壊の恐れがある建造物もあるため、あらためて関係箇所の点検を行う必要があります。

第56回崇敬者祭

2018年6月17日 日曜日

お蔭様で、梅雨の合間の晴れに恵まれ、第56回崇敬者祭を執り行いました。

本当にありがたく、正月三箇日から本日に至るまで、今年は恒例の祭事は全て雨に降られることなく、穏やかにお仕えすることが出来ました。

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御神前には崇敬会員が各自お酒を奉(たてまつ)り、横山の如く花鉢をお供えしました。

また、参列者一同が玉串を奉って拝礼しました。

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式後は参集殿に移り、一通りの御挨拶を賜った後、昨年同様に「神社と神さまの基礎知識 その2」と題して禰宜による小一時間の講話を行いました。

神道と世界宗教を比較した上で、神話や古典を引き合いに、神道や日本人の有り様について、また明年の御代替りを前に皇室に関わる話にも触れ、神社理解の一端とさせて頂きました。

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初物の献備品

2018年6月16日 土曜日

昨日は月の折り返しの月次祭(つきなみさい)、半年の折り返しももうすぐです。

午後には中・平塚・伊勢原連合神社総代会理事会が平塚八幡宮において開催され、総会(7月19日)に向けて事業報告、決算報告、事業計画案、予算案等の審議が行われました。

また、今秋実施する参拝旅行の日程や方面、来春の研修会日程などが決まりました。

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このところ梅雨寒(つゆざむ)の天候が続いていますが、今月に入ってから青梅や玉蜀黍(とうもろこし)等の神前奉納があり、神さまに初物の献備品をお召し上がり頂いています。

はっきりとしない天候でしたが、今日は茨城県水戸市から歴訪会の御一行37名がバスでお参りになりました。

明日は第56回崇敬者祭ですが、予報では梅雨晴れとなりそうです。

社頭講話研修会

2018年6月15日 金曜日

昨夕は神奈川県神社庁相模中連合支部(中郡二宮町、同大磯町、平塚市、伊勢原市、秦野市管内)の社頭講話研修会が大磯の地で開催され、当社から宮司以下禰宜、権禰宜2名が参加しました。

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初めに瀬戸神社(横浜市金沢区瀬戸)宮司さまから、明年に控える御代(みよ)替りについて、神社本庁調査部での経験則を交えながらお話を賜りました。

憲政史上初めてとなる御譲位(ごじょうい)ですが、約200年前の光格天皇の先例について触れつつ、多くの資料をもとに貴重な機会を得ることが出来ました。

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続いて、各社の若手神職7名による5分間の社頭講話が行われました。

氏子・崇敬者を対象にした講話内容ですが、同職の前で話すこともあり、良い緊張感を保ちながら自己研鑽の場となったようです。

また、聞く側にとってもそれぞれ新たな気づきがあったようで、充実した研修会となりました。

花鳥風月の中

2018年6月14日 木曜日

一昨日は総代奉仕による草刈り作業が行われました。

この時期はあっという間に草木が伸びますが、第56回崇敬者祭(6月17日)を前に、神社周辺がとても綺麗になりました。

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さて、今日は枝の伐採にあたり、2件で清祓の依頼がありました。

『古事記』や『日本書紀』(記紀)には多くの神々が登場しますが、古来日本人の神は花鳥風月(かちょうふうげつ)の中にあったともいえます。

花鳥風月は日本人の生活風土であり、生活に近い自然に存在するものです。

それ故に、山裾や浜辺に鳥居を立てたり、森の木や海の岩礁に注連縄を張って、自然を霊的な神の世界としてきました。

そうした日本人の神聖感覚により、こうしたお祓いが成り立っていることをお話して、工事の安全無事を祈り上げました。