2009年12月 のアーカイブ

大晦日

2009年12月31日 木曜日

1年の最終日、大晦日を迎えました。神奈川では一般的に「おおみそか」と言いますが、地方によっては「おおつごもり」とか「としとり」、「としのばん」などと言うようです。

年越蕎麦(三十日蕎麦)を食べてのんびり、、、と言いたいところですが、お蔭様で祠職の宿命で、慌ただしい一日となりました。

氏子の皆様からの神前奉納

氏子の皆様からの神前奉納

今年も1年、無事であったことが何よりです。感謝いたします。
初詣の参拝者を迎える前に巫女奉仕者の正式参拝(お清めのお祓い)

初詣の参拝者を迎える前に巫女奉仕者の正式参拝(お清めのお祓い 12/31 22:30)

授与品の準備も整いました

2009年12月30日 水曜日

新年の参拝をすまされた後に、立ち寄っていただくのが授与所です。御守、御神札、おみくじ、熊手、、などなど。

本日は、準備の整った授与品の内、縁起物の一部をご紹介いたします。

上から昇運天(六角)・破魔矢・鏑矢

上から昇運天(六角)・破魔矢・鏑矢

干支絵馬・干支かわらけ

干支絵馬・干支かわらけ

干支土鈴(4種)

干支土鈴(4種)

根付守(各種)

根付守(各種)

また、マンションや団地などの住宅事情により、神棚のおまつりができない方の為に、簡易神棚をご紹介する掲示を準備いたしました。

簡易神棚(一部)と御神札立て

簡易神棚(一部)と御神札立て

今年は、簡易式の御神札立て(大・小)を準備いたしました。お受けいただいた御神札を溝に差し込むだけで、粗末にならないように御神札をおまつりすることができます。

鈴緒のように心をより合わせて

2009年12月29日 火曜日

今年も荻山造園さんの車をお借りして、ご神前の鈴緒5本を掛け替えました。その後、宮鐘の掛緒も新しく掛け替えました。

鈴緒は毎年新たな思いを込めて長くより合わせてつくります

鈴緒は、毎年新たな思いを込めて、長くより合わせてつくります。清々しい音色の鈴も付け替えます。

 

当社の宮鐘は、戦争で一旦供出されましたが、氏子崇敬者の安全と幸福を願い、人間国宝の香取秀真(かとりほつま)氏に制作を依頼し、昭和25年に完成しました。今でも祭典の参進の折りには、打ち鳴らされ氏子中に響いています。

当社の宮鐘は、戦争で一旦供出されましたが、氏子崇敬者の安全と幸福を願い、人間国宝の香取秀真(かとりほつま)氏に制作を依頼し、昭和25年に完成しました。今でも祭典の参進時に、総代が打ち鳴らしその音が氏子中に響いています。

また、お賽銭箱もお正月用の大きなものに入れ替えました。

昨年新調されたお賽銭箱

昨年新調されたお賽銭箱

式内社の研究

2009年12月28日 月曜日

今日は、一之宮・寒川神社の加藤さんが、京大・鎌田教授、京都造形芸術大学・原田教授、千葉商科大学・五反田准教授をお連れになって、式内社の研究をされました。

(式内社についてはこちら→ http://www.hibita.jp/hibita/13sha.shtml )

ご祭神や神社の歴史、宝物殿のご案内、下谷戸縄文遺跡環状列石(しもやとじょうもんいせきかんじょうれっせき)及住居跡のご案内をいたしました。

下谷戸環状列石(大場磐雄博士 提供)

下谷戸環状列石(大場磐雄博士 提供)

 

下谷戸縄文遺跡・住居跡(大場磐雄博士 提供)

下谷戸縄文遺跡・住居跡(大場磐雄博士 提供)

 (郷土の宝物についてはこちら→ http://www.hibita.jp/museum/ )

最後に元宮まで上がり、相模国を一望できる眺望に感動された様子でした。そして、古代の地勢などに思いを巡らされていました。

元宮から横浜を望む

元宮から横浜を望む

 今日は横浜、江ノ島がよく見えました。

参拝の折りに、是非とも元宮まで上がってみてください。(徒歩5~7分ほど)

相模国を治めた国造の気持ちになれるかもしれません、、、。

初詣は氏神さまから

2009年12月27日 日曜日
身近な神さまに願いを込めて、、、

身近な神さまに願いを込めて、、、

古くは「氏神」(うじがみ)というと、一族の守り神のことをいいましたが、今では地域の守り神のことをいいます。

安産や学業成就、商売繁盛など、ご利益のある神社にお参りすることはとても大切なことですが、まずはもっとも身近な氏神さまにお参りいたしましょう。
もちろんですが、家庭の神棚に家族揃ってお参りしましょう。
神棚のお神札も氏神さまから

神棚のお神札も氏神さまから受けます

 
『伊勢原タイム』掲載    新年のお参りは氏神さま・ご先祖さまから
『伊勢原タイム』掲載                  新年のお参りは氏神さま・ご先祖さまから
広告掲載の所管神社(22社:伊勢原市・秦野市・平塚市)についてはこちらから。

年神さま

2009年12月26日 土曜日
鏡餅は年神さまのお供えもの

鏡餅は年神さまのお供えもの

新しい年をお祝いするお正月は、古くはご祖先さまをお迎えしておまつりする行事でした。

門松は祖先の霊と考えられている“年神さま”(歳神さま)が降りてくる依代(よりしろ)として飾るものです。

また、年神さまは稲の霊とも言われています。稲(お米)と同じように、一年一年毎年生まれ変わることに生命のよみがえりがあります。

お正月の準備として、神棚をお掃除して注連飾り(しめかざり)を新しくします。そして氏神さまからいただいた神宮大麻(じんぐうたいま=お伊勢さまのお神札)と氏神さまのお神札を納めます。

一夜飾りにならないように、30日までに準備をいたしましょう。

正月支度に大童

2009年12月25日 金曜日

残すところあと7日。“猫の手も借りたい”とは、まさしく今の状況です。境内も正月支度に大童(おおわらわ)です。

青竹を伐り出して、其処彼処(そこかしこ)で新しく設えました。

おみくじ結所を設営

おみくじ結所を設営

幟竿(のぼりざお)を交換

幟竿(のぼりざお)を交換

手水の柄杓受けを新調

手水の柄杓受けを新調

巫女さん“いろは体験”

2009年12月24日 木曜日

昨日は、お正月の巫女奉仕者に集まっていただき、巫女奉仕のいろはを勉強(体験)していただきました。

参拝作法の仕方 二拝二拍手一拝(にはい にはくしゅ いっぱい)

参拝作法 二拝二拍手一拝(にはいにはくしゅいっぱい)

手水舎(てみずや)で作法の勉強

手水舎(てみずや)で作法の勉強

御札・御神札について説明

御守・御神札について説明

内容の多くが、躾(しつけ)教室となりましたが、みんなとても真剣に取り組み、よく学んでいただきました。お正月は寒い中でのご奉仕ですが、明るく清々しく頑張ってください。

天皇誕生日

2009年12月23日 水曜日

本日は天皇陛下の76回目のお誕生日でした。今年はご結婚50年、ご即位20年のお祝い行事があったこともあり、ご体調を配慮して記者会見が行われませんでしたが、ご感想を文書で公表されました。

その内容は、我が国の経済不況の事、そしてそのことにより住まいを失った方々に心を痛められ、またインフルエンザを案じられたり、豪雨や台風などの自然災害により罹災された人たちをご心配されるなどのものでした。

常に国民の幸せを願われる陛下の大御心(おおみごころ)にあらためて感謝することが、私たちのできる一番の真心だと感じました。

来年は神奈川県で植樹祭が開催されます。昭和天皇には、悠久(ゆうきゅう)の昔から豊かな美しい緑に恵まれた、我が国の更なる発展を願われ、全国津々浦々で多くの樹木をお手植えされました。その美風を継承されて、両陛下にはご来県され、お手植え遊ばされます。(南足柄市で植樹祭・秦野市で式典が予定されています。)

是非とも多くの方々に、そのお姿をご覧いただき、常に国民とともに歩まれる大御心に触れていただきたいと思います。

天皇陛下万歳!

あべまりあ画

あべまりあ画

狛犬ならぬ“寅の石像”到来!

2009年12月22日 火曜日

来年の十二支“寅”の石像【一対】が御目見しました。

三ノ宮で杉山土建を営む杉山茂様のご奉納です。

 午(うま)年から始まり、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)、子(ね)、
丑(うし)、寅(とら)まで辿り着きました。
宮司と杉山茂氏

宮司と杉山茂氏

寅の親子

寅の親子

参拝の折には、是非とも“撫(な)でて”ください。きっと幸運がもたらされると思います。