1年の最終日、大晦日を迎えました。神奈川では一般的に「おおみそか」と言いますが、地方によっては「おおつごもり」とか「としとり」、「としのばん」などと言うようです。
年越蕎麦(三十日蕎麦)を食べてのんびり、、、と言いたいところですが、お蔭様で祠職の宿命で、慌ただしい一日となりました。
1年の最終日、大晦日を迎えました。神奈川では一般的に「おおみそか」と言いますが、地方によっては「おおつごもり」とか「としとり」、「としのばん」などと言うようです。
年越蕎麦(三十日蕎麦)を食べてのんびり、、、と言いたいところですが、お蔭様で祠職の宿命で、慌ただしい一日となりました。
新年の参拝をすまされた後に、立ち寄っていただくのが授与所です。御守、御神札、おみくじ、熊手、、などなど。
本日は、準備の整った授与品の内、縁起物の一部をご紹介いたします。
また、マンションや団地などの住宅事情により、神棚のおまつりができない方の為に、簡易神棚をご紹介する掲示を準備いたしました。
今年は、簡易式の御神札立て(大・小)を準備いたしました。お受けいただいた御神札を溝に差し込むだけで、粗末にならないように御神札をおまつりすることができます。
今年も荻山造園さんの車をお借りして、ご神前の鈴緒5本を掛け替えました。その後、宮鐘の掛緒も新しく掛け替えました。
また、お賽銭箱もお正月用の大きなものに入れ替えました。
今日は、一之宮・寒川神社の加藤さんが、京大・鎌田教授、京都造形芸術大学・原田教授、千葉商科大学・五反田准教授をお連れになって、式内社の研究をされました。
(式内社についてはこちら→ http://www.hibita.jp/hibita/13sha.shtml )
ご祭神や神社の歴史、宝物殿のご案内、下谷戸縄文遺跡環状列石(しもやとじょうもんいせきかんじょうれっせき)及住居跡のご案内をいたしました。
(郷土の宝物についてはこちら→ http://www.hibita.jp/museum/ )
最後に元宮まで上がり、相模国を一望できる眺望に感動された様子でした。そして、古代の地勢などに思いを巡らされていました。
今日は横浜、江ノ島がよく見えました。
参拝の折りに、是非とも元宮まで上がってみてください。(徒歩5~7分ほど)
相模国を治めた国造の気持ちになれるかもしれません、、、。
古くは「氏神」(うじがみ)というと、一族の守り神のことをいいましたが、今では地域の守り神のことをいいます。
新しい年をお祝いするお正月は、古くはご祖先さまをお迎えしておまつりする行事でした。
門松は祖先の霊と考えられている“年神さま”(歳神さま)が降りてくる依代(よりしろ)として飾るものです。
また、年神さまは稲の霊とも言われています。稲(お米)と同じように、一年一年毎年生まれ変わることに生命のよみがえりがあります。
お正月の準備として、神棚をお掃除して注連飾り(しめかざり)を新しくします。そして氏神さまからいただいた神宮大麻(じんぐうたいま=お伊勢さまのお神札)と氏神さまのお神札を納めます。
一夜飾りにならないように、30日までに準備をいたしましょう。
残すところあと7日。“猫の手も借りたい”とは、まさしく今の状況です。境内も正月支度に大童(おおわらわ)です。
青竹を伐り出して、其処彼処(そこかしこ)で新しく設えました。
昨日は、お正月の巫女奉仕者に集まっていただき、巫女奉仕のいろはを勉強(体験)していただきました。
本日は天皇陛下の76回目のお誕生日でした。今年はご結婚50年、ご即位20年のお祝い行事があったこともあり、ご体調を配慮して記者会見が行われませんでしたが、ご感想を文書で公表されました。
その内容は、我が国の経済不況の事、そしてそのことにより住まいを失った方々に心を痛められ、またインフルエンザを案じられたり、豪雨や台風などの自然災害により罹災された人たちをご心配されるなどのものでした。
常に国民の幸せを願われる陛下の大御心(おおみごころ)にあらためて感謝することが、私たちのできる一番の真心だと感じました。
来年は神奈川県で植樹祭が開催されます。昭和天皇には、悠久(ゆうきゅう)の昔から豊かな美しい緑に恵まれた、我が国の更なる発展を願われ、全国津々浦々で多くの樹木をお手植えされました。その美風を継承されて、両陛下にはご来県され、お手植え遊ばされます。(南足柄市で植樹祭・秦野市で式典が予定されています。)
是非とも多くの方々に、そのお姿をご覧いただき、常に国民とともに歩まれる大御心に触れていただきたいと思います。
天皇陛下万歳!
来年の十二支“寅”の石像【一対】が御目見しました。
三ノ宮で杉山土建を営む杉山茂様のご奉納です。