霜月も終わり、月暦も残り1枚となります。
年末年始に向けた準備もいよいよ佳境を迎えます。
さて、昨日は事務所開設にあたり神事を執り行うとともに、神棚を奉斎(ほうさい)して、日々の社業の安全と繁栄を祈りました。
新年にも皆様でお参り頂くようご案内してお宮に戻りました。
各ご家庭のみならず、会社の神棚も毎年新しい御神札(おふだ)をおまつりすることが大切です。
霜月も終わり、月暦も残り1枚となります。
年末年始に向けた準備もいよいよ佳境を迎えます。
さて、昨日は事務所開設にあたり神事を執り行うとともに、神棚を奉斎(ほうさい)して、日々の社業の安全と繁栄を祈りました。
新年にも皆様でお参り頂くようご案内してお宮に戻りました。
各ご家庭のみならず、会社の神棚も毎年新しい御神札(おふだ)をおまつりすることが大切です。
昨日は「~御大典奉祝~第14回神奈川県神社庁神職大会」が開催され、当社から2名が参加、県内神職関係者等約150名が箱根湯本の地に集いました。
今回は御大礼(ごたいれい)の重儀と期を同じくして開催となったことにより、大嘗祭についての知見を広め、教養を深めるための趣旨となりました。
基調講演として、京都産業大学名誉教授・ 所功(ところいさお)先生には「令和御大礼の成果と今後の課題」、國學院大學名誉教授・岡田荘司(おかだしょうじ)先生からは「令和の大嘗祭について」という演題のお話を承りました。
続いて、3人の神職から関東大震災後の御大典復興事業や各神社における奉祝事業の取り組みについての事例発表があり、とても示唆に富み意識を高める内容に、思いを新たにした次第です。
昨日、神奈川県神社庁相模中連合支部主催「大嘗宮(だいじょうきゅう)参観と御創立150年靖國神社参拝と日本オリンピックセンタ-見学」研修が開催され、当支部のみならず、他支部も含めて17名の神職が参加しました。
生憎(あいにく)の寒さと雨の中でしたが、大嘗宮の一般公開は12月8日までということもあり、皇居前広場には多くのバスが連なり、皇居東御苑(こうきょひがしぎょえん)へ進む人の列が出来ていました。
一世に一度のことなので、多くの国民の関心が寄せられていることにあらためて驚きました。
大嘗祭(だいじょうさい)が行われた大嘗宮は、天皇陛下による主要な儀式の執り行われた悠基殿(ゆきでん)と主基殿(すきでん)が対となり、天皇皇后両陛下がお召替(めしか)えをなさった廻立殿(かいりゅうでん)、皇后陛下が拝礼のためお出ましになった帳殿(ちょうでん)、神饌(しんせん)を調理した膳屋(かしわや)等、多くの建物が伝統に基づいて配置されていますが、皮付き丸太で簡素な造りとなっています。
前回までとは異なり、屋根が茅葺(かやぶ)きから板葺(いたぶ)きに変わり、日本の伝統や技術、文化が残されなかったことに寂しさを感じました。
大嘗宮拝観後は、御創立150年を迎えた靖國神社で正式参拝を行いました。
昼食後には日本オリンピックミュージアムを見学し、充実した内容に満足して帰路に着きました。
去る11月24日(日)、「天皇陛下御即位奉祝の集い」(共催:天皇陛下御即位奉祝神奈川県委員会・武道祭2020実行委員会)が神奈川県民ホールで開催され、700名以上の県内神社関係者が参加し、当社及び所管神社からも20名が参加しました。
第1部奉祝式典は、舞楽(ぶがく)「延喜楽」(えんぎらく)の演奏で始まり、陸上自衛隊による国旗入場、国歌斉唱が行われました。
県知事や県議会議長、国会議員、有識者等が交々(こもごも)奉祝の言葉を述べられ、祝電が披露されました。
続いて、「第126代天皇陛下御即位をお祝いして」というDVDが上映され、奉祝の意をあらたにする中で、会場が一体となって聖寿万歳(せいじゅばんざい)を三唱しました。
結びに、奉祝の和太鼓演奏が披露され、弓道・剣道・相撲道・なぎなた・銃剣道・柔道・合気道・日本拳法・スポーツチャンバラ・少林寺拳法・空手道による第2部武道祭へと移りました。
そして、第3部は奉祝神輿パレードが山下公園内で行われ、国旗小旗を手にする沿道の人たちに迎えられ、4基の神輿が威勢良く進みました。
例年であれば「新穀勤労感謝祭」(しんこくきんろうかんしゃさい)の祭典日にあたりますが、本年は大嘗祭奉祝祭(だいじょうさいほうしゅくさい:11月15日)にその意を踏まえて執り行ったことから、兼務社の祭事に充(あ)てることができました。
午前中は落幡神社(秦野市鶴巻南)、午後は石座神社(秦野市鶴巻)において「大嘗祭奉祝祭」「神宮大麻頒布式」を執り行いました。
今般の大嘗祭では、庭積机代物(にわづみのつくえしろもの)といって、各都道府県から選ばれた特産品が大嘗宮(だいじょうきゅう)に供納(きょうのう)されましたが、秦野市から落花生が選ばれたこともあり、祭典後の直会(なおらい)はその話でもちきりとなりました。
天皇皇后両陛下には、国事行為である「即位の礼」、そして御一代(ごいちだい)一度の「大嘗祭」を終えたことをお告げになる「親謁の儀」(しんえつのぎ)を昨日は外宮、本日は内宮において臨まれました。
「神宮大麻頒布式」(じんぐうたいまはんぷしき)は伊勢の神宮を遙拝(ようはい)して執り行うことから、そのことにも話が及んだ次第です。
この度、第46回中・平塚・伊勢原連合神社総代会参拝研修旅行「福島 開成山大神宮・伊佐須美神社と会津東山温泉の旅」(11月20日・21日)が開催されました。
管内から22社98名(当社8名・兼務社5社16名)が参加し、バス3台で岩代国(いわしろのくに)を旅しました。
初日は、神宮の御分霊(ごぶんれい)を奉斎(ほうさい)し、東北のお伊勢さまとして慕われる開成山大神宮に参り、旅路の安全を願いつつ正式参拝を執り行いました。
禰宜(ねぎ)さんより郡山(こおりやま)の安積(あさか)開拓、安積疎水(あさかそすい)の大事業との関わり等についてお話を伺いました。
その後、南に猪苗代湖(いなわしろこ)、北に磐梯山(ばんだいさん)を望む野口英世記念館を訪れ、生い立ちや細菌学者としての研究、何よりその為人(ひととなり)について学びました。
肌を刺すような寒風でしたが、会津若松東山温泉の湯に浸(つ)かって旅の疲れを癒やし、恒例の大宴会で参加者同士親睦を深めました。
2日目は、白虎隊(びゃっこたい)自刃(じじん)の地である飯盛山(いいもりやま)のさざえ堂(国指定重要文化財)を見学しました。
そして、陸奥国(むつのくに)二宮・岩代国一宮の伊佐須美神社に参りました。(正式参拝)
宮司さんからは、御祭神(ごさいじん)と会津の地名の謂(いわ)れ、歴代藩侯(はんこう)の篤い信仰、御田植祭(おたうえさい:国重要無形民俗文化財)の神事について、ご丁寧に説明を受けました。
その後、国の史跡・鶴ヶ城(つるがじょう:若松城)、会津西街道のかつての宿場(しゅくば)で茅葺(かやぶき)屋根の民家が建ち並ぶ大内宿(おおうちじゅく)を訪れました。
参拝研修に相応しい内容の旅行となり、宿や車内も和気藹々(わきあいあい)とした雰囲気に包まれた2日間でした。
年末が近づき、神棚にお祀(まつ)りする新年の御神札(おふだ)準備も整ってきました。
当社を含めて、兼務社(25社)の御神札一式(お伊勢さま、氏神さま、歳神さま、荒神さま)も取り揃えておりますので、お受けになる方はお宮へお越し下さい。
さて、本日は稲荷社の合祀(ごうし)にあたり、遷座(せんざ)の奉告祭(ほうこくさい)をご奉仕しました。
地区の共有地に鎮座するお稲荷さんですが、毎年頭屋(とうや)が年番を担い紡(つむ)いできた伝統でしたが、少子高齢化や代替わり、共有地問題など、様々な要因が生じた結果、数年来相談が重ねられました。
幸いにして、敬神家(けいしんか)のお宅の邸内祠(ていないし)に合祀することが決まり、事の内容を神さまにご奉告し、これまでの感謝と今後の更なるご加護を祈り上げました。
今年も企業からの新年祈祷(しんねんきとう)の問い合わせや申込みが始まりました。
令和2年は1月4日が土曜日、5日が日曜日にあたることから、6日の月曜日が官公庁御用始めとなります。
従いまして、企業・団体の参拝は6日に集中するとみられます。
個人祈祷とは異なり、企業・団体の昇殿祈祷に関しましては、日時、企業名、願意、人数、初穂料等を事前にお知らせ頂ければ、申込書や御神札(おふだ)、受領證等の準備が整う為、お待たせする時間も少なくなります。
さて、本日は開発・製造・販売を営む会社からの依頼で、倉庫設置にあたり方位除(ほういよ)けのお祓いに伺いました。
設置場所が裏鬼門(うらきもん)にあたることから、方位磁石で調べ、中心をなるべくずらせる位置への設置をお進めしました。
一般的には、盛り塩(もりじお)をしたり、柊(ひいらぎ)や南天(なんてん)を植樹するといったこともみられます。
15日の七五三を過ぎたものの、昨日今日と晴れ着を身にまとった子供たちが、ご家族とともに大勢お参りになりました。
授与所で準備している千歳飴(ちとせあめ:県内特製)も残り少なくなっています。
さて、今月来月と約1ヶ月半にわたり、兼務社の祭事が週末毎に続きます。
本日の午前は北金目神社(平塚市北金目)、午後は八幡神社(伊勢原市坪ノ内)で大嘗祭奉祝祭(だいじょうさいほうしゅくさい)並びに神宮大麻頒布始祭(じんぐうたいまはんぷはじめさい)をお仕えしました。
北金目神社では、綯(な)い上げたばかりの大きな注連縄(しめなわ)をくぐり、清々(すがすが)しい御奉仕となりました。
また、八幡神社では記念事業として由緒板(ゆいしょばん)を作り直し、参拝者にも理解が深まることと思います。
室町時代の公卿(くぎょう)一条兼良(いちじょうかねら・かねよし)は、〝大嘗祭(だいじょうさい)は神代(かみよ)の風儀(ふうぎ)をうつす〟と表現しましたが、皇室祭祀(こうしつさいし)の中でも、古来もっとも重要とされてきた御一代一度の大嘗祭が、大嘗宮(だいじょうきゅう)において昨夕から本日の暁(あかつき)にかけて粛々と執り行われました。
天皇陛下には「悠紀殿」(ゆきでん)「主基殿」(すきでん)において、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を始め、神々に米・粟(あわ)、白酒(しろき)・黒酒(くろき)などの神饌(しんせん)をお供えになり、御親(おんみづか)らお召し上がりになりました。
神代から続く「国安かれ、民安かれ」という天皇の祈り、その大御心(おおみごころ)に、天皇と民の絆が保たれてきました。
当社ではこれまで、「天皇陛下御譲位御安泰祈願祭」(てんのうへいかごじょういごあんたいきがんさい:4月30日)「践祚改元奉告祭」(せんそかいげんほうこくさい:5月1日)「即位礼当日奉祝祭」(そくいれいとうじつほうしゅくさい:10月22日)他、臨時祭等を御奉仕してきました。
本日は神社本庁からの本庁幣(ほんちょうへい)を奉(たてまつ)り「大嘗祭当日奉祝祭」(だいじょうさいとうじつほうしゅくさい)を大祭式として斎行(さいこう)しました。
また、例年執り行う「新穀勤労感謝祭」(しんこくきんろうかんしゃさい)の意義も踏まえて、氏子幣(うじこへい)をお供えし、大総代が祈願詞(きがんし)を奏上しました。
御神前には、比々多地区の内外から寄せられた初穂(はつほ)や野菜、果物等が横山の如く積み上げられ、実りへの感謝の真心が捧げられました。