2021年5月 のアーカイブ

今月の人出

2021年5月31日 月曜日

5月も今日でお仕舞いとなりますが、大安吉日で企業の参拝や初宮詣、安産祈願等がありました。

当地は新型コロナウイルスによる蔓延防止等重点措置(6月20日まで)の対象地域ですが、賑わいはないものの昨年同月比で約20%増の人出となっています。

早期収束への祈りや家族の健康、また癒やしや安らぎを求めに、静かにお参りになる方が多いようにも見受けられます。

IMG_6456

また、工業団地において、新工場建設にあたり安全祈願祭が執り行われ、その祭儀をお仕えしました。

祭場は大きなテントによる設えとなっていましたが、参列者の間隔が大きく取られ、空調も十分に確保されて安全対策がしっかりと図られていました。

神社新報の記事

2021年5月30日 日曜日

当地でも高齢者のワクチン予約や接種が徐々に進み、お参りの方々からその状況を伺う機会が増えています。

来月は第59回崇敬者祭(6月20日)を執り行う予定ですが、未だ密を避ける形で行事を進めることに変わりありません。

sinpou

さて、コロナ禍の祭礼状況が神社新報(5月31日号)に特集され、相模國府祭(5月5日)の様子が記事で取り上げられました。

梅のもぎ取り

2021年5月29日 土曜日

今年は花の開花等、季節の移ろいが早かったものの、近隣の田植えはほぼ例年通りに進めれれています。

昨日は神社下の御神田において、神奈川県神道青年会による「くろつけ作業」が行われました。

コロナ禍の影響を鑑み、御田植祭(6月3日)は関係者のみで執り行われるようです。

IMG_6440

さて、社務所前の梅の実が青々と大きく膨らんだことから、今年は早くにもぎ取りを行い、綺麗に洗って御神前にお供えしました。

埋井祭

2021年5月28日 金曜日

今日は氏子さんの畑内にある井戸を埋めることになり、埋井祭をお仕えしました。

IMG_6438

朝から気温が上昇する中、更衣(ころもがえ)で夏用の狩衣(かりぎぬ)を着装してご奉仕しました。

昨日の雨の影響で足下を心配しましたが、施主さんのご配慮で綺麗に整えられ、落ち着いて気持ちの良い祭儀となりました。

神棚を広めよう

2021年5月26日 水曜日

本日は参集殿において、神棚コーディネーターによる第1回「神棚取付実務資格講習会~神棚を広めよう」が開催されました。

今回は神棚コーディネーター東日本支部の設立にあたり、事前に関係者の祈願祭を執り行いました。

IMG_6418

一般社団法人宮大工養成塾の代表理事による講習会は終日にわたりましたが、神棚についての技術や知識のみならず、神話や伊勢の神宮、祭り、宮大工、企業神社等、日本の心や精神についても話が及びました。

比々多の魅力

2021年5月24日 月曜日

5月6日のブログでご紹介しましたが、小田急まなたび企画「伊勢原〝 比々多 〟の魅力発見さんぽ」が昨日実施されました。

元宮を巡った御一行はお昼前に当社へ無事到着しました。

正式参拝後に由緒や当地の特徴等を説明、神輿殿(みこしでん)を見学し、参集殿で伊勢原産食材を用いた昼食(弁当)を召し上がりました。

その後、三之宮郷土博物館を見学され、心地よい境内でゆっくり時間を過ごされました。

神奈川新聞記事 5月24日

神奈川新聞記事 5月24日

各地からの参加者は、比々多の魅力について、里山の雰囲気と長い歴史に関心を示されていました。

第2回は6月13日(日)、第3回は7月4日(日)に開催されます。

水みくじ

2021年5月23日 日曜日

境内の施設「御神札授与所」(おふだじゅよしょ)では、新たに「水みくじ」(初穂料200円)をご用意しました。

IMG_6366

授与所の横に設置した石の水盤に浸(ひた)して下さい。

しばらくすると文字が浮き出てきます。

IMG_6386

おみくじは吉凶を占うものですが、神慮(しんりょ)を伺うものであり、吉と出ても油断せず、凶と出ても用心することが大切です。

そろそろ梅雨入り

2021年5月20日 木曜日

例祭(4月22日)から約1ヶ月となりましたが、市の広報にその様子が掲載されました。

広報いせはら 5月15日号

広報いせはら 5月15日号

雨が降ったり止んだり、はっきりしない天気が続いていますが、当地もそろそろ梅雨入りでしょうか。

境内周辺では皐月(さつき)が見頃を迎えています。

IMG_6354

鎮物

2021年5月19日 水曜日

月末に新工場建設工事の地鎮祭(じちんさい)があり、建設会社の方々が打ち合わせでお参りになりました。

既存工場の解体の際に、土地の中央から鎮物(しずめもの)が出土したとの事で、粗末にしてはならないとの思いで持参されました。

たまたま以前の会社も同じ建設会社で請け負ったようですが、鎮物に49年前の年号が記され感慨深い様子でした。

IMG_3702

地鎮祭は土地の神々を祀(まつ)り、土地の平安堅固(へいあんけんご)と工事の安全無事を祈る建築儀礼です。

土地の神霊(みたま)を和(なご)め鎮めるために、人形(ひとがた)や刀、盾(たて)、矛(ほこ)、鏡などを埋納(まいのう)するもので、古代祭祀の形を今に残すものともいえます。

お願い串

2021年5月15日 土曜日

今年も境内の欅(けやき)に青葉梟(あおばずく)がやって来ました。

高木のため、なかなか姿が見られませんが、夕暮れ時になると「ホーホー」と鳴き出します。

IMG_4211

さて、皐月(さつき)も折り返しの15日、「月次祭」(つきなみさい)に併せ、新型コロナウイルス感染症の鎮静を祈願しました。

賽銭箱(さいせんばこ)の脇には「ひとことお願い串」(初穂料200円)を置いていますが、コロナ禍の影響もあって様々な願い事が記されています。

お願い串は御神前にしばらく奉(たてまつ)り、齋火(いみび)で焚(た)き上げます。