2020年3月 のアーカイブ

新たな気持ちで

2020年3月31日 火曜日

相変わらず良い兆しの見えない新型コロナウイルス感染症の現状を捉えつつ、手水舎(てみずや)の柄杓(ひしゃく)や御神前の鈴緒(すずお)等、不特定多数の人が触れる場所の除菌作業を行うようになりました。

今日で年度末を迎え、明日は令和初の新年度となります。

厳しい社会状況ですが、新たな気持ちで新しい月を迎えたいと思います。

top_2004

さて、大祭月の卯月(うづき)となりますが、各地の神社で例祭(れいさい)に併せて新型コロナウイルス感染症鎮静祈願祭を執り行う予定です。

IMG_1678

以下、卯月の予定です。

4月1日(水)月次祭(つきなみさい)、大祭会議、3日(金)総代奉仕(提灯献灯)、4日(土)石座神社(秦野市鶴巻)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭、神明社(伊勢原市白根)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭・新入学児童安全祈願祭・御大典記念植樹式、5日(日)十二柱神社(伊勢原市伊勢原)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭、雷電神社(伊勢原市串橋)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭、八坂神社(平塚市入野)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭・水神祭、熊野神社(平塚市千須谷)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭、総代奉仕(俵づくり・注連縄づくり)、日向神社(伊勢原市日向)役員会、7日(火)相模國府祭類社宮司会、8日(水)例祭・相模國府祭挨拶回り、榊会役員会、9日(木)御嶽神社(伊勢原市池端)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭、10日(金)総代奉仕(草刈り)、11日(土)落幡神社(秦野市鶴巻南)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭・地区戦歿者慰霊祭、12日(日)幟立て(三ノ宮)、真田神社(平塚市真田)月次祭、諏訪神社(伊勢原市日向)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭、日向神社(伊勢原市日向)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭、神明神社(伊勢原市笠窪)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭、15日(水)月次祭、18日(土)北金目神社(平塚市北金目)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭、神明社(伊勢原市上平間)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭、20日(月)総代奉仕(例祭準備)、21日(火)総代奉仕(例祭準備)、22日(水)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭、23日(木)総代奉仕(例祭片付け・幟返し)、29日(水)日月神社(伊勢原市沼目)例祭・新型コロナウイルス感染症拡大沈静祈願祭

*新型コロナウイルス感染症の影響により、予定に変更の生じることもございます。

自然は正直

2020年3月30日 月曜日

此の所の強風や雨により、杉の雄花(おばな)が大量に落ちていて、米粒大の花の掃除に苦慮するものの、花粉症に悩まされる人にはようやく安心といった状況です。

IMG_1674

境内の桜(ソメイヨシノ)は開花から12日目となりますが、風雨で散り始めたものの、場所によっては5~8分咲きの状況です。

IMG_1672

新型コロナウイルスに振り回され、花見どころではありませんが、垂れ桜も咲き始めました。

IMG_1670

混乱する社会状況を尻目(しりめ)に自然は正直で、正(まさ)に季節は進んでいます。

IMG_1676

伊勢原大山ICの開通

2020年3月29日 日曜日

少し前の話になりますが、去る3月7日に新東名高速道路の伊勢原大山IC(インターチェンジ)が開通しました。

当社から約2.5㎞、車で5分足らずの道のりで、一昨日は埼玉県久喜市、昨日は東京都青梅市、今日は東京都町田市からの参拝者が「便利が良い」との言葉を発せられました。

いせはらみち ドライブマップ

いせはらみち ドライブマップ

一般社団法人伊勢原市観光協会からドライブマップが届きましたが、観光協会や東名高速道路の海老名サービスエリアなどに置かれるようです。

部数に限りがありますが、当社では参集殿入口前の広報用棚に置いてあります。

20200327200739117_0003

相模國府祭調査報告書

2020年3月28日 土曜日

昨日の強風と雨により、今朝は境内清掃に時間を費やしましたが、朝のうちから気温が上がり、薄着でも汗ばむ程でした。

IMG_1662

昨日、大磯町から相模國府祭(さがみこうのまち)の調査報告書が届きました。

国及び県の補助事業として、平成28年度から4ヶ年という歳月が費やされたもので、相模國府祭の意義や社会的背景、類社(一之宮・寒川神社、二之宮・川勾神社、三之宮・比々多神社、四之宮・前鳥神社、一国一社・平塚八幡宮、総社・六所神社)の歴史や伝統、祭儀を知る貴重な資料であるとともに、まつりを支える地域の人たちの思いを感じることのできる467頁もの大冊(たいさつ)です。

20200327202045832_0001

相模國府祭は、昭和52年2月9日に県無形民俗文化財に指定されていますが、本調査を契機として国の指定となることを望むものです。

大祭の執行について

2020年3月27日 金曜日

昨晩は責任役員・総代会議を開催し、年間の会計報告を行いました。

また、新年度の大祭会議(4月1日)を前にして、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた上で、本年の例祭(4月22日)の方向性を定めました。

最終的には、氏子関係者による大祭会議で決定する運びですが、大まかな方針をお知らせします。

taiko

例祭式は午前10時に斎行(さいこう)するものの、参列者の規模を縮小し、十分に感染症の対策を講じる

・式後の直会(なおらい)は行わない

・宵宮(よいみや)の動座祭(どうざさい)は執り行わない

神輿渡御(みこしとぎょ)、人形山車巡幸(にんぎょうだしじゅんこう)及び供奉行列(ぐぶぎょうれつ)は行わない

ちまき行事は行わない

里神楽(さとかぐら)の上演は行わない

・境内に露店(ろてん)は出店しない

奉納提灯(ほうのうちょうちん)は例年通り献灯(けんとう)する

墨絵(すみえ)の雪洞(ぼんぼり)は行わない

*各地区による太鼓奉納や幟(のぼり)立てにつきましては、大祭会議で決定する予定です。

また、その他変更が生じる場合にはあらためてお知らせ致します。

花見がてら

2020年3月26日 木曜日

新型コロナウイルス感染症は全世界に広がり、世界中を震撼(しんかん)させるとともに、現代社会を出口の見えない未知の世界へと陥(おとしい)れています。

今後の感染拡大を防ぐため、本日は神奈川県知事から県民に向けて週末の外出自粛や在宅勤務、イベント延期等の要請が出されました。

今後も一日も早い終息を祈り続け、環境衛生につとめたいと思います。

読売新聞

読売新聞

さて、当社で事務局を担う比々多観光振興会の植栽事業の様子が、昨日新聞で取り上げられました。

当社から350メートルほど西へ向かった東京農業大学伊勢原農場近くの畑で、栗原(くりばら)地区のチューリップが見頃を迎えています。

今日は花見がてらお参りの方も多く見られました。

三連休の様子

2020年3月22日 日曜日

気象庁は東京の桜が満開したと発表しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年は何処(どこ)も寂寥(せきりょう)たる雰囲気です。

当社の桜は咲き始めたばかり、未だ2~4分咲きといったところです。

IMG_1634

明日は彼岸明けですが、例年よりも幾らか人出の少ない三連休でした。

それでも気温の上昇も手伝ってか、今日は御朱印めぐりが多く、初宮や安産、交通安全、厄除、厄災除け等、各種御祈願が続きました。

IMG_1636

火災に対する心構え

2020年3月21日 土曜日

この度更新された真新しい消防車に乗って、地域の消防団がお参りになりました。

消防団員参列のもと、拝殿における安全祈願祭に続き、車祓所において新車両のお清めを執り行いました。

IMG_1630

市内ではこのところ火災発生が続いており、文化財を有する当社としても、心構えを新たにする機会となりました。

火災に対する万全の備えですが、新車両が現場に出動する機会が少ないことを祈ります。

見開き御朱印(書置き)

2020年3月20日 金曜日

本日発行のタウン誌に、人形感謝祭(3月17日)の記事が掲載されました。

タウンニュース伊勢原版

タウンニュース伊勢原版

さて、昨日のブログにも掲載しましたが、元宮への参拝者が増えていることから、見開きの御朱印(書置きのみ)を授与することになりました。

尚、一日の頒布に限りがありますのでご了承ください。

20200320191958334_0001

守護不入の聖地

2020年3月19日 木曜日

近年目立つ御朱印めぐりにより、元宮(もとみや)への参拝者が増加傾向にあります。

旧宮山の高台(標高100メートル)は、かつて社殿が建てられていた埒面(らちめん)という神聖な場所です。

天保5年(1834)の『社傳記』によれば、鎌倉時代には「守護使不入地」(しゅごしふにゅうち)として、17000坪余りを有していましたが、室町時代の頃より幾多の戦禍により神地を失ってしまいました。

寛政年間図面

寛政年間図面

寛政4年(1792)には、幕府より守護不入圖面が社家の永井民部に授けられています。

社傳記より

社傳記より

「元宮」は社務所前より境内の森を抜けて真っ直ぐ、徒歩で7~8分(約500メートル)のところです。

東は横浜、南は高麗山(湘南平)と見晴らしがよく、三浦半島や江ノ島、相模湾を望む事が出来ます。