境内に生い茂る欅(けやき)の幹(みき)には、胴枯(どうが)れと見られる症状が見られ、枯れ枝落下の危険性もあることから、先月20日には水圧穿孔式(すいあつせんこうしき)土壌改良法による樹勢回復作業を施しました。
そして、本日は枯れ枝処理及び枝折れ対策作業が行われました。
樹齢(じゅれい)凡(およ)そ200年、樹高(じゅこう)約20メートルの欅(けやき)に、3人の樹木医がロープを掛けて登りました。
切り落とした枝には、樹木が病気を起こす原因となる菌類や虫の痕跡が見られ、寄生植物の宿り木(やどりぎ)を切除しました。
また、コブラロープを用いて、枝の落下を防止するための支保作業が行われました。
枝の細いところまで、移動をしながらの危険作業でしたが、無事に8本のロープで落下防止の策が取られました。