2012年4月 のアーカイブ

連休最初の祝日

2012年4月29日 日曜日

昨日に続いて初夏の陽気となった本日、日月神社(伊勢原市沼目)で例祭が斎行されました。

これで本務を含めて所管神社13社において、春の大祭が全て終わりました。

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連休最初の祝日で大安とあって、お宮では多くの初宮参りや安産、厄除、交通安全などのご祈願が終日続きました。

また、境内は神社巡りの御朱印、ウォーキングの方々、新緑の様子をカメラに収める人たちでとても賑わいました。

ご結婚おめでとうございます

ご結婚おめでとうございます

そして、地鎮祭や出張の結婚式(元湯・陣屋)などもありました。

社務所では、5月5日の国府祭の準備で、唐櫃(からひつ)に収めた道具出しをしました。

今日は何の日?

2012年4月29日 日曜日

昨日は「主権回復記念日」でした。

昭和27年4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効し、日本は約7年に及ぶGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)による占領政策から解き放たれ、主権回復を果たすことが出来ました。いわば独立記念日です。

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さて、本日は先帝 昭和天皇のお誕生日で「昭和の日」。昭和の時代には、天皇誕生日として国民がお祝いをしてきましたが、平成に入ってからは、昭和天皇の植物を慈しむ大御心に寄せて「みどりの日」として祝日となりました。

その後、昭和天皇を慕う国民の真心と、昭和という激動の時代を後世に伝えるために、法律改正の気運が高まりました。

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平成17年に国民の祝日に関する法律(祝日法)が改正され、平成19年から「みどりの日」が5月4日に移動し、4月29日が「昭和の日」となりました。

祝日法には、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」と記されています。

 

百穀を潤す春雨

2012年4月27日 金曜日

明日からゴールデンウイークに入る方も多いと思いますが、関東の前半はお天気が続きそうです。

5日に國府祭、4日は動座祭があるため、また天気予報とにらめっこの一週間です。

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今日の雨で少し散り始めたものの、牡丹桜(八重桜)はまだ見頃です。

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季節の移ろいが一週間程度ずれている感じですが、百穀を潤す春雨が木々に恵みを与えています。

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大祭(5日前)の賑やかな境内とはうって変わり、静寂な神域に癒される時期でもあります。

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静かな雨音が聞こえる中、新居の家祓のご奉仕をいたしました。

住居の安全をお祈り申し上げます

住居の安全をお祈り申し上げます

雨の作業

2012年4月27日 金曜日

今日は一日、雨がしとしとと降り続きました。

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今年は花の時期が遅れましたが、國府祭(5月5日)に配る粽(ちまき)用の茅(かや)の生育も遅くなっています。

一昨日(25日)、多小短いものの準備の都合で、茅場(かやば)へ刈り取りに行きました。

茅を日に晒(さら)す (25日)

茅を日に晒(さら)す (25日)

雨が続くと茅干しもできませんが、今日はつきたてのお餅を均一の大きさに切りました。

また、稲穂の藁(わら)の心(しん)である「みご」(藁稭 わらしべ)を取る作業を進めました。

國府祭では、一宮・寒川神社、二宮・川勾神社、四宮・前鳥神社、一国一社・平塚八幡宮、総社・六所神社でも、それぞれ粽を作りますが、各社とも作り方が異なります。

当社では、餅を茅で中に包み込み、みごで結んで粽を作ります。

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まが玉祭実行委員会

2012年4月26日 木曜日

昨晩は、大祭(例祭)の総代会議(会計整理)と、國府祭(5月5日)の榊会(総代OB会)会議を開催いたしました。

大祭の片付けがまだ残っていますが、次の祭事に向けて縷々(るる)準備を進めています。

今晩は、午後7時から「第25回まが玉祭」(5月19日・20日)実行委員会全体会議です。

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18団体43名が集まって、行事の日程や内容、段取り準備などについて確認しました。

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今年は、富くじの富札(とみふだ)配布(1人1枚限り)を昨年同様、両日(19日:13:00~16:00 20日:10:00~16:00)行います。

尚、「緑の杜基金」の募金箱を富札配布所に設置いたしますので、ご協力をお願い申し上げます。

心の教育・女性フォーラム発会式

2012年4月25日 水曜日

本日は、来る6月2日(土)、横浜・関内ホールで開催される「第8回心の教育・女性フォーラム」についてお知らせいたします。

子供たちの心の荒廃が社会問題とされるなか、家庭や地域社会における教育の充実を願う女性の視点から、心の教育の大切さを広める催しです。

過去には、東京・大阪・愛知・広島・京都・岡山・愛媛で行われ、神奈川では初の開催となります。

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第一部は基調講演で、元埼玉県教育委員長で一般財団法人親学推進協会理事長の髙橋史朗氏により「親学を通して家庭教育を考える」をテーマに行われます。

第二部はシンポジウムで、参議院議員・山谷えり子氏がコーディネーターをつとめ、髙橋氏、TOSS代表・向山洋一氏、参議院議員・有村治子氏、同・義家弘介氏がシンポジストとして「親の学び」を通じて家庭教育の提言を図ります。

発会式の様子

発会式の様子

本日、本フォーラム実行委員会の発会式が横浜で開催されました。各種団体・組織から多くの方々が参加されました。

当日シンポジウムに出講される有村治子参議院議員もご出席のうえ、発会式に先立って、いわゆる「女性宮家創設」問題について1時間の講演をいただきました。

有村治子氏の講演

有村治子氏の講演

当日は入場無料ですが、事前の申し込み(締切5月26日)を必要といたします。

詳しくは「心の教育・女性フォーラム」シンポジウム事務局(045-761-6387)へお尋ねください。

本日は晴天なり

2012年4月24日 火曜日

本日は晴天なり。

青空が広がり、気温もぐんと上がりました。

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お蔭様で、昨日出来なかった幟返しが無事行われました。

雨儀で濡れた行列具も全て乾き、テントなども全て片付けることが出来ました。

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昨日は雨でしたが、看板外しや提灯外し、御礼挨拶周りなど、総代さんが中心となってご奉仕していただきました。

午後には、早くも5月5日に執り行う國府祭の打ち合わせも入念に行いました。

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境内では白・桃の牡丹桜(八重桜)が満開となり見頃です。

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比々多神社例祭(大祭)2

2012年4月23日 月曜日

比々多神社例祭(春の大祭)、午後に行われた渡御(とぎょ)から昨日の続きを記します。

定刻通り、神輿の供奉(ぐぶ)行列がお宮を出立(しゅったつ)しました。

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残念ながら、神戸(ごうど)の行在所(あんざいしょ)に向かう途中、雨が落ちだしました。

三ノ宮・栗原(くりばら)から神戸渡しになるところで、「振奉幣之儀」(ふりほうべいのぎ)という神事を執り行います。

これは、「前立」(ぜんりつ)と呼ぶ御幣(ごへい)を神輿に振りかざして、更なる神威(しんい)の発揚(はつよう)をはかります。

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この頃、境内の神楽殿(かぐらでん)では垣澤社中による「里神楽」(さとかぐら)の奉納が行われています。

また、多くの露店や植木市で賑わっています。

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神戸の御旅所(おたびしょ)に着く頃には、降りが強くなってきました。

着御祭(ちゃくぎょさい;お着きの式)を行った後、少々休憩を取り、再び発輿祭(はつよさい;お立ちの式)の後に、お宮に向かって出発しました。

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東名高速を過ぎたところから、加藤清正(三ノ宮)・熊谷直実(栗原)・先代萩の男之助(神戸)のからくり人形をのせた山車が合流。

東名高速がつくられてからは、山車の高さの方が高いため、やむなく今の所から山車が出るようになりました。

山車には神さまが降臨(こうりん)するため、その昔は各字(かくあざ)が高さを競ってより高くしていました。その頂きには御幣が立てられました。

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宮入りの頃には賑わいも一段と大きくなり、神輿・山車が連なってなんともいえぬ光景です。

神さまの神霊(みたま)をすぐに本殿へとお遷(うつ)しし、無事鎮座したことを寿(ことほ)いで、神霊分け、福分けの行事である粽(ちまき)行事を執り行います。

神戸・栗原・三ノ宮の青年会長が粽の詰まった俵を参道で頭上に掲げもち、俵が3つ揃ったところで放り上げます。

各会員がかたまりとなって繰り返し放り上げるうちに俵の縄がほどけ、その途端に中に入った粽を “ 散り撒く ” ように四方八方へ撒きます。当社では、この動態から「ちまき」というと伝えられています。

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雨に濡れながらも、青年の熱気や迫力に、自然と笑顔がもれました。

一体となるおまつりの醍醐味(だいごみ)です。

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伝統のおまつりの重みをしっかりと感じながら、今年もその一頁を重ねられたことの幸せに酔いしれました。

撮影:増山正芳

比々多神社例祭(大祭)1

2012年4月22日 日曜日

本日、一年に一度の例祭(春の大祭)を迎えました。

午前10時の例祭式でしたが、6時半には職員(神職)・総代が集まり、諸々の準備を整えました。

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定刻10時、手水で清めた参列者が、青年会の鉄棒(かなぼう)を先導に、宮司以下祭員、献幣使(けんぺいし)・随員、責任役員、総代、氏子、崇敬者など約80名が社務所前より参進しました。

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献幣使(神社本庁からの使い)には、県神社庁理事・亀ヶ池八幡宮根岸宮司様にご参向いただきました。

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また、「浦安の舞」は伊勢山皇大神宮の舞姫さんにご奉仕いただきました。

天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を  昭和天皇御製

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昨年は、大震災の関係で神輿・山車・太鼓などが取り止めとなりましたが、一昨年は冷たい雨が終日降り続き、3年ぶりの人形山車の姿に期待がかかりました。

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山車の組み立ても2年も空くとやり方が後進に伝わりにくくなります。続けるというのが伝統行事の大切さです。

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お昼過ぎ、内清浄(ないしょうじょう;お神酒)と外清浄(げしょうじょう;火渡り)を済ませた青年を自治会・総代が迎えに行き、三ノ宮・栗原・神戸の順に宮詰めとなります。

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三ノ宮の青年のみ、拝殿まで一気に駆け上がり、神輿の周りで床板を音を立てて踏みならします。これにより、神輿に遷された神さまを奮い起こして、大いなる力を発揮していただきます。

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供奉(ぐぶ)行列奉仕者の名前を召し立て、順番通りに渡御(とぎょ)の列をつくり、神輿の御立ちを待ちます。

境内では、なでしこ会が打ち鳴らす屋台囃子(やたいばやし)の音が響きわたりました。

撮影:増山正芳氏

動座祭

2012年4月21日 土曜日

本日も朝早くから総代さんたちがご奉仕。

明日の行列具の準備、神輿(みこし)の飾り付け、行在所(あんざいしょ)の準備など。

また、午後1時には総代さんと青年会が集まり、粽(ちまき)行事のリハーサルを行い、祭典における玉串拝礼(たまぐしはいれい)の作法や配列などについて習礼(しゅらい)をしました。

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昨日あたりから神前奉納を持ち寄る方々も増え、奉納品も御神前に横山のごとく並びました。

動座祭(どうざさい)・例祭式(れいさいしき)・鎮座祭(ちんざさい)及び行在所の祭典にお供えする神饌(しんせん=お供え物)の準備も整いました。

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定刻午後7時、宵宮(よいみや)となる動座祭を斎行(さいこう)。

三和会(三ノ宮)、栗原祭保存会(栗原)、神戸青年会(神戸)が打ち鳴らす鼓が里内に響(どよ)む中、青年会の鉄棒(かなぼう)を先導に、宮司以下祭員、責任役員、自治会、青年会、総代が御殿に参進しました。

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昨年は東日本大震災により、例祭式と大震災復興祈願祭を執り行いましたが、神輿・山車・太鼓などの神賑(しんしん)行事は取り止めとなりました。

従って一昨年以来の動座祭となり、期待感と緊張感がない交ぜとなりました。

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無事に、神さまがお神輿に遷(うつ)られました。

明日は、多くの方々にご参列いただき、午前10時から例祭式、午後1時頃には神輿・山車供奉(ぐぶ)行列が行われます。

境内では、垣澤社中(かきざわしゃちゅう)による伝統芸能「里神楽」(さとかぐら)の奉納があります。

また、子供たちの一番の楽しみである露店をはじめ、植木市も境内一円に店を張ります。