暑気が続くことから、今朝は6時過ぎに総代さんが集まり、元宮(旧宮山)、神社裏、周辺土手、化粧塚(けしょうづか)等の清掃奉仕(草刈)にあたって頂きました。
夜中にまとまった雨が降ったようで草が濡れ、蒸し暑い中での作業は大変だったと思います。
お疲れになったことでしょうが、来月も良き月となりますようお祈り申し上げます。
7月も残り今日と明日の2日となりました。
猛暑続きで、体感的には夏の大半を終えたような気分です。
さて、今月最後の大安吉日、暑気を避けようと午前中の早い時間から地鎮祭がありました。
また、石材工事業を営む会社から庚申塔(こうしんとう)の仮移転に伴うお祓いの依頼がありました。
正面に大きく庚申塔と彫られ、寛政12年(1800年)の年号、また講中(こうちゅう)17名とあり、講組織で建立されたものだとわかります。
街道の辻にあたることから、塞の神(さいのかみ)、道祖神(どうぞじん)とも捉えることができます。
また、「左 大山 いせはら」「右 ひなた 一のさわ」と記され、大山道の道標としての役割も果たしていたようです。
因みに、伊勢原市では現在、大山道標9基を市登録文化財(有形民俗文化財)としています。
逆進行の変わった台風に戸惑いましたが、当地では集中的に強い雨が降ったものの、風の被害もなく済みました。
台風一過の蒸し暑い中、午前中は清掃整理に費やしましたが、お蔭さまで境内施設や立木(たちき)等も安泰でほっとしています。
さて、今月最後の「戌の日」にあたり、多くの安産祈願をお仕えしました。
恐ろしい自然災害や記録的な猛暑が続く中にあって、新しい生命を宿した妊婦さんは逞(たくま)しく、生き生きと目に映ります。
今年は厳しい暑さの影響で、蝉(せみ)や蚊(か)が少ないといわれていますが、境内では蝉が力の限り精一杯鳴いています。
強い台風12号が接近し、風雨ともに強まる予想から、地区内の納涼行事は中止または延期となりました。
市内には大雨警報が発令されるとともに、夕方には避難準備・高齢者避難開始情報が発令されましたが、当社でも今日の就業体験を中止とし、建物被害の恐れから早めに拝殿の扉を閉じ、職員も早めの帰宅措置としました。
さて、今年も神奈川県神社庁主催の「第32回青少年書道展」「第17回青少年絵画展」が開催され、昨日と本日の2日間、新都市プラザ(そごう横浜店地下2階正面入口前)において展示会が行われました。
お蔭様で、当社から出展の作品が最優秀にあたる「神社本庁統理賞」や「神社総代会連合会長賞」、「神奈川新聞社賞」、「サンケイリビング新聞社賞」に輝いた他、多くの作品が入選の栄に浴しました。
昨日、神奈川県神社庁において辞令伝達式が執り行われ、伊勢原市日向に鎮座する日向神社・飯綱神社・諏訪神社の兼務宮司に禰宜が就任(7月1日付)することになりました。
また、午後からは神道政治連盟神奈川県本部の役員会・代議員会が同所で開催され、平成29年度の事業報告・決算、平成30年度の基本方針・事業計画・予算が審議のうえ可決されました。
天皇陛下には明年4月30日に御譲位(ごじょうい)あそばされ、皇位(こうい)は寸秒の隙(すき)なく、翌5月1日には皇太子殿下が新帝として御即位(ごそくい)[践祚(せんそ)]あそばされます。
御代替(みよがわり)は国家の重儀であり、皇室についての理解を深めるとともに、尊厳護持のための活動を推進していきます。
相模中連合支部(中郡二宮町・大磯町・平塚市・伊勢原市・秦野市鎮座184社)の神職会(70名)では、「御代替」について秋に研修会を開催する予定です。
午前中は御嶽神社(みたけじんじゃ;伊勢原市伊勢原)の例祭、そして午後には日月神社(にちがつじんじゃ;伊勢原市沼目)の大祓奉仕でした。
当社の属する相模中連合支部管内(中郡二宮町・同大磯町・平塚市・伊勢原市・秦野市)の神社では、神奈川県内全体と同様、8月・9月に例祭を迎えるところが多いものの、当社並びに所管神社では、本日で夏の祭礼と夏越大祓を全て修めました。
小・中学生は夏休みに入りましたが、当社職員も束の間ながら間もなく夏休み期間に入ります。
今週末も各社の夏祭りが続きます。
本日は今月から兼務することになった日向(ひなた)地区の祭礼です。
午前中は八坂神社(伊勢原市日向:藤野)、午後は飯綱神社(伊勢原市日向:新田)の例祭でした。
朝早くからそれぞれの地区で祭事の支度が整えられました。
高温による熱中症の危険が高まる中、ぎりぎりまで状況を見極め、細心の注意のもとで判断が下された様子です。
祝詞(のりと)を奏上(そうじょう)して本座(ほんざ)へ戻ると、汗が吹き出てきました。
両社とも古くから疫病(えきびょう)除け信仰が篤い八坂神社で、京都の祇園祭(ぎおんまつり=祇園会 ぎおんえ)に代表されるように、暑気や疫病から身を守り、元気に夏を乗り越えられるよう願う意味があります。
元気に神輿(みこし)を担ぐ大人や子供の姿に、その無事を祈って見送りました。