‘出張祭典’ カテゴリーのアーカイブ

今日の喜び

2018年9月15日 土曜日

長月も折り返しとなりました。

今日は市内の中学校で体育祭が予定されていましたが、雨天により多くが明日へ順延となりました。

さて、本日は安産祈願の吉日「戌の日」。

足元の悪い中、遠方からのお参りがあり、お声掛けすると、「子授(こさずけ)祈願のお蔭で無事に授かりました。」とのこと。

感謝の気持ちを十分に感じるとともに、ご夫妻の笑顔が幸せそのものでした。

新道場開所式

新道場開所式

また、まが玉祭(5月第3土曜日・日曜日)に、毎年出演される団体の新道場開所式をお仕えしました。

武道場ということで座礼(ざれい)の御奉仕となりましたが、場内の太鼓で開式・閉式の報鼓(ほうこ)を打つことで厳かな神事となりました。

式中は祭式作法(さいしきさほう)の一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)に視線を感じつつ、緊張感に包まれ、猶且(なおか)つ夢と希望、喜びに満ちた空間ともいえました。

嵐の前の静けさ

2018年9月3日 月曜日

当初予報とは異なり、今朝は早くから強い雨が降り、昨日に続いて、外の祭典奉仕では雨の影響を受けました。

また、今日は安産祈願の戌の日にあたり、予(かね)て問い合わせのあった方々が、無事お参りになり安心しました。

今後の気象状況に注意を払いたいと思いますが、夕方には早めの対応で安全対策を施しました。

9日に大祭を控えた八幡神社(伊勢原市坪ノ内)の太鼓の音が僅かに響いていますが、今夜は秋の虫の鳴き声が澄んで聞こえ、嵐の前の静けさとなりそうです。

『広報いせはら』

『広報いせはら』

さて、9月1日発行の『広報いせはら』(第1160号)に、川戸光久氏のリポートで「相模國府祭」の記事が大きく掲載されました。

私たち専門職(神職)とは異なり、市民目線の見方がとてもわかりやすく、皆さんに理解を深めてもらえるのではないでしょうか。

警蹕

2018年8月30日 木曜日

明日で葉月もお仕舞いというのに、厳しい暑さが続いています。

今日も一般住宅の地鎮祭では、忌竹(いみだけ)を立て、四方に注連縄(しめなわ)を巡らせ、青葉常磐木(あおばときわぎ)である真榊(まさかき)を神さまの依代(よりしろ)として、暫(しば)し御降臨(ごこうりん)を仰ぎ、工事の無事安全を祈り上げました。

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祭儀に先立ち全てを祓い清めた後、警蹕(けいひつ)を称(とな)え、神さまをお招きするのが降神(こうしん)の儀です。

警蹕の警は警戒する意であり、蹕は行く先を止める意で、不敬(ふけい)の無きよう、「み先を追う」(『神道祭祀の伝統と祭式』茂木貞純)、まさに緊張に包まれる瞬間です。

降神と昇神、神職の称える「オ−−−」という長い音に、神さまがすぐそばに坐(いま)すが如く、祭場は厳かさを増すのです。

秋の気配

2018年8月17日 金曜日

昨夕は、当地では盆の「送り火」でした。

御先祖さまを穏やかにお送りし、心なしか秋の気配を感じています。

送り火

送り火

さて、学校の児童・生徒にとっては残り2週間余りの夏休みですが、大半は平常と変わらぬ勤めに従事していることでしょう。

当社でもお盆明けは各種御祈願や出張祭典、また、電話や来客が多いものです。

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今日は道路を隔てた敷地に鎮まる稲荷社(いなりしゃ)の合祀祭(ごうしさい)や、以前に方位見(ほういみ)をしたお宅で、お稲荷さんの仮遷座祭(かりせんざさい)をお仕えしました。

日差しは強かったものの、風が心地よく、蜻蛉(とんぼ)の姿を視界に感じながらの御奉仕でした。

先祖祭り

2018年8月14日 火曜日

暦の上では立秋の次候で、「寒蝉鳴」(ひぐらしなく)の頃合いとなりました。

昨夕は月遅れ盆の迎え火で、近所のお宅でも火を焚いて御先祖さまをお迎えしていました。

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日中は神道のお宅を回り、先祖祭りである「祖霊祭」(それいさい)を執り行いました。

注連縄(しめなわ)を張った御霊前(ごれいぜん)には、素麺(そうめん)や葡萄(ぶどう)、梨、冬瓜(とうがん)、水菓子等、季節の物や好物の品々がお供えされていました。

父母はわが家の神わが神と心つくしていつけ人の子

神霊を鎮める

2018年8月11日 土曜日

平成26年に制定されてから、3度目の「山の日」(山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する)となりました。

お盆休みと重なり、市内でも下り車線は朝から渋滞続きの一日です。

大山では山の日と絡めた地域行事が行われ、午後には山を下る人たちが御朱印参拝でお越しになりました。

また、お盆中(当地では13日の迎え火、16日の送り火)は、神道による葬儀奉仕のお宅に伺い、祖霊祭詞(それいさいし)を上げますが、今日は五十日祭・埋葬祭(まいそうさい)、三年祭、三十年祭等の申込みがありました。

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さて、日中はお盆前最後の地鎮祭(じちんさい)奉仕で、たっぷりと汗をかきました。

土旺用事(どおうようじ)といって、土用(どよう)はちょうど四季の移り変わり(18日間)にあたりますが、この期間は「土を掘り起こしてはいけない」といわれ、建築業者によっては今でも土用中の工事を避けることがあります。

因みに、今年の夏土用(なつどよう)は、立秋前の7月20日から8月6日でした。

地鎮祭では土地の神さまの神霊(みたま)を鎮める儀式として、米・塩・切麻(きりぬさ)の散供(さんく)や、「鎮物」(しずめもの)の埋納(まいのう)が行われます。

鎮物は儀式で埋めるべきものですが、一般的には、基礎工事の埋め戻しの際に、建物中央に納めます。

庚申塔の仮移転

2018年7月30日 月曜日

7月も残り今日と明日の2日となりました。

猛暑続きで、体感的には夏の大半を終えたような気分です。

さて、今月最後の大安吉日、暑気を避けようと午前中の早い時間から地鎮祭がありました。

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また、石材工事業を営む会社から庚申塔(こうしんとう)の仮移転に伴うお祓いの依頼がありました。

正面に大きく庚申塔と彫られ、寛政12年(1800年)の年号、また講中(こうちゅう)17名とあり、講組織で建立されたものだとわかります。

街道の辻にあたることから、塞の神(さいのかみ)、道祖神(どうぞじん)とも捉えることができます。

また、「左 大山 いせはら」「右 ひなた 一のさわ」と記され、大山道の道標としての役割も果たしていたようです。

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因みに、伊勢原市では現在、大山道標9基を市登録文化財(有形民俗文化財)としています。

保育棟新築工事地鎮祭

2018年7月18日 水曜日

連日にわたって、環境省が設定している暑さ指数「危険(一番高いレベル)」の予報が出され、猛暑のトンネルから抜け出すのはまだ先になりそうな気配です。

境内ではミンミンゼミや蜩(ひぐらし)の鳴き声を耳にするようになりました。

また、日差しの強い石の上では、青い尻尾のニホントカゲをよく目にします。

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さて、大安吉日の良き日、幼稚園において保育棟新築工事の地鎮祭を御奉仕しました。

小学校就学前の子供に保育と教育を一貫して提供する施設として、内閣府では「認定こども園」の認可を進めていますが、伊勢原市内では幼稚園機能と保育園機能を併せもつ幼保連携型認定こども園が増加しています。

今後も少子化が進むと見込まれる中で、教育・保育・子育て支援を一体的に提供する施設に注目が集まりそうです。

今年一番の暑さ

2018年7月14日 土曜日

三連休の初日にあたり、今日は早い時間から地鎮祭が重なりました。

ほぼ風もなく、猛烈な暑さの中、祭典奉仕を終えると汗びっしょりです。

また、出張結婚式や祖霊祭、神明社(伊勢原市上平間)の夏越大祓と祭事を予定通りお仕えすることができました。

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午後には日本遺産認定記念のツアー御一行(28名)がお参りになりました。

新宿出発・解散の日帰りバスツアーで、大山阿夫利神社から下って当社にお立ち寄りになり、相模国の二之宮・川匂神社、一之宮・寒川神社を巡る内容でした。

当社では三之宮郷土博物館を御案内し、由緒や祭事、周辺の遺跡・遺物等について御説明し、神輿を御覧頂きました。

今年一番の暑さの中、ようこそお参り下さいました。

凍み水

2018年7月13日 金曜日

今日も早い時間から気温が上がり、暑い週末となりそうです。

木々からはニイニイゼミに続いてミンミンゼミの鳴き声が聞こえてきます。

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毎年7月13日は、兼務社・稲荷神社(伊勢原市下平間)の鎮座する下平間地区において、清水祭(しみずさい)をお仕えしています。

朝早くから地域の人たちが池さらいや水路の清掃を済ませ、水神池と農業用水の流れる隧道(ずいどう)で、清々しく神事を執り行いました。

季節の野菜等を沢山お供えし、清冽(せいれつ)な湧(わ)き水を称(たた)え、「夏の盛りにも涸(か)れることなく、荒き雨風に溢(あふ)れることなく」と水神さまに祈り上げました。

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清水の語源は「凍み水」ともいわれますが、山清水、岩清水、苔(こけ)清水、岨(そば)清水、磯(いそ)清水、底(そこ)清水、門(かど)清水、家清水、寺清水、庭清水、浅(あさ)清水、涸(かれ)清水など、場所や状態で多くの言い方があるようです。