2015年5月 のアーカイブ

まが玉祭反省会

2015年5月31日 日曜日

今日で5月もお仕舞いですが、日照時間や平均気温など、過去最高のところがあるようで、今日も真夏のような暑さとなりました。

振り返ると、まが玉祭(5月16日・17日)初日の雨が惜しいと思われます。

そのような天候の話も含め、今晩は実行委員による第28回まが玉祭反省会を開きました。

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職員や裏方の女性陣も参加し、60名近い賑やかな反省会となりました。

「回を地道に重ねることで、伝統や文化になる」「観光振興や文化の発信拠点となっている」など、ありがたいお言葉も沢山頂きました。

課題や改善点などはもちろんありますが、一年一年広がりやつながりが出来ていることが何より嬉しいです。

スタンプラリー

2015年5月30日 土曜日

炎天下の土曜日、市内の小学校(伊勢原小・桜台小・竹園小・成瀬小・比々多小)では大運動会が開催されましたが、記録的な暑さの5月も明日までとなりました。

箱根・大涌谷(おおわくだに)の水蒸気噴火や口之永良部島(くちのえらぶじま)の噴火、そして深夜に続いて今晩の地震と、計り知れぬ自然の驚異を間近に感じながら、平穏無事を只管(ひたすら)に祈るばかりです。

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さて、6月1日から 「 おおやま さんろく 回遊 スタンプラリー 」 が始まります。

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この機会に伊勢原市内の社寺をどうぞ巡ってみてください。

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蒼紫神社参拝と長岡藩

2015年5月29日 金曜日

5・6月は総会の多い月ですが、本日は禰宜が関東甲信越静市町村教育委員会連合会総会のため、新潟県長岡市に出張しました。

旅先では必ずお宮に立ち寄って参拝しますが、今回は蒼紫(あおし)神社と長岡藩についてご紹介します。

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長岡藩中興の祖とうたわれる3代藩主・牧野忠辰(まきのただとき)公、えびすさまの事代主命(ことしろぬしのみこと)をお祀りする蒼紫神社は、30万坪の広大なお山、悠久山(ゆうきゅうざん)に鎮座する旧県社です。

高明門

神門 高明門

牧野氏は三河国牛久保(現在の愛知県豊川市)の土豪から身を興し、元和4年(1618)に譜代大名として長岡に入封、以後250年にわたって統治しました。

備前焼きの狛犬

備前焼の狛犬

長岡藩士の信条として知られる「常在戦場」(じょうざいせんじょう)、「質朴剛健」(しつぼくごうけん)は、長岡の歴史と人々の気質に大きな影響を及ぼしているといわれます。

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慶応4年(1868)旧幕府軍が京の鳥羽伏見で薩長連合に破れ、新政府軍が越後に迫り来ると、軍事総督・河井継之助(かわいつぎのすけ)は非戦思想を以て和睦を願い出ますが会談は決裂。

徳川300年の恩顧に報いるため忠義を貫く戦い(北越戊辰戦争)となりますが、壊滅的な打撃を受け〝 賊軍 〟の汚名を受けます。

牧野家霊廟

藩主歴代霊廟

「事を天下に為す者は吉田松陰、我が子の教育を託すは小林虎三郎」と佐久間象山(さくましょうざん)に言わしめた〝 二虎 〟の小林虎三郎は、「国家百年の大計」として、窮地の中にあって学校を建てて子供を育成することを訴えました。

病翁(小林虎三郎)碑

病翁 へいおう (小林虎三郎)碑

三根山(みねやま)藩から送られた救援の米百俵を家中に分配せず、その代金を国漢学校の書籍や用具にあて、新校舎を完成させた「米百俵の精神」は、小泉首相の所信表明演説(平成13年)で有名になりました。

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長岡に息づく教育理念、根底思想に触れる歴史探訪となりました。

土地の平安堅固

2015年5月28日 木曜日

本日も夏の暑さの一日です。

公共施設の新築工事にあたり、安全祈願祭(地鎮祭)のご奉仕をしました。

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神慮を和め、土地の平安堅固ならんことを祈り上げました。

くろつけ

2015年5月27日 水曜日

神社下の御神田にも水が引かれました。

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6月7日(日)の「御田植ゑ」に向けて、今日は神奈川県神道青年会の担当者による「くろつけ」作業が行われました。

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真夏を思わせる炎天下、市内には光化学スモッグ注意報が発令されましたが、無事に作業は進められました。

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初夏の風物詩

2015年5月26日 火曜日

初夏らしい天気が続いていますが、水の引かれた田んぼからは季節の風物詩〝蛙の大合唱〟が始まりました。

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境内では蟻(あり)が忙(せわ)しなく列をつくり、蟷螂(かまきり)など、虫の活動も盛んになっています。

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いつの間にか青葉梟(あおばずく)も飛来し、「ホーッ、ホーッ」と夜の闇で鳴いています。

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梅の実は大きく膨らみ、土手の皐月躑躅(さつきつつじ)は見頃を迎えています。

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七変化(しちへんげ)の別名をもつ紫陽花(あじさい)も間もなく一斉に咲き始めます。

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夏越大祓のご案内

2015年5月25日 月曜日

早くも来週は水無月を迎えますが、社務所では6月晦日(みそか)に執り行う「夏越大祓」(なごしのおおはらえ)の準備を進めています。

茅の輪(昨年)

茅の輪(昨年)

毎年6月と12月、半年ごとに行っていますが、水無月の祓では罪禍を祓う「茅の輪くぐり」神事があります。

麻苧と木綿

祓物

古くは罪の代わりとなる「贖物」(あがもの)として、「白和幣」(しろにぎて)「青和幣」(あおにぎて)を衣服の料として神さまに差し出しました。

当社では「祓物」(はらえつもの)として、木綿(ゆう)にあたる晒(さらし)と麻布にあたる麻苧(あさお)を用い、神事で八つに取りさく作法を行います。

茅輪守

茅輪守

暑い夏を無事に乗り越え、お盆に穏やかにご先祖さまを迎えるためにも、半年間の罪穢を祓うのは古くからの生活の祈りです。

期間限定の「茅輪守」(ちのわまもり)を頒布(はんぷ)するため、現在その奉製(ほうせい)作業も進めています。

大祓神符と疫神齋

大祓神符と疫神齋

氏子・崇敬者にお届けする「人形」(ひとがた)の準備も進めていますが、お申し込みは社務所までお願いいたします。

人形 (昨年)

人形(昨年)

ボーイスカウト神道章修得講座

2015年5月24日 日曜日

本日は当社を会場に、神奈川県神社庁主催による「第19回ボーイスカウト神道章修得講座」が開催されました。

3日間の開講日程で、先週は亀ケ池八幡宮(相模原市)、来週は叶神社(横須賀市)で行われます。

正式参拝

正式参拝

都合で欠席の受講生もいましたが、県内各地の隊から高校生を中心とした13名のスカウトが参加しました。

セレモニー

セレモニー

教導職(5名)の指導の下、定められたプログラムに従い、熱心に知識を吸収していました。

由緒の説明

由緒の説明

当社からも権禰宜(ごんねぎ)が由緒の説明、禰宜が国府祭についての説明(ビデオ鑑賞)などを担当しました。

祝詞の浄書

祝詞の浄書

また、元宮(もとみや)まで歩いて登り、相模湾を一望した後、らちめん古墳や史跡(ストーンサークル)などを見学、そして郷土博物館を案内しました。

元宮にて

元宮にて

夕拝行事

夕拝行事

この講座を通して得た知識や貴重な体験、信仰や奉仕の心得などを、今後の社会奉仕活動に是非とも活かして欲しいと思います。

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崇敬会員の募集

2015年5月23日 土曜日

比々多神社では崇敬会員を募集しています。

年会費は一口5,000円です。

崇敬者祭

崇敬者祭

毎年6月の第三日曜日(父の日)に崇敬者祭を執り行っています。

祭典の後には記念講演や上映会などを行い、直会(なおらい)で会員交流を深めています。

記念植樹

記念植樹

元旦には会員一人一人のご芳名を奏上し、一年間の安全無事を祈って御神札と撤下品(てっかひん)をお頒(わか)ちしています。

今年は6月21日(日)10時半(受付集合10時)に第53回崇敬者祭を執り行います。

神社の護持・発展にご助勢下さる篤志の方をお待ちしています。

母親の愛情

2015年5月22日 金曜日

今日は安産祈願の吉日「戌の日」。

4人姉妹の末子の安産祈願で、お母さんと娘さんがお越しになりました。

2人っきりのお参りでしたが、子を思う母親の愛情を感じました。その愛情がお腹の赤ちゃんにもしっかりと伝わることでしょう。

岩田帯(腹帯)

岩田帯(腹帯)

午後には8ヶ月になる赤ちゃんを抱いて、お母さんがお参りになりました。

赤ちゃんに「安産祈願も初宮参りもお世話になったのよ」と優しい言葉で話しかけていました。

元気な赤ちゃんを抱っこさせて頂き、温かな気持ちまで分けてもらえました。