昨日から比々多神社菊華会の皆さまによる菊の搬入が始まりました。
今年は花期が遅いとの話も聞かれましたが、とても立派です。
これから盆栽や盆栽用語で懸崖(けんがい)と呼ばれる樹形のものも展示されます。
今後、11月の下旬まで交代で水遣りと管理に足を運んでいただくことになります。
菊の花言葉は「高貴」「高潔」「清浄」「生命力」など、神社にはぴったりの花です。
七五三参りでも晴れ着に合った素敵な写真が撮れると思います。
どうぞお参りの上、ゆっくりとご覧ください。
今朝は11月に予定されているボイラー火入れ式「鞴祭」(ふいごまつり)の打ち合わせがありました。
明日で10月もお仕舞いですが、そろそろ暖房器具を出したり冬支度です。
さて、本日は神奈川県神社庁において、午前中は協議員会、午後から神道政治連盟県本部役員会が開催されました。
どこの神社も年末年始に向かい、いよいよ繁多な時期に入りますが、神棚におまつりする新年の御神札「神宮大麻」(じんぐうたいま)が遠く伊勢の地より各社に届きました。
それに伴い、神宮大麻について、家庭のおまつりについて、神棚のまつり方・・・など、様々なパンフレットやポスター等の広報物が到来しています。
年があらたまることにより、蘇(よみがえ)りをはかる、新たな命をいただいて生まれかわる、という日本人の伝統的な考え方は、今もなお生き続けています。
家庭のおまつりや神棚のまつり方など、不明な点はお気軽にお尋ねください。
今朝は菊華会の皆さんが集まり、菊小屋の準備をいたしました。
2・3日の内に、丹精込めて育て上げた菊が出揃い、気品ある菊の香りに境内が包まれることになりそうです。
また、拝殿脇のスロープが傷んだため、新たに造作することになりました。
数日はご迷惑をお掛けいたしますが、気をつけてお参りください。
さて、本日は邸内祠のお祓い、地鎮祭などの出張祭儀が重なりました。
工業団地の工場では、7月に地鎮祭をご奉仕した研究開発施設の竣工式も執り行われました。
工事が無事終わり、立派な建物が完成いたしましたが、喜びとともに希望と更なる奮起の様子が感じられました。
安全第一に、更なる技術革新、発展がもたらされますようお祈り申し上げます。
先週の土曜日に、比々多小学校で土曜参観・飛翔フェスタが開催された関係で、今日は小学校が代休となりました。
伊勢原市以外でも代休となったところがあったようで、月曜ながら境内は七五三参りで賑わいました。
当地では、十五夜のお月見は叶いませんでしたが、昨晩の十三夜は、とても綺麗なお月さまを拝むことができました。
十五夜は芋名月、後(のち)の月である十三夜は、豆名月・栗名月といわれますが、揃ったお供えものを茅(かや)の箸(はし)でお召し上がりいただくことに、、、。^^;
さて、今朝は総代さん総出で沢山(さわやま)の整備作業を行いました。
来る11月8日(木)の酒祭におけるお水取り神事に向けて、山道の普請を行うためのものです。
昨年来の台風や豪雨により、倒木や斜面の土砂崩れが起こり、建設機械(ユンボ)を始め、チェーンソー、鋸(のこぎり)、鉈(なた)、スコップ、鍬(くわ)などを持ち込んで山に上がり、大がかりな仕事となりました。
沢ガニや蝉の幼虫などを発見しましたが、森林に生息するヤマビルも出てきました。幸い忌避スプレーや塩水などにより予防していたので吸血の被害には遭わずにすみました。
雨の中の作業となりましたが、総代の皆さまお疲れさまでした。
朝の空気が少しずつ冷たくなってきました。
平日ながら、午前中は七五三参りの家族連れが目立ちました。
当社では、七五三のご祈祷は予約制ではありません。
午前9時から午後4時半を目安に、ご都合でお参りください。
今年はおそらく、11月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)が七五三参りで混み合うかと思います。
安産祈願や初宮参り、交通安全祈願などは、日にちや時間帯をずらしていただくと、待ち時間も少なくなります。
さて、正午に神前結婚式がありました。
とても穏やかな日差しに包まれて、ゆったりとした時間の中で落ち着いた結婚式となりました。
神さまに失礼にならない服装であれば、晴れ着でなくても一向に構いません。
身を正し、心清らかに、穏やかな心持ちで儀式に臨んでいただければ結構です。
昨日、比々多神社菊華会の方がボサ菊を搬入してくれました。
毎年境内で菊華展を開催いたしますが、菊小屋準備は29日(月)の予定です。
その後、丹精込めて育てられた菊の展示を行いますので、どうぞ楽しみにしていてください。七五三の写真撮影にも最高です。 (^^)
さて、昨晩・本日と神葬祭のご奉仕がありました。
昨晩は通夜祭(つやさい)で再び蘇生(そせい)することを祈りつつ、かなわぬことを察して、故人の御霊(みたま)を霊璽(れいじ)に遷(うつ)し留める儀式、遷霊祭(せんれいさい)を執り行いました。
即ち、室内の灯火(ともしび)を落とした浄暗(じょうあん)の中、杉板を錦で覆った神依板(かみよりいた)を霊璽(れいじ)に翳(かざ)し、中啓(ちゅうけい)で二度ずつ三回打ち、その間に「オーオーオー」という警蹕(けいひつ)を唱えるというものです。
『古事記』には「和琴(わごん)を鳴らして神降ろし祭る」とありますが、琴の代わりに板をたたいて御霊をお招きするので琴板ともいわれます。
神葬祭には通常の祭祀とは異なる色目である「忌色」(いみじき:凶色)の装束を着用しますが、これは悲哀や沈痛を表現する黒味がかった色目で、鈍色(にびいろ)、橡色(つるばみいろ)、柑子色(こうじいろ)、萱草色(かんぞういろ)などです。
神社本庁では『諸祭式要綱』の「神葬祭・祖霊祭之部」で、神葬祭における装束を定めています。
装束や浅沓などの皆具(かいぐ)は、平常の祭祀とははっきりと使い分け、適した色目でご奉仕することで悲哀を表し、遺族の思いにも沿った儀式をお仕えすることができると思います。
今年は『古事記』が編纂(712年)されてから、ちょうど1300年です。
現存する最古の歴史書であり、神話や伝説、歌謡などを含み、日本の始まり、日本人の原点を現在に伝えるものです。
神奈川県神社庁では、子供たちに日本の神話に親しんでもらえるよう、「みんなの神さま」を発刊(5種)しています。
私たちと同様、登場する神さまは喜怒哀楽に富んでいて、子供たちの成長には欠かせない心の成長を促してくれます。
残念ながら、現在の学校教育ではあまり学ぶことのできない日本神話ですが、是非とも地域や家庭で学ぶ機会をつくって欲しいと思います。
「みんなの神さま」をご希望の方は、比々多神社社務所または、神奈川県神社庁にお尋ねください。