2016年10月 のアーカイブ

霜月の予定

2016年10月31日 月曜日

神無月も今日で終わり明日は霜月を迎えますが、今年の月暦も残り2枚となります。

今日は神奈川県神社庁の臨時協議員会が鶴岡八幡宮直会殿で開催され、県内各支部から協議員となっている神職・総代58名が集いました。

会議では平成27年度の業務報告や歳入歳出決算報告などについて議案審議がなされました。

現在、新庁舎を建設工事中ですが、これは設立70周年記念事業の一環であり、その他事業についても今後検討が加えられる予定です。

神社庁臨時協議員会

神社庁臨時協議員会

さて、霜月の予定をお知らせ致します。

1日(火)月次祭、4日(金)総代奉仕(酒祭準備)、5日(土)八剱神社(平塚市上吉沢)七五三、9日(水)酒祭、山王中学校職場体験学習、12日(土)神明神社(伊勢原市笠窪)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、雷電神社(伊勢原市串橋)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、13日(日)真田神社(平塚市真田)月次祭・七五三、15日(火)月次祭、17日(木)・18日(金)第43回中・平塚・伊勢原連合神社総代会参拝旅行、20日(日)北金目神社(平塚市北金目)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、八幡神社(伊勢原市坪ノ内)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、23日(水)新穀勤労感謝祭、石座神社(秦野市鶴巻)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、26日(土)落幡神社(秦野市鶴巻南)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、27日(日)日月神社(伊勢原市沼目)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式

安産祈願の吉日「戌の日」は12日(土)と24日(木)です。

七五三参りは随時(8:30-16:30)承っていますが、今月は神前結婚式の予定が平日や土曜・日曜・祝日に入っていますので、予めご連絡下さいますようお願いいたします。

電話 0463-95-3237  メール hibita@athena.ocn.ne.jp

古いものを大切にする心

2016年10月30日 日曜日

23日(日)に執り行った日月神社(伊勢原市沼目)境内社の疫神社(えきじんしゃ)、本日の地神社(秦野市鶴巻南)境外社の吾妻社(あづましゃ)を以て、今年の兼務社関係の例祭(れいさい)を全て修めました。

来月に入ると各社の七五三、11月中旬からは、新穀勤労感謝祭、神宮大麻頒布式、年越大祓が年末近くまで続きます。

落幡神社(秦野市鶴巻南)では、年末の御神札申込みの打ち合わせを役員さんが熱心に行っていました。

疫神社(日月神社境内社)

疫神社(日月神社境内社)

週末の昨日・今日は、家屋解体の清祓や稲荷社の移動奉告祭、埋井祭、地鎮祭などのご奉仕がありました。

代々暮らしを営んできた農家のお宅では、解体にあたり家の隅々まで綺麗に掃除を施し、分家の親戚一同が集まり、様々な思い出を振り返るように真剣な面持ちで祭儀に臨んでいました。

三社造りの神棚が2宇(う)、檜皮葺(ひわだぶき)の大黒(だいこく)宮や恵比須(えびす)宮、荒神(こうじん)宮、そして多くの神社から授かった御神札をお祓いしました。

多くの神棚をお預かりしてお焚き上げする予定でしたが、ご先祖さまがお祭りしてきた古い神棚については、蔵に残すことになりました。

新居の新築工事が予定されていますが、古いものを大切にする心に触れた一日でした。

みんなの神さま

2016年10月29日 土曜日

比々多小学校では「飛翔(比小)フェスタ」が開催されましたが、小雨が少し落ちる程度で、全日程を無事に終えることが出来たようです。

10月最後の週末、社頭では多くの七五三参りがありました。

今年は七五三参りに相応(ふさわ)しい写真撮影用の看板を用意しましたのでどうぞご利用下さい。

写真撮影用看板

写真撮影用看板

七五三参りの昇殿祈祷(しょうでんきとう)では、御神札(おふだ)や御守(おまもり)の他に、鰹節(かつおぶし)や祝箸(いわいばし)、子供用の記念品などを撤下品(てっかひん)としてお配りしています。

毎年、神話冊子「みんなの神さま」を差し上げていますが、今年の叢書(そうしょ)は「神武天皇(じんむてんのう)」です。

みんなの神さま

みんなの神さま

これまで、「くにうみ」「よみのくに」「天孫降臨(てんそんこうりん)」「ヤマタノオロチ」「いなばのしろうさぎ」「あまのいわと」「海幸彦と山幸彦(うみさちひことやまさちひこ)」「ヤマトタケルノミコト」が作られていますが、今年は初代・神武天皇の崩御(ほうぎょ)から2600年という式年(しきねん)の年にあたることから、「神武天皇」が発行されました。

イラストが多くとても分かりやすいので、子供だけではなく多くの皆様に読んで欲しい内容です。

ご所望の方には無料で冊子を差し上げていますので、こちら(神奈川県神社庁)からお申込み下さい。

雨に濡れた小菊

2016年10月28日 金曜日

今日から菊華会による菊の搬入作業が行われていますが、お昼頃から生憎の雨となりました。

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今年は沢山のざる菊を準備しましたが、花が開き始めた今が一番の楽しみです。

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雨に濡れた小菊もとても綺麗です。お参りの折にどうぞご覧下さい。

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生活の指針

2016年10月27日 木曜日

今年も残すところ2ヶ月余りとなり、早くも企業の年頭安全祈願祭の問い合わせが始まりました。

年末にお頒(わか)ちする神棚のお神札準備も間もなく整える頃です。

来年は平成29年・皇紀2677年・西暦2017年、丁酉(ひのととり)です。授与所(じゅよしょ)では暦(れき・こよみ)の頒布(はんぷ)をしていますので、神事の心得、農事の目安、生活の指針として是非ご利用ください。

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今年も菊華会による菊小屋づくりが行われました。

陽気の関係で花が少し遅れているようですが、間もなく大菊の鉢や小菊の懸崖(けんがい)づくり、盆栽菊などの搬入されます。

年2回の恒例行事

2016年10月26日 水曜日

昨日は今季一番の冷え込みとなり、午後には17日以来となる雨が降り出しました。

境内では日に日に落葉が増え始め、少し遅れている菊の開花が待ち遠しいところです。

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さて、昨晩は第73回榊会正式参拝を執り行いました。

氏子総代として神社にご奉仕下さった皆さんの年に2回の恒例行事です。

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地域の様々な話題で懇親が図られ、毎回のことながら、和やかで楽しい交流の場となりました。

神社庁舎上棟祭

2016年10月25日 火曜日

昨日は雲一つ無い青空の下、神奈川県神社庁新庁舎上棟祭(じょうとうさい・むねあげのまつり)が横浜市磯子区磯子台で執り行われました。

上棟祭は各種建物の新築にあたり、棟木(むなぎ)を上げる際に行われる祭儀(さいぎ)です。

6月17日に地鎮祭(じちんさい)が斎行(さいこう)されてから、災禍(さいか)なく順調にこの日を迎えましたが、今後長く新殿(しんでん)新室(にいむろ)に禍(わざわい)なく、幸あれと願うものです。

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祭儀では家屋の守護神である屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと)・屋船豊宇気姫命(やふねとようけひめのみこと)と、工匠(こうしょう=大工)の神である手置帆負命(たおきほおひのみこと)・彦狭知命(ひこさしりのみこと)の4柱(よはしら)の神々をお祭りします。

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部材には県内産の桧(ひのき)が用いられていますが、その屋上に桧(ひのき)の幣串(へいぐし)3本、両脇に天の弓矢、地の弓矢が飾り立てられました。

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上棟祭は工匠の仕来(しきた)りで種種の仕方で行われる神事ですが、棟木の位置を測量・検地(けんち)する「丈量の儀」(じょうりょうのぎ)、棟木を棟に曳上げる「曳綱の儀」(ひきつなのぎ)、棟木を棟に打ち固める「槌打の儀」(つちうちのぎ)、災禍(さいか)を除く「散餅散銭の儀」(さんぺいさんせんのぎ)が本義に基づいて相次いで行われました。

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閉式後、「福餅福銭散供」(ふくもちふくせんさんく)が行われ、大勢集まった近隣の子供たちや住民に、お祝い分けの紅白餅や福銭、お菓子などが撒(ま)かれました。

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神宮大麻の調整

2016年10月24日 月曜日

昨日は神社下の御神田で、はさがけされた稲の脱穀(稲こぎ)作業が行われました。

今後、県内各社の新嘗祭(にいなめさい:11月23日)に間に合うように、神奈川県神道青年会により準備が進められます。

また、古代米の藁(わら:)は年末に神社の御神木と鳥居の注連縄(しめなわ)づくりに用いられる他、例祭(4月22日)・国府祭(5月5日)の粽(ちまき)行事の俵(たわら)として用いられます。

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さて、相模中連合支部(中郡大磯町・二宮町・平塚市・伊勢原市・秦野市)宮司会が21日に開催され、神宮大麻(じんぐうたいま)の頒布数(はんぷすう)に応じた調整が行われました。

神棚に奉斎(ほうさい)する神宮大麻は、伊勢の神宮において様々な祭典を経て1体ずつ丁寧に奉製(ほうせい)され、全国の神社を通して各家庭に頒布されています。

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また、年内最後の会合とあって、新年会の日程などについても話し合いが行われました。

年末年始は神職にとって引き締まる季節です。

神宮大麻に関する広報物

神宮大麻に関する広報物

青年たちの粋な計らい

2016年10月23日 日曜日

秋の季節の最後の二十四節気で「霜降(そうこう)」となりました。

霜が降りるには早いものの、山の木々の葉が紅葉し始める頃です。

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さて、今日は氏子の青年会長の神前結婚式を執り行いました。

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秋の澄んだ青空の下、新郎は紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)で凜々(りり)しく、新婦は清浄を意味する白無垢(しろむく)姿に神聖な綿帽子(わたぼうし)を被(かぶ)り、粛々と参道を参進して婚儀を進めました。

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結婚式が閉式して退下(たいげ)するや否(いな)や、氏子青年たちの粋(いき)な計らいで、囃子太鼓(はやしだいこ)が賑やかに響きわたるとともに、樽神輿(たるみこし)でお祝いの演出が行われました。

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喜びと驚きのご両人でしたが、良き仲間に囲まれて、太鼓の音以上に心に響く素敵な結婚式になったのではないでしょうか。

誼を結ぶ

2016年10月22日 土曜日

昨日は中・平塚・伊勢原連合神社総代会理事会が平塚八幡宮で開催され、第43回参拝旅行の取りまとめが行われました。

今年はバス3台で茨城県方面の神社を団体参拝する予定です。

庭中の阿須波(あすは)の神に小柴(こしば)さし吾(あれ)は斎(いあは)はむ帰り来(く)までに 『万葉集』

これは旅路の安全を祈る、待つものの思いが詠まれた歌です。

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良好な関係を築くことを「誼(よしみ:好)を結ぶ」といいますが、普段以上の交わりが得られるのも旅行の楽しみの一つです。

〝言葉(言)で宜しく(宜)〟と交わしつつ、深い親しみ、誼を通じる旅路となることを心待ちにしています。