2019年7月 のアーカイブ

就職体験

2019年7月30日 火曜日

昨日、長かった梅雨がようやく明けて、直射日光の照る真夏が一気にやって来ました。

夏休みの行事として、昨日から高校生の就職体験(インターンシップ)の受け入れを行っています。

今年は4名の高校生を2班に分けて、3日間ずつの体験です。

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先ずは白衣と袴に着替え、簡単な作法の教授、そして社殿で正式参拝を執り行いました。

神前での心構えや祭具の意味、各施設の案内、座学で言葉遣い等についての説明の後、裏方の事務作業、御祈祷や御朱印の対応などを学んでもらいました。

神社の専門的な事ばかりでなく、仕事の大半を成す準備や片付けについて、見えないものについても多少は理解が得られたように思えます。

熊谷の御縁

2019年7月29日 月曜日

埼玉県熊谷市から、「熊谷うちわ祭」の年番の人たちが大型バスでお参りになりました。

先週行われた八坂神社の祭礼には、氏子の栗原(くりばら)地区の人たちが大勢で見学に訪れています。

当社の例祭(4月22日)には、三基の人形山車(にんぎょうだし)が出ますが、栗原の人形が平家物語で名高い熊谷直実(くまがいなおざね)であることから、〝熊谷〟の御縁で今回の交流となったものです。

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40名の御一行には、昇殿参拝の後、神輿や各施設、博物館をゆっくりと見学して頂き、最後に栗原祭保存会の太鼓の様子を御覧になりました。

神賑(しんしん)行事を通した交流はとても有意義で、お互いの特徴や良い点等について興味を示していました。

週末の行事

2019年7月28日 日曜日

雨の心配もありましたが、週末には市内各地で納涼行事が行われ、納涼祭や盆踊りに顔を出させて頂きました。

老若男女が混じり合い、季節の行事が地域の風習として行われる様子に、今年も安らぎを得ました。

また、兼務する日向神社(平塚市日向)の境内において、地区の虫送り行事にあたり、お清めのお祓いを行うとともに、日向薬師住職による読経が行われました。

日向神社

日向神社

神社では関係者が集まり、例祭・國府祭の反省会を開催し、率直な意見や祭に対する思いがよく伝わりました。

その後、各青年会員を中心に、「天皇陛下御即位三十年奉祝相模國府祭」の映像鑑賞会を実施しました。

大神輿渡御(おおみこしとぎょ)のみならず、各社の違いに興味と関心が寄せられた様子でした。

草刈り奉仕

2019年7月25日 木曜日

一昨日は二十四節気の「大暑」でしたが、暦の通り23日から本格的な暑い日が続いています。

当地の梅雨明けも間近でしょうが、境内では蝉の鳴き声が日増しに多くなっています。

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今朝は暑気を考慮して、午前7時から総代奉仕による元宮や境内周辺の草刈り作業が行われました。

総代さんたちは汗びっしょりになりましたが、怪我もなく、無事に終了しました。

何より清々しく、とても綺麗になっています。

8月8日(木)には、3年に一度の池の掻い掘り(かいぼり)が行われる予定です。

書道展・絵画展

2019年7月24日 水曜日

「第33回神奈川県神社庁 青少年書道展・絵画展」が本日・明日の2日間、横浜駅東口の新都市プラザ(そごう横浜店地下2階入口前)で開催されています。

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幼稚園や保育園、小・中学校も夏休みに入り、親子連れで展示を見学する姿が多く見られました。

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当社からは絵画のみの出品ですが、「神社庁長賞」(1点)と「神社総代会連合会長賞」(2点)に選ばれた他、2点が入賞となりました。

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また、惜しくも受賞とならなかった作品も、甲乙つけがたい素晴らしいものばかりです。

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子供らしい感性に溢れ、のびのびとしたもの、力強いもの、鮮やかな色使いなど、生き生きと描かれています。

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外国人の一日体験

2019年7月21日 日曜日

昨日は「ワールドキャンパスいせはら」の事業が当社で開催されました。

午前8時半には、伊勢原市に滞在中の外国人31名が当社に到着しました。

午前9時から比々多こま倶楽部の小学生とともに、大山独楽(おおやまこま)回しの体験が行われました。

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続いて、午前10時から2班に分かれ、神社周辺の遺跡、神社施設、郷土博物館等の見学とまが玉つくりの会によるまが玉づくり体験が行われました。

遺跡の説明後には、「古代の貴重な遺跡が発見されているのに、どうして多くの人たちが見学できるようにしないのですか」といった素晴らしい質問も飛び出しました。

それぞれの意味や目的を説明した後に、神輿(みこし)に肩を当てて担(かつ)いだり、鐘楼(しょうろう)の鐘(かね)を撞(つ)いたり、茅の輪(ちのわ)くぐりを体験してもらいました。

まが玉づくりでは、まが玉の由来や形等の質問もあり、日本の歴史や地域文化の一端を知ってもらう機会となりました。

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午後には比々多観光振興会の協力により、火おこし体験が行われ、体験型の事業により、多くの笑顔で交流を深めることが出来ました。

素戔嗚尊

2019年7月20日 土曜日

毎週末、兼務社の祭礼が続いています。

今日は八坂神社(伊勢原市日向)と飯綱神社(伊勢原市日向)で大祭式を執り行い、両社とも神賑行事(しんしんぎょうじ)として神輿(みこし)が担(かつ)がれ、囃子車(はやしぐるま)の太鼓の音が賑やかに響きわたりました。

飯綱神社

飯綱神社

先週の眞田神社もそうですが、両社とも素戔嗚尊(すさのおのみこと)をお祀(まつ)りしていて、祇園祭(ぎおんまつり)で有名な京都・八坂神社と同様、疫病(えきびょう)を祓(はら)い除(の)ける夏の祭事です。

神話では、素戔嗚尊が乱暴を働いたことにより、姉の天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)にこもり、諸神により高天原(たかまのはら)を追放されますが、出雲(いづも)では八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して、奇稲田姫(くしなだひめ)と結婚します。そして、八岐大蛇から得た草薙剣(くさなぎのつるぎ)を天照大御神に捧げます。海原(うなばら)、天下(あめのした)、根の国(ねのくに)を治める神さまで、大国主神(おおくにぬしのかみ)はその子孫にあたります。

先人に感謝

2019年7月19日 金曜日

第47回中・平塚・伊勢原連合神社総代会総会が平塚市で開催され、管内の神職・総代約200名が参加しました。

総会に先立ち、物故神職(7柱)並びに総代(16柱)の御霊(みたま)を招きまつり、慰霊祭が厳粛に執り行われました。

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総会では事業報告、決算報告、事業計画案、予算案が審議されました。

本年度から定例表彰に加えて役員表彰が行われ、延べ81名が栄えある表彰を受けられました。

先人のご苦労のもとに現在があり、しっかりと次に繋ぐのが今を生きるものの役目です。

骨董蚤の市のお知らせ

2019年7月16日 火曜日

今晩は比々多観光振興会の役員会が参集殿で開かれました。

来る10月20日(日)に執り行う正祭(しょうさい)・戦没者慰霊祭・太鼓奉納において、「骨董蚤の市」(こっとうのみのいち)が同時開催されます。

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昨年と同様、蚤の市、無料鑑定相談、文化財開放(郷土博物館)、花苗の無料配布が行われます。

また、地元の新鮮野菜の販売やキッチンカーの出店もあり、賑やかな一日になりそうです。

旧郷社のお祭り

2019年7月14日 日曜日

毎年7月の第三週は真田のお天王(てんのう)さんです。

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昨日は宵宮(よいみや)で、今日は例祭式当日でした。

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真田神社(平塚市真田)は旧郷社で、かつては近在ではとても有名なお祭りでした。

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もちろん今でも賑やかで、大規模な土地区画整理事業により住宅が増え、小学校も校舎を増設するほど活気に溢れています。

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残念ながら小雨続きの2日間でしたが、水の恵みをもたらす神さまでもあり、神輿の担ぎ手にとっては暑さをしのげたともいえます。

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今年も伝統の祭事を通して、様々な交流がもたらされたのではないでしょうか。