2017年10月 のアーカイブ

菊華展の始まり

2017年10月31日 火曜日

今日で神無月もお仕舞い、月の暦も残り2枚となりました。

昨日、比々多神社菊華会により菊の搬入が行われ、今年も気品ある菊の展示が始まりましたので、その様子をどうぞ御覧下さい。

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台風一過の今日

2017年10月30日 月曜日

台風一過、清々しい秋晴れの天気となりましたが、近畿や東京地方では木枯らし1号が吹いたようです。

平安前期に伝来し江戸時代の貞享暦(じょうきょうれき)に代わるまで、約800年間使用された宣明暦(せんみょうれき:太陰暦)には、「草木黄落」(そうもくこうらくす)という七十二侯がありますが、境内の草木も黄ばんで落ちる季節になりつつあります。

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さて、今日は市内の小学校行事の代休で、平日でも七五三参りが続きました。

澄んだ青空の下、昨日とは異なってゆっくりと境内で過ごされるご家族が多かったようです。

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真田神社(平塚市真田)の氏子地域では、東海大学男子柔道部寮の建設工事にあたり、地鎮祭をお仕えしました。

約50名の参列者の中には、全日本学生柔道体重別団体優勝大会において、昨日見事優勝を果たしたばかりの監督や選手等の姿もあり、礎を築く元となる事始めの儀式に、心新たに臨まれている様子でした。

工事の無事進捗と益々のご発展をお祈り申し上げます。

大雨警報

2017年10月29日 日曜日

暦では「霎時施」(こさめときどきふる)の時候ですが、台風22号の接近により、昼過ぎから雨脚が強くなり、伊勢原市内でも夕方には大雨警報が発表され、強風・雷注意報が出ています。

比較的に降りが弱かった午前中には、七五三参りの家族連れもありましたが、皆さん足早にお帰りになりました。

午後には平成30年に執り行う「天皇陛下御即位三十年奉祝相模国府祭」実行委員会が平塚八幡宮で開催されました。

途中、一部道路では冠水が見られましたが、無事に戻ることが出来て何よりでした。

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被害がもたらされませんようお祈り申し上げます。

地神講閉講式

2017年10月28日 土曜日

台風22号は明日には九州に接近し、東よりに進む見込みで警戒が必要です。

当地は曇り空から小雨といった状況で、予定していた地鎮祭も全て無事に御奉仕することが出来ました。

また、土曜日の大安ということもあり、七五三参りは今年一番の人出となりました。

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さて、参集殿では地神講(じしんこう)の閉講式を執り行いました。

坪ノ内久門寺(つぼのうちくもんじ)では文久4年(1864)に地神講を開講してから、春秋の社日に地神を祭り、農事の感謝を捧げてきました。

残念ながら、農家を営む家も少なくなり、時代の趨勢(すうせい)ということですが、それぞれ万感の思いで参列されました。

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講を通して組み成してきた絆を大切に、今後とも皆さまの御無事と御繁栄を祈念申し上げます。

菊小屋立て

2017年10月27日 金曜日

週末には台風22号が関東地方に近づく見込みで、今後の動きに注意が必要です。

今日は高気圧に覆われて、秋晴れの一日となりました。

境内では季節の風物詩で、菊華会による菊小屋立てが行われました。

見頃を迎えたざる菊

見頃を迎えたざる菊

明日以降、鉢花や盆材等の搬入が始まります。

菊の花香るお宮へどうぞお参り下さい。

笑みに溢れ

2017年10月26日 木曜日

今日は第75回榊会(さかきかい)正式参拝を執り行いました。

榊会は当社総代の任期を終えた方々が、昭和55年に組織した会です。

春秋2回の正式参拝の他、5月5日の国府祭には、現役総代の助勢として祭具等の運搬、祭場の設営などの御奉仕にあたって頂いています。

tamagusi予定時間より30分以上も早く全員が揃い、みなさん楽しみに集まっていることが伝わってきました。

参集殿における直会(なおらい)では、余興でフラダンスが演じられ、笑みに溢れた楽しい一時となりました。

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長寿の祝い

2017年10月25日 水曜日

今日も雨降る一日となりましたが、境内では雨に濡れない御神木の下で、七五三詣の家族連れが写真撮影をしていました。

初宮参り、七五三、成人式など、折々の成長の節目に行われる人生儀礼は、私たち日本人の人生観を表しているともいえます。

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さまざまのうきふしをへて呉竹(くれたけ)のよにすぐれたる人とこそなれ

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さて、今日は米寿(べいじゅ)を迎えた女性が長寿の祝いでお参りになりました。

長寿を祝う風習は古代中国の「敬老思想」の影響で、平安時代以降、貴族を中心に儀式が広まったといわれています。

「算」は年を数えることから年齢を意味して、算賀(さんが)、年賀、賀の祝いともいいますが、40歳を「初老」(しょろう)といい、50歳を「五十の賀」(いそじのが)、60歳を「六十の賀」(むそじのが)、「下寿」(かじゅ)、70歳を「古稀」(こき)、80歳を「傘寿」(さんじゅ)、「中寿」(ちゅうじゅ)、90歳を「卒寿」(そつじゅ)、「鳩寿」(きゅうじゅ)、百歳を「百寿」(ももじゅ)、「上寿」(じょうじゅ)、「紀寿」(きじゅ)といいました。

鎌倉時代以降には端数も加わり、61歳を「還暦」(かんれき)、77歳を「喜寿」(きじゅ)、81歳を「半寿」(はんじゅ)、88歳を米寿、99歳を「白寿」(はくじゅ)、108歳を「茶寿」(ちゃじゅ)、111歳を「皇寿」(こうじゅ)として祝うようになったようです。

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七五三の由来

2017年10月24日 火曜日

今月は週末に雨が続き、七五三参りを延期される方が多くなっています。

本日、日本のはるか南の海上に台風22号が発生し、週末には再び日本列島を縦断する可能性が出てきました。

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さて、七五三は七・五・三という陽数を男児・女児の年にあてはめたもので、三歳の男児・女児の「髪置」(かみおき)、五歳男児の「袴着」(はかまぎ)、七歳女児の「帯解」(おびとき)という儀式に由来するものです。

これまでの成長に感謝するとともに、今後の更なる成長無事を祈るもので、11月15日にお祝いします。

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11月15日に祝うことになったのは、この日が二十八宿(にじゅうはっしゅく)の鬼宿日(きしゅくにち)にあたり、何事の祝い事にも最良の日であることから、また収穫の時期である霜月(しもつき)のまつりに合わせたというような説がありますが、徳川五代将軍綱吉の子・徳松の祝儀をこの日に行ったことに由来するともいわれています。

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七五三に欠かせないのが「千歳飴」(ちとせあめ)ですが、袋には鶴・亀・松・竹・梅などが描かれ、幾久しく健やかな成長の願いが込められています。

当社ではお祝いの記念に、授与所で特製の千歳飴を頒布しています。

穏やかな社叢にありがたく

2017年10月23日 月曜日

今日は二十四節気の「霜降」(そうこう)で、初候は「霜始降」(しもはじめてふる)ですが、台風一過で青空が広がり、気温も高くなっています。

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台風21号が直撃し、深夜は眠れぬほどの恐ろしい風雨でした。

境内一円を見回りましたが、大きな枝が所々に落ちていたものの、参拝者や境内施設等に被害もなく安泰です。

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今日は一日中、境内の清掃となりました。

箒(ほうき)で落葉を掃きながら、隅々に季節を感じました。

いつもの穏やかな社叢(しゃそう)に戻り、ありがたい限りです。

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雨の慰霊祭

2017年10月22日 日曜日

正祭に引き続き、今年は参集殿において地区戦歿者慰霊祭を執り行いました。

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先の戦に散華(さんげ)せられた英霊182柱の御霊(みたま)を招魂(しょうこん)し、自治会、神社役員・総代、市遺族会、地区遺族会、市長、県議会議員、市議会議員の代表者が玉串を奉(たてまつ)り拝礼しました。

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残念ながら、鎮魂の奉納太鼓は中止となりましたが、それぞれの地域の自治会館等で太鼓連の人たちが高らかに太鼓を打ち、その響きは天高く届いていたと思われます。