‘恒例祭・行事’ カテゴリーのアーカイブ

祈願絵馬

2020年1月15日 水曜日

睦月も折り返しの15日となり、月次祭を執り行い、皇室の御安泰と国家の安寧、氏子・崇敬者の平安を祈り上げました。

小正月ということで、御神前には小豆粥(あずきがゆ)をお供えし、職員も健康無事を願って頂きました。

陰暦で月の15日は望(もち;望日)にあたり、望粥(もちがゆ)ともいい、当社では餅(もち)を入れた粥となっています。

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さて、神奈川県公立高校入試の学力検査(2月14日)まで1ヶ月を切り、受験生にとっては最後の追い込みの時期を迎えました。

神頼みではありませんが、祈願絵馬には入試に向けた本人意気込みと真摯な祈りが十分に感じられます。

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御神札授与所(おふだじゅよしょ)では、合格祈願の御神札(おふだ:木札)や合格守、御神筆(合格鉛筆)、心願成就の達磨(だるま)など、関連の授与品を頒布(はんぷ)していますが、最近の傾向では勝守(かちまもり)をお受けになる方も多く見られます。

受験生を抱える家族にとっても大切な時期であり、健康管理や心の安らぎといった支えも必要なことはいうまでもありません。

ご加護に感謝

2020年1月14日 火曜日

年末年始には、神棚に神宮大麻(じんぐうたいま)をはじめ、氏神(うじがみ)神社等の御神札(おふだ)を新しく奉斎(ほうさい)し、新年の安泰を祈るのが古き良き風習です。

また、様々な願意をこめた祈願の御神札や守護を願った御守(おまもり)も授与を受けた神社に納めるのが慣わしです。

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小正月(こしょうがつ)前日の14日午後3時、古例(これい)に倣(なら)い「古神札焼納祭」に併せ、正月飾りや書き初め等をも一緒に焚(た)き上げる「どんど焼き」を執り行いました。

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例年通り境内に火炉(かろ)を舗設(ほせつ)し、忌竹(いみだけ)を立てて注連縄(しめなわ)を張り、古札を通して諸社を遙祭(ようさい)して、一年の守護に感謝しました。

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そして、浄火(じょうか)を以てお焚き上げをしました。

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3連休後の平日ということもあり、団子(だんご)を焼く子供の数は少なかったものの、ご加護に感謝する祭儀を以て、正月行事もとじめとなりました。

26社の新年祭

2020年1月10日 金曜日

明日(11日)は鏡開きですが、社会では仕事や学校も平常通りに動き出しています。

今週は車椅子など、福祉施設の参拝が続き、平日ながら正月の授与品を求める方も未だ多く見られます。

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さて、企業・団体参拝の落ち着いた午後には、恒例の所管神社連絡協議会(26社)の新年祭(51名参加)を執り行いました。

式後の賀詞交歓会では、初詣の様子や昨年の出来事などについて、各社役員から1時間半にわたり報告がありました。

特に、台風15号・19号による被害状況や、樹木管理の苦労を語る声が多くありました。

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また、節分追儺祭(2月3日)や御代替りの奉祝事業、参拝旅行(秋)の計画、事務手続き等について説明をしました。

各社の春の祈年祭(きねんさい:大祭)、例祭(大祭)の日程が全て決まり、例年通りに祭事を進める計画です。

良き年であるよう

2020年1月1日 水曜日

謹んで新年の御祝詞を申し上げます。

お蔭様で、天候にも恵まれて穏やかに新年を迎えることができました。

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元日午前零時、「歳旦祭」(さいたんさい)を中祭式で執り行い、宝祚無窮(ほうそむきゅう)、五穀豊穣(ごこくほうじょう)、新しき年が良き年であるよう祈り上げました。

併せて元旦大祈祷では、祭員が大祓詞(おおはらえのことば)を奏上する中、氏子・崇敬者の願意に基づく祈願祭を執り行いました。

御神前ではお参りの方々をお祓いしました。

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臨時奉仕者説明会

2019年12月22日 日曜日

本日の日向神社(伊勢原市日向)大祓を以て、年内の本・兼務社(26社)の全ての祭事をおさめることが出来ました。

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午後には臨時奉仕者の説明会を開催しました。

いよいよ新年を迎える支度も本格的になってきます。

師走大祓式

2019年12月20日 金曜日

数日前までは雨を覚悟していましたが、日差しに恵まれて「師走大祓式」(しわすのおおはらえしき)を迎えました。

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神社祭式関係規定では、大祓は「〇〇祭」とは区別され、恒例式にあたります。

毎年六月と十二月の二季(にき)ですが、今年は大嘗祭(だいじょうさい)に伴う臨時の大祓がありました。

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当社では大祓式に先立ち、社殿で大祓奉告祭(おおはらえほうこくさい)、続いて、境内に設けた祭場で大祓式を執り行っています。

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大祓神事では、祓物(はらえつもの)として木綿(ゆう)と麻布を正面に置き、これらに罪(つみ)や穢(けが)れを移し、祓所(はらえど)の神々の神威(しんい)により、解除(げじょ)を願うものです。

古代、贖物(あがもの)という財物(ざいもつ)を罪の償(つぐな)いとして出したことが起源とされています。

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また、半紙で作った「人形」(ひとがた)は、息を吹きかけ身を撫(な)でて、罪・穢れを移したもので、比々多地区内はもとより、崇敬者の方々の氏名が記されています。

祭員に合わせて参列者が大祓詞(おおはらえのことば)を繰り返し奏上(そうじょう)する間、人形の名前を全て読み上げ、各家庭の災禍(さいか)を除くものです。

祓い清めた後は、総代により忌火(いみび)で焚(た)き上げられました。

煤掃き

2019年12月13日 金曜日

今年も恒例により、正月事始め「煤払行事」(すすはらいぎょうじ)を執り行いました。

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早朝7時前には神社役員・総代が参集し、白の作務衣(さむえ)に着替え、職員とともにお祓いを受けました。

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殿内の祭具や調度品(ちょうどひん)等を全て運び出し、4~5メートルの篠竹(しのだけ)を用いて、一年間の埃(ほこりを)を落とす煤掃(すすは)きを行いました。

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その後は掃き掃除と拭き掃除を繰り返し、2時間にわたる大掃除となりました。

大嘗祭当日奉祝祭

2019年11月15日 金曜日

室町時代の公卿(くぎょう)一条兼良(いちじょうかねら・かねよし)は、〝大嘗祭(だいじょうさい)は神代(かみよ)の風儀(ふうぎ)をうつす〟と表現しましたが、皇室祭祀(こうしつさいし)の中でも、古来もっとも重要とされてきた御一代一度の大嘗祭が、大嘗宮(だいじょうきゅう)において昨夕から本日の暁(あかつき)にかけて粛々と執り行われました。

天皇陛下には「悠紀殿」(ゆきでん)「主基殿」(すきでん)において、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を始め、神々に米・粟(あわ)、白酒(しろき)・黒酒(くろき)などの神饌(しんせん)をお供えになり、御親(おんみづか)らお召し上がりになりました。

神代から続く「国安かれ、民安かれ」という天皇の祈り、その大御心(おおみごころ)に、天皇と民の絆が保たれてきました。

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当社ではこれまで、「天皇陛下御譲位御安泰祈願祭」(てんのうへいかごじょういごあんたいきがんさい:4月30日)「践祚改元奉告祭」(せんそかいげんほうこくさい:5月1日)「即位礼当日奉祝祭」(そくいれいとうじつほうしゅくさい:10月22日)他、臨時祭等を御奉仕してきました。

本日は神社本庁からの本庁幣(ほんちょうへい)を奉(たてまつ)り「大嘗祭当日奉祝祭」(だいじょうさいとうじつほうしゅくさい)を大祭式として斎行(さいこう)しました。

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また、例年執り行う「新穀勤労感謝祭」(しんこくきんろうかんしゃさい)の意義も踏まえて、氏子幣(うじこへい)をお供えし、大総代が祈願詞(きがんし)を奏上しました。

御神前には、比々多地区の内外から寄せられた初穂(はつほ)や野菜、果物等が横山の如く積み上げられ、実りへの感謝の真心が捧げられました。

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臨時大祓

2019年11月14日 木曜日

本日の夕べより明日の暁(あかつき)に掛けて、大嘗宮(だいじょうきゅう)において大嘗祭(だいじょうさい)が斎行(さいこう)されます。

当社では明日15日(金)午前10時に、神社本庁からの幣帛(へいはく)を供進(きょうしん)して、例年の新穀感謝(しんこくかんしゃ)の意(い)を踏まえつつ、大祭を執り行うことから、今朝は総代奉仕による注連縄(しめなわ)張りが行われました。

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これに先立ち、昨日は境内に祭場を設(しつら)えて、臨時の大祓(おおはらえ)執行しました。

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御代替(みよが)わりの御一代(ごいちだい)に一度きりの大嘗祭にあたり、古くから厳重な祓(はらえ)が必要とされてきました。

因みに、8月30日には全国津々浦々の青年神職により、国中を祓う〝天下大祓〟(てんかおおはらえ)が行われています。

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酒造神を称える

2019年11月5日 火曜日

霜月の今日の佳日(よきひ)、当社に斎(いつ)きまつる酒造神(しゅぞうしん)を称(たた)える「酒祭」(さかまつり)を斎行(さいこう)しました。

今日までに何度となく、神社総代による沢山(さわやま)の祭典準備が進められてきましたが、早旦(そうたん)お水取り神事の段取りが行われました。

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酒業関係者が参集し、御山(おやま)へと上がり、三段の滝で水神祭を執り行いました。

湧き出る真清水(ましみず)を汲(く)み上げ、伝世(でんせい)の寳器(ほうき)「うずらみか」(県指定重要文化財)に御神水(ごしんすい)を注いで、新酒の醸造安全、酒類業の繁栄、酒を好み嗜(たしな)む人の安寧(あんねい)を祈り上げました。

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古代、米を噛(か)みくだいて造った酒を噛酒(かみさけ・醸酒)といいましたが、江戸時代後期の国学者・伴信友(ばんのぶとも)は、『神名帳考証土代』(じんみょうちょうこうしょうどだい)に〝相模は酒醸(さかがみ)なるべし〟と記しています。

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今年も変わることなく、神実(かむざね=うずらみか)のお出ましによる、いわゆる〝御生〟(みあれ・御阿礼)の神儀(しんぎ)を無事にお仕えし、安堵と平安の気持ちです。