‘恒例祭・行事’ カテゴリーのアーカイブ

大嘗祭当日奉祝祭

2019年11月15日 金曜日

室町時代の公卿(くぎょう)一条兼良(いちじょうかねら・かねよし)は、〝大嘗祭(だいじょうさい)は神代(かみよ)の風儀(ふうぎ)をうつす〟と表現しましたが、皇室祭祀(こうしつさいし)の中でも、古来もっとも重要とされてきた御一代一度の大嘗祭が、大嘗宮(だいじょうきゅう)において昨夕から本日の暁(あかつき)にかけて粛々と執り行われました。

天皇陛下には「悠紀殿」(ゆきでん)「主基殿」(すきでん)において、天照大御神(あまてらすおおみかみ)を始め、神々に米・粟(あわ)、白酒(しろき)・黒酒(くろき)などの神饌(しんせん)をお供えになり、御親(おんみづか)らお召し上がりになりました。

神代から続く「国安かれ、民安かれ」という天皇の祈り、その大御心(おおみごころ)に、天皇と民の絆が保たれてきました。

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当社ではこれまで、「天皇陛下御譲位御安泰祈願祭」(てんのうへいかごじょういごあんたいきがんさい:4月30日)「践祚改元奉告祭」(せんそかいげんほうこくさい:5月1日)「即位礼当日奉祝祭」(そくいれいとうじつほうしゅくさい:10月22日)他、臨時祭等を御奉仕してきました。

本日は神社本庁からの本庁幣(ほんちょうへい)を奉(たてまつ)り「大嘗祭当日奉祝祭」(だいじょうさいとうじつほうしゅくさい)を大祭式として斎行(さいこう)しました。

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また、例年執り行う「新穀勤労感謝祭」(しんこくきんろうかんしゃさい)の意義も踏まえて、氏子幣(うじこへい)をお供えし、大総代が祈願詞(きがんし)を奏上しました。

御神前には、比々多地区の内外から寄せられた初穂(はつほ)や野菜、果物等が横山の如く積み上げられ、実りへの感謝の真心が捧げられました。

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臨時大祓

2019年11月14日 木曜日

本日の夕べより明日の暁(あかつき)に掛けて、大嘗宮(だいじょうきゅう)において大嘗祭(だいじょうさい)が斎行(さいこう)されます。

当社では明日15日(金)午前10時に、神社本庁からの幣帛(へいはく)を供進(きょうしん)して、例年の新穀感謝(しんこくかんしゃ)の意(い)を踏まえつつ、大祭を執り行うことから、今朝は総代奉仕による注連縄(しめなわ)張りが行われました。

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これに先立ち、昨日は境内に祭場を設(しつら)えて、臨時の大祓(おおはらえ)執行しました。

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御代替(みよが)わりの御一代(ごいちだい)に一度きりの大嘗祭にあたり、古くから厳重な祓(はらえ)が必要とされてきました。

因みに、8月30日には全国津々浦々の青年神職により、国中を祓う〝天下大祓〟(てんかおおはらえ)が行われています。

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酒造神を称える

2019年11月5日 火曜日

霜月の今日の佳日(よきひ)、当社に斎(いつ)きまつる酒造神(しゅぞうしん)を称(たた)える「酒祭」(さかまつり)を斎行(さいこう)しました。

今日までに何度となく、神社総代による沢山(さわやま)の祭典準備が進められてきましたが、早旦(そうたん)お水取り神事の段取りが行われました。

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酒業関係者が参集し、御山(おやま)へと上がり、三段の滝で水神祭を執り行いました。

湧き出る真清水(ましみず)を汲(く)み上げ、伝世(でんせい)の寳器(ほうき)「うずらみか」(県指定重要文化財)に御神水(ごしんすい)を注いで、新酒の醸造安全、酒類業の繁栄、酒を好み嗜(たしな)む人の安寧(あんねい)を祈り上げました。

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古代、米を噛(か)みくだいて造った酒を噛酒(かみさけ・醸酒)といいましたが、江戸時代後期の国学者・伴信友(ばんのぶとも)は、『神名帳考証土代』(じんみょうちょうこうしょうどだい)に〝相模は酒醸(さかがみ)なるべし〟と記しています。

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今年も変わることなく、神実(かむざね=うずらみか)のお出ましによる、いわゆる〝御生〟(みあれ・御阿礼)の神儀(しんぎ)を無事にお仕えし、安堵と平安の気持ちです。

即位礼当日奉祝祭

2019年10月23日 水曜日

昨日は皇居内の宮殿(きゅうでん)松の間において、「即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)」が厳かに執り行われ、天皇陛下が国の内外に正しく御即位を宣明(せんめい)されました。

天皇陛下には黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)をお召しになり、高御座(たかみくら)に即(つ)かれ、皇后陛下には十二単(じゅうにひとえ)に身を包み、御帳台(みちょうだい)に上がられました。

秋篠宮同妃両殿下(あきしののみやどうひりょうでんか)を始め、11方(かた)の皇族、三権の長(さんけんのちょう;内閣総理大臣・衆議院議長・参議院議長・最高裁判所長官)、外国の国王や元首(げんしゅ)等、凡(およ)そ2000人が参列がされたようです。

天皇皇后両陛下には、これに先立つ午前9時に、皇室行事として宮中三殿(きゅうちゅうさんでん)の賢所(かしこどころ)において「即位礼当日賢所大前の儀」(そくいれいとうじつかしこどころおおまえのぎ)、皇霊殿(こうれいでん)神殿(しんでん)において「即位礼当日皇霊殿神殿に奉告の儀」(そくいれいとうじつこうれいでんしんでんにほうこくのぎ)に臨まれました。

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当社でも午前10時に責任役員・総代参列のもと「即位礼当日奉祝祭」(そくいれいとうじつほうこくさい)を臨時の中祭(ちゅうさい)として斎行(さいこう)しました。

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祭典後は参集殿に移り、皇居に向かい国歌斉唱、聖寿万歳(せいじゅばんざい)を行い、神酒拝戴(しんしゅはいたい)しました。

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社頭では大嘗祭(だいじょうさい)の執り行われる11月14日まで「奉祝記帳」(ほうしゅくきちょう)を実施します。

神奈川県神社庁を通して、神社本庁から宮内庁にお届けする予定です。

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第23回鎮魂太鼓奉納

2019年10月21日 月曜日

戦後74年目の慰霊祭を執り行い、午後には8地区太鼓連(神戸青年会・笠窪太鼓連・坪ノ内友の会太鼓連・善波太鼓連・串橋太鼓連・白根太鼓連・三和会・栗原祭保存会)となでしこ会による「第23回鎮魂太鼓奉納」が行われました。

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招魂社(しょうこんしゃ)に向かい、参加者全員で黙祷を捧げて、修祓(しゅばつ)の儀でお清めしました。

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本年は天皇陛下の御即位にあたり、日の丸小旗を振り掲げて奉祝(ほうしゅく)することで、参加者の心も一つとなりました。

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各地区が練習の成果を発揮し、終始賑やかに晴れやかに、鼓の音は比々多の里に響きわたりました。

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地区戦歿者慰霊祭

2019年10月21日 月曜日

昨日は正祭(しょうさい)に続き、午前10時から招魂社(しょうこんしゃ)において、「比々多地区戦歿者慰霊祭」を執り行いました。

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招魂社には西南の役から日清、日露、そして大東亜戦争に至るまで、比々多の里から出征された方の凱旋(がいせん)記念碑、従軍碑、慰霊碑、殉国碑、殉難碑等が建立されていますが、慰霊塔には先の大戦で散華(さんげ)された182柱の御名(みな)が刻まれています。

先立って黙祷(もくとう)を行い、慰霊祭が始まると、不思議と雲間から日が差し込んできました。

神職に続き、主催者である自治会連合会、そして伊勢原市遺族会、遺族会比々多支部、市長、県議会議員、市議会議員、神社役員、太鼓連代表が玉串を奉(たてまつ)り、鎮魂(ちんこん)と平和の願いを込めて拝礼(はいれい)しました。

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正祭の斎行

2019年10月20日 日曜日

お蔭様で天候に恵まれて、秋の祭事を執り行うことが出来ました。

午前9時には、「正祭」(しょうさい:大祭)を斎行(さいこう)しました。

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崇神(すじん)天皇7年、神地(かむどころ)として神戸(かんべ)が各地に設けられ、神領地(しんりょうち)として神戸(ごうど)を賜ったことに感謝する祭典です。

神戸地区には寺院が存在しませんが、神領地であったことに関係するとも考えられます。

古くは6月21日に行われていたことが記され、疫病(えきびょう)除けの祭事でもありました。

次第に寒さも増して、風邪(かぜ)や流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)にも注意が必要な時期となりますが、ご神威(しんい)のもと厄災(やくさい)を祓い除けて、元気に過ごしたいところです。

温かな眼差しと家族の絆

2019年9月16日 月曜日

今年で10回目の開催となる「一心泣き相撲比々多場所」。

朝の準備段階から小雨が降り止まず、直前まで参集殿内での開催を検討しましたが、土俵をテントで覆(おお)い、何とか境内で実施する運びとなりました。

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始めに、一日の行事が安全無事に進められるよう、力士と行司役をお祓いし、いよいよ受付の始まりです。

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先(ま)ず、化粧廻(けしょうまわ)しを選んで紅白の綱(つな)を腰に締め、予(あらかじ)め申込みのあった四股名(しこな)入りの兜(かぶと)を被(かぶ)って、拝殿(はいでん)で健康祈願祭を執り行いました。

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そして土俵入りです。

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行司が四股名(しこな)を読み上げる時点で泣いている子、動(どう)じずじっとしている子、表情は様々です。

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赤ちゃんの泣き声が邪気(じゃき)を祓うともいわれますが、雨空もすっかり晴れ上がりました。

IMG_9882続いて、力士に抱かれて四股踏みです。

〝赤ちゃん力足〟と呼んでいますが、魂(たましい)を安定させ、健康で丈夫に育つよう願う所作(しょさ)です。

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背伸び太鼓では、腰が座ったばかりの赤ちゃんの様子を温かな眼差(まなざ)しで見守るご家族の姿も見られました。

記念手形

記念手形

今年も元気な泣き声が境内に響きわたるとともに、健康に育つよう願う家族の思いが感じられる一日でした。

折目の行事を通して、家族の絆が深まれば幸いです。

泣き相撲開催準備

2019年9月15日 日曜日

長月も折り返しの15日、御神前では月次祭(つきなみさい)を執り行いました。

本日は鶴岡八幡宮の例祭(れいさい)に宮司が参列、また伊勢原大神宮の宵宮祭(よいみやさい)にあたり、お祝いに伺いました。

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さて、明日の一心泣き相撲比々多場所開催に向けて、土俵の設営準備を行いました。

今晩から明朝にかけて、天候が非常に微妙ですが、開催予定に変わりはございません。

尚、会場での受付けも可能ですので、是非お申込み下さい。

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令和元年も残り半年

2019年6月30日 日曜日

梅雨の真っ只中で今日は予報通りの雨です。

しかしながら、安産祈願の吉日「戌の日」とあって、朝から御祈祷が続きました。

境内では茅の輪くぐりで、厄難を祓い除ける妊婦さんの姿も見られました。

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さて、大祓神事は雨儀につき、予定通り拝殿で斎行することになりました。

殿内も蒸し暑さを感じ、お祓いの紙垂(しで)や神事に用いる人形(ひとがた)、小祓(こばらい)等、湿気が非常に高い状態でした。

大祓奉告祭(おおはらえほうこくさい)に続いて、大祓神事を執り行い、参列者は汗を流しながらも、真剣に大祓詞(おおはらえし・おおはらえのことば)を5巻繰り返し奏上しました。

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授与所(じゅよしょ)では特別限定奉製の「茅輪守」(ちのわまもり)の授与を始めました。

まだまだ長い梅雨が続きそうで、これから本格的な暑さがやって来ます。

令和元年も残り半年、先ずは明日を元気に、お健やかにお過ごし下さい。