2014年1月 のアーカイブ

如月の予定

2014年1月31日 金曜日

祠職にとっては長い1ヶ月でしたが、今日で無事に睦月(むつき)もお仕舞い。

今年は例年にないほど、本当に多くの方々にお参りいただきました。

さて、如月(きさらぎ)は、厄除開運を願う「節分追儺祭」(せつぶんついなさい)と、五穀豊穣・諸業繁栄を祈る「祈年祭」(きねんさい)を執り行います。

社頭ポスター 如月

社頭ポスター 如月

1日()月次祭(つきなみさい)、3日(月)10時・12時・3時節分追儺祭(12時・3時は鳴弦之儀・鬼遂之儀あり)、13日(木)相模国府祭類社会議、15日()月次祭、17日(月)祈年祭、26日(水)・27日(木)所管神社連絡協議会お伊勢参り(外宮・内宮)

また、兼務社では、3日(月)真田神社(平塚市真田)節分祭、8日()稲荷神社(伊勢原市下平間)例祭、八幡神社(伊勢原市坪ノ内)祈年祭、9日()神明神社(伊勢原市笠窪)祈年祭、雷電神社(伊勢原市串橋)祈年祭、11日(火)石座神社(秦野市鶴巻)祈年祭、落幡多神社(秦野市鶴巻)祈年祭、15日()北金目神社(平塚市北金目)祈年祭、23日()御嶽神社(伊勢原市池端)祈年祭、神明社(伊勢原市上平間)祈年祭

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4日(火)は初午(はつうま)で地域や企業のお稲荷さんで「初午祭」、安産祈願吉日の「戌の日」は8日()、20日(木)です。

大働きの総代さん

2014年1月31日 金曜日

所管神社連絡協議会の参宮旅行(2月26日・27日)は、本日で申込みを締切とさせていただきましたが、お蔭様で定員を上回るご希望がありました。

宿泊先を急遽変えたり、行程の変更を余儀なくされましたが、思い出深い伊勢参りができそうで楽しみです。

(*参加者の皆様には後ほどご案内を差し上げます)

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さて、今朝は総代さんが集まり、節分追儺祭「豆まき・宝まき」神事の特設舞台づくりでした。

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終日掛けて大働きしていただき、立派な櫓(やぐら)が今年も出来上がりました。

所轄の警察署でも視察に来られましたが、安全につとめながら、賑やかな開運行事にしたいと思っています。

今年の福枡

今年の福枡

赤丹の穂

2014年1月30日 木曜日

1月最後の大安を迎えた本日、開所式や稲荷祭、共同住宅や個人住宅の地鎮祭などの祭儀が重なりました。

全国に支店・営業所を構える環境衛生管理の企業では、新たな営業所の開設にあたり、東京本社から役員さんも参列のもと開所式を執り行われました。

新たな始まりに希望と喜びの様子が見て取れましたが、同時に社業の安全と限りない発展を神妙な面持ちで祈られました。

開所式 おめでとうございます

開所式 おめでとうございます

また、邸内のお稲荷さんを新たに新造されたお宅では、初午(はつうま : 2月4日)を前にして竣工式を迎える運びとなりました。

匠(たくみ)の技を尽くしたお社は、盤石(ばんじゃく)な土台で木の香りも香(かぐわ)しく、銅板葺(どうばんぶ)きの屋根も立派で、ご家族一同も満ち足りた様子でした。

稲荷社 竣工式

稲荷社 竣工式

祝詞(のりと)では「赤丹の穂に聞し食して」(あかにのほにきこしめして)などと表現されますが、「赤丹」は赤土をいい、転じて赤い色、穂は「秀」の義で外に表れ出る意となります。

神さまにお供え物の「御食御酒」(みけみき)をお召し上がりいただき、「麗(うるわ)しく顔色が赤らみ給う」ほど喜ばしいことで、顔色に表れることを「ほに出づ」といいます。

神さまに喜んでいただけるようおまつりをすることで人も喜びを得られるのです。

人形感謝祭のご案内

2014年1月29日 水曜日

昨日に引き続き、問い合わせの多い「人形感謝祭」について説明いたします。

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当社では人形感謝祭を2月4日から3月16日まで受け付けています。

そして、3月17日を17(ひな)の日として人形に感謝するおまつりを執り行います。

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上記期間に人形本体のみをお預かりして、境内に飾って有終の美を飾り、おまつりの後にご浄火でお焚き上げをします。

初穂料については直接問い合わせをお願いします。

電話 0463-95-3237

e-mail   hibita@athena.ocn.jp

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暦について

2014年1月28日 火曜日

本日は本厄を迎えた女性が、同級生4人で厄払いのご祈祷を受けられました。

ここ数日、厄年や八方塞(はっぽうふさ)がり、また年回りの問い合わせ(電話・メール)が多いことから、今日は暦について記したいと思います。

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私たちが現在使っている太陽暦(グレゴリオ暦)は、地球が太陽の周囲を一回りする時間を一年と定めたもので、明治6年から使用されている「新暦」です。

一方、それ以前の太陰太陽暦(天保暦)を一般に「旧暦」(現在いう旧暦とは異なる)といいます。これは新月(朔)が1日となり、十五夜(満月)が15日と、月の満ち欠けである朔望(さくぼう)を基準に月を決めました。

但し、周期の変化により生じる誤差(年に約11日)を3年に一度の閏月(うるうづき)、つまり年13月にして調整しました。季節を示す指標「二十四節気」を割り当ててた中で、本来あてはめた月に含まれないときに、この閏月が挿入されました。(5月の次なら閏5月と称す)

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因みに、私たちが母親のお腹の中で成長する日数を「十月十日」(とつきとおか)といいますが、これは旧暦の月齢で数えるため1月が28日であり、10ケ月目の10日なので、実際には28日×9ヶ月+10日=262日という計算になります。

また、古くから正月を迎えることは大変意義深いもので、元旦を迎えると1つ年をいただくということで、「数え年」を用いて年齢を数えました。例えば、12月31日に生まれた人は1月1日を迎えると、1日しか経っていなくても2歳ということになります。誕生日を迎えていない人は満年齢に2を足し、誕生日を迎えた人は1を足せば数え年となります。

暦では「節切り」といって、立春(今年は2月4日)から啓蟄(けいちつ;今年は3月6日)までを正月とする日取り法(撰日法)で暦注(れきちゅう)を決めています。俳句の季語の分類の仕方も節切りによるものです。

厄祓いの年齢は、生まれ年(数え年)で捉えますが、節分までを前年・立春から新年として考えるのもこれに基づく考えです。

平成26年 厄 年 表

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さて、人は生まれ年により、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白金星、九紫火星という「九星」(九気)に分けられます。これは産声を上げたとき(年・月・日・時)に吸う「気」に、その人を支配する運命ともいえる九星(九気)が定まるというものです。

今年の年回りは「四緑木星」が九星図の中央「中宮」(ちゅうぐう)に配列し、いわゆる八方塞がりとなります。

「年齢早見表」とともに、以下に添付いたしますが、生まれ年の九星の簡単な計算方法を示します。

例えば、昭和42年生まれなら、4+2=6を起算数字12から引くと、12-6=6(六白金星)となります。また、昭和11年生まれは、1+1=2を12から引いて、12-2=10となりますが0を除いた数字で、一白水星となります。

但し、起算数字は、昭和・平成生まれのみ12で、大正なら8となります。

西暦であれば、起算数字11から引けば同様の回答を求めることができます。則ち、1977年生まれなら、1+9+7+7=24で、2+4=6。これを11から引いて、11-6=5(五黄土星)となります。

前述の節切りでも記しましたが、九星は立春を起点とするため、1月1日から節分(立春の前日)生まれの方は、前の年の星回りとなります。

生年・九気性・干支・年齢早見表

火入式のご奉仕

2014年1月27日 月曜日

今朝は昨日に比べて気温差が激しく、冷え込みが厳しくなりました。

比々多小学校ではインフルエンザによる学級閉鎖が3学級となり、これ以上広がらないことを願うところです。

さて、本日は大学施設の地下ボイラー室で火入式(ひいれしき)のご奉仕がありました。

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改修工事を請け負った設備会社とは、年末から何度かの打ち合わせを重ねましたが、無事故で無事完成したことをお祝いするとともに、据え付けられた機械に支障なく、また運転管理と操業の安全、施設の安全を祝詞(のりと)の中で祈りました。

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施設管理責任者による火入れの儀では、ボイラーが点灯すると一斉に大きな拍手が起こりました。

温もりが欲しい季節も涼を求める季節も、分け隔(へだ)てなく安全に操業され、安心な施設であるよう願うところです。

睦月最後の日曜日

2014年1月26日 日曜日

睦月(1月)最後の日曜日、今日も多くの参拝者で境内は終日賑わいました。

社殿では厄年のお祓いを中心にご祈願が続き、授与所では受験を控えて合格守を受けられる方が目立ちました。

境内では御朱印の参拝や「ぐるっと丹沢・大山×宮ケ瀬スタンプラリー」を巡る人たちの姿も見られました。

また、外祭では稲荷社の竣工式や遷座祭(せんざさい)、地鎮祭などがありました。

月並みながら「暖かくて良かったですね」とお互いに交わすような陽気でした。

稲荷社遷座祭

稲荷社遷座祭

一昨日、本日と神前結婚式の申し込みもありました。

今日も一日春が近づきました。

明日は安産祈願の吉日「戌の日」です。

「冷ゆ」から「張る」へ

2014年1月25日 土曜日

昨日同様、冬とは思えないひとときとなりましたが、明日はふたたび冷え込むようです。

冬の語源は「冷える」の古語「冷ゆ」(ひゆ)が転じたもの、寒さが威力を「振るう・振ゆ」(ふるう・ふゆ)、また寒さに「震う」(ふるう)、そして出産の意「殖ゆ(増ゆ)」(ふゆ)が転じたものなどといわれます。

二十四節気」(にじゅうしせっき)では、節分(2月3日)までが冬、翌日の立春から春ですが、草木の芽が「張る」(はる)、田畑を「墾る」(はる)、気候が「晴る」(はる)季節までもう少しです。

神奈川新聞 24日

神奈川新聞 24日

生命が蘇(よみがえ)り、再生する季節、「節分追儺祭」にはそんな思いも込められます。

22日のブログでもご紹介しましたが、節分祭にやって来る大相撲・髙田川部屋の力士が、大雷童太郎氏(幕下)・達綾哉氏(幕下)・竜電剛士氏(序ノ口)に決まりました。

将来有望な若手力士に、温かな声援を送って欲しいと思います。

伊勢原タイム 24日

伊勢原タイム 24日

今日も厄除を中心に、初宮参りや交通安全などの祈願が続きましたが、社務所では終日宝まきの「福くじ」づくりを行いました。

お蔭様で、多方面から沢山の景品をご提供いただき、参拝者にも満足していただけることと思われます。

景品の自転車

景品の自転車

安全と発展を祈り心を通わす

2014年1月24日 金曜日

春めいて3月下旬の桜が咲き始める頃の気温となりました。

さて、本日は週末の大安、朝から会社の年頭安全、初宮参りや厄除などのご祈願が続きました。

夕方にも団体の安全祈願祭がありました。

大型ユニック車のお祓い

大型ユニック車のお祓い

また、出張祭典でも団体の新年安全祈願祭がありました。

昨日は県神社庁で事始祭(ことはじめさい)の後に、初集会が開催されましたが、安全祈願祭の後に賀詞交換会や新年会を行うところも多いようです。

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安全と発展を祈るのはもとより、親睦を深めて心を通わせることも大切です。

神社庁の祭事

2014年1月24日 金曜日

昨日は神奈川県神社庁において、「新年事始祭(しんねんことはじめさい)並びに神宮大麻暦(じんぐうたいまれき)頒布(はんぷ)終了奉告祭」が執り行われ、県内各地の神社から神職・総代が参列しました。

庁務は事実上運営されていますが、各社とも正月行事等があるため例年この時期に行われています。

また、年末に神職や総代などの手により、各家庭に神宮大麻が頒布されたことを奉告しました。

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実際には、現在も神宮大麻を社頭において授与しているお宮が多く、本日も企業の新年安全祈願祭において、職場の神棚に新しいお神札をおまつりしました。

そして、開所式を行う予定の会社やリフォームを終えたお宅から、「神棚まつり」について問い合わせがありました。

昨秋の第62回神宮式年遷宮「遷御(せんぎょ)の儀」により、神さまがお遷りになった新宮(にいみや)にお参りする “ お蔭参り ” で伊勢の神宮は賑わいをみせていますが、当社(所管神社連絡協議会)の伊勢参り(2月26日・27日)もお蔭様で予定の定員に到達しました。