‘御祈願’ カテゴリーのアーカイブ

神恩感謝

2017年12月11日 月曜日

昨晩から朝に掛けて強い風が吹き、今朝の境内は落葉樹に加えて針葉樹の落葉が目立ちました。

最も葉の多い欅(けやき)も残り僅(わず)かとなり、落葉掻(おちばか)きの大仕事もあと少しです。

今日は比較的暖かな日となりましたが、小学校ではインフルエンザの流行により学級閉鎖が始まり、体調管理に十分な注意を払いたいところです。

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昨日は「御礼参りをしたいのですが」と地鎮祭(じちんさい)奉仕で伺ったお宅の方がお越しになりましたが、本日は遠方から神恩感謝(しんおんかんしゃ)のご祈祷を受け付けました。

「盆と正月が一緒に来たようだ」という言葉は、不意の忙しさや大騒ぎを表現していますが、2週間余りもすると、官民挙げて仕事が休みとなる静かな「正月」を迎えます。

盆には祖霊(それい:先祖)を、正月には歳の神(としのかみ:歳神さま)をそれぞれ迎える類似点は、宗教以前に、今も息づく日本人の霊魂観ともいえ、長い歴史と文化・伝統の中に見られる特徴です。

年末にあたり、敬神崇祖(けいしんすうそ:神を敬い、祖先を崇める)という心に多く出会う季節でもあります。

神饌について

2017年11月20日 月曜日

午前中の社殿内の温度は6℃前後、真冬のような寒さの一日でしたが、七五三参りの子供たちは元気いっぱいでした。

昨日のブログでお知らせしましたが、仕事始めの月曜日とあって、会社の担当者から新年祈祷の予約がいくつか入りました。

明年は1月5日(金・大安)に企業関係の年頭祈願が集中する見込みです。

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さて、年内の恒例行事は、日毎朝夕(ひごとあさゆう)のお日供(にっく)や月次祭(1日・15日)を除けば、新穀勤労感謝祭(11月23日)、煤払い(12月13日)、年越大祓(12月20日)となります。

禅寺などでは「葷酒山門に入るを許さず」(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)という標語が寺門(じもん)の戒壇石(かいだんせき)に彫られているのをご覧になった方もあると思います。

これは、不浄なものや心を乱すものは寺門内に入ることを許さないという意味だそうですが、葷(くん:臭気の強いネギ・ニラ・ショウガ等の野菜)は臭気を発する不浄なもの、酒はもとより戒律で禁じられていることから、修行の妨げとなるようなものの持込が禁じられたようです。

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神社で神さまにお供えする飲食物を「神饌」(しんせん)といい、米、酒、餅、魚、鳥、海菜、野菜、果物、菓子などの食物を陶製または素焼きの器である平瓮(ひらか)、または掻敷(かいしき)といって、半紙や榊の葉などを下敷きにして盛り、三方(さんぼうう)や折敷(おしき)といった台に載せて並べます。

神社の故実(こじつ)や祭典の軽重により、その台数も5台、7台、9台、11台など増減します。

そして、何より清浄を期して、新鮮なもの、初物(はつもの)、珍しいもの、生産地の産品などをお供えすることにより、神さまの神威(しんい)が得られるといえましょう。ですから、〝 葷 〟であっても、新鮮であり地産のものであれば、神さまは尚更お喜びになると考えられます。

23日の新穀勤労感謝祭(新嘗祭)では、丹精込めて作られた地域の産品が沢山お供えされることと思います。

年末年始の予定はお早めに

2017年11月19日 日曜日

冬型の気圧配置で昨日よりも冷え込み、冷たい風に寒さが身にしみました。

大安の日曜日、七五三参りに加え、戌の日の安産祈願、初宮参りや交通安全祈願等で賑わう一日でした。

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また、店舗や一般住宅の地鎮祭奉仕もあり、冬の寒さを感じながらも、あっという間の一日となりました。

ご神前における祈祷は、年間の恒例祭や結婚式等の予定がなければ、いつでも(8:30-16:30)承っていますが、出張祭典については予め日時の予定を組むとともに、当日の準備について事前の打ち合わせが必要となります。

特に年末年始は予定が立て込むため、早めのご連絡をお願い致します。

尚、新年祈祷については元日より承りますが、会社や団体のご祈願は詳細(日時、御芳名、御住所、代表者、願意、人数、初穂料等)をご連絡頂ければ幸いです。

電話 0463-95-3237 FAX 0463-92-4381

メール hibita38@gmail.com

巫女奉仕者募集締切

2017年11月15日 水曜日

霜月も折返しの15日、月次祭(つきなみさい)を斎行し、皇室のご安泰、国家の安寧、氏子・崇敬者の安全無事を祈り上げました。

今日は3歳と5歳の男児、3歳と7歳の女児が氏神さまに参詣する「七五三」でした。

平日でしたが、晴れ着姿の子供たちが家族連れでお参りになりました。

今年は週末に雨が多かったこともあり、延期して今日を選んだ方もあったようです。

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さて、平成29年も残り1ヶ月半となりましたが、年末年始の準備を進める中で、正月の臨時巫女奉仕者の募集を締切りました。

お蔭様で、高校生や専門学校生、大学生から幅広く希望があり、市内在住の方を中心にご奉仕をお願いすることになりました。

来月に面談説明会を開催しますが、白衣や袴の着衣の仕方、身だしなみや礼作法、言葉遣いや応対等について学んでもらい、神さまと参拝者との橋渡し役を勤めて頂きます。

今日の社頭

2017年11月12日 日曜日

昨日とは異なり、今朝はひんやりとした空気が漂っていましたが、比較的に早い出足となり、七五三参りの家族連れで境内は賑やかになりました。

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その合間を縫って、神前結婚式のご奉仕がありました。

境内の参拝者からは「おめでとうございます」と祝福の声が掛けられました。

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仲執り持ち

2017年11月11日 土曜日

少子化の影響もあって、以前に比べると七五三参りの数も減少していますが、11月に入り社頭は賑わいを見せています。

当社の御祈祷は予約制ではありませんので、随時その都度承っています。

ですから、1組のみという時もあれば、10組一緒という事もありますが、内容は全て同じです。

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岡田米夫著『続 神道百言』より

不正の祈禱(きとう)は天地(てんち)(くみ)せず、非礼の報賽(ほうさい)は神祇(じんぎ)(う)けず

北畠親房「二十一社記」

正しい祈祷、真剣の祈祷にはそれ相応の反響がある。よい加減な祈祷に、正しい反応があるはずがない。神前に上っては、真剣な祈りを捧ぐべきである。そのような態度でなせば、依頼者はその真剣な祈りに打たれる。

「非礼の報賽」とは、礼は身分相応になすべきである。名を出さなければお礼をしないというのでは、お礼をするのでなく名を出すためのお礼となる。

ƒvƒŠƒ“ƒg神を祭るもの、これを取次ぐものの心得として、あらためて心に刻み、明日も神さまと祈願者の〝 仲執り持ち 〟として、神前奉仕にあたりたいと思います。


ありがとう ~ 魔法の言葉

2017年11月5日 日曜日

三連休の最終日、今日も多くの七五三参りがありました。

「神主さんがみんなの代わりに〝 ありがとう 〟って神さまに伝えるので、頭を下げて静かにしていて下さい。」というと、不思議と多くの幼児たちが言うことを聞いてくれます。

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ご祈願後に「今度はお父さんやお母さん、家族のみんなにありがとうって伝えられるかな。」というと、頷(うなづ)いたり返事をする素直な様子にこちらも嬉しくなります。

〝 ありがとう 〟という魔法の言葉を大切に、家族の幸せを祈るご祈願でした。

三連休の初日

2017年11月3日 金曜日

今日は国民の祝日で「文化の日」(祝日法「自由と平和を愛し、文化をすすめる。」)です。

現在では皇居において文化勲章の授与式が行われていますが、明治6年から44年までは「天長節」、その後昭和22年までは「明治節」として親しまれてきた明治天皇のお誕生日です。

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さて、三連休の初日を迎えましたが、週末が晴れるのは本当に久しぶりです。

今日は大雨により日延べとなっていた地鎮祭奉仕もありました。

日中は気温が20度を越え、暖かな陽気に包まれる中、七五三参りは今年一番の人出となりました。

また、来週の酒祭(11月8日)に向けて、総代さんの御奉仕により、沢山(さわやま)の整備作業が行われました。

今年も安心して三段の滝でのお水取り神事が行えます。

台風一過の今日

2017年10月30日 月曜日

台風一過、清々しい秋晴れの天気となりましたが、近畿や東京地方では木枯らし1号が吹いたようです。

平安前期に伝来し江戸時代の貞享暦(じょうきょうれき)に代わるまで、約800年間使用された宣明暦(せんみょうれき:太陰暦)には、「草木黄落」(そうもくこうらくす)という七十二侯がありますが、境内の草木も黄ばんで落ちる季節になりつつあります。

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さて、今日は市内の小学校行事の代休で、平日でも七五三参りが続きました。

澄んだ青空の下、昨日とは異なってゆっくりと境内で過ごされるご家族が多かったようです。

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真田神社(平塚市真田)の氏子地域では、東海大学男子柔道部寮の建設工事にあたり、地鎮祭をお仕えしました。

約50名の参列者の中には、全日本学生柔道体重別団体優勝大会において、昨日見事優勝を果たしたばかりの監督や選手等の姿もあり、礎を築く元となる事始めの儀式に、心新たに臨まれている様子でした。

工事の無事進捗と益々のご発展をお祈り申し上げます。

地神講閉講式

2017年10月28日 土曜日

台風22号は明日には九州に接近し、東よりに進む見込みで警戒が必要です。

当地は曇り空から小雨といった状況で、予定していた地鎮祭も全て無事に御奉仕することが出来ました。

また、土曜日の大安ということもあり、七五三参りは今年一番の人出となりました。

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さて、参集殿では地神講(じしんこう)の閉講式を執り行いました。

坪ノ内久門寺(つぼのうちくもんじ)では文久4年(1864)に地神講を開講してから、春秋の社日に地神を祭り、農事の感謝を捧げてきました。

残念ながら、農家を営む家も少なくなり、時代の趨勢(すうせい)ということですが、それぞれ万感の思いで参列されました。

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講を通して組み成してきた絆を大切に、今後とも皆さまの御無事と御繁栄を祈念申し上げます。