2017年7月 のアーカイブ

気になる天気

2017年7月31日 月曜日

文月も最後の日を迎えましたが、うだる暑さが相変わらず続き、今日の地鎮祭(じちんさい)奉仕も汗でびっしょりとなりました。

大暑の末候(8月2日から6日頃)は「大雨時行る」(たいうときどきふる)で、時として激しい雨の降る頃です。

予報では不安定な大気により、落雷や突風にも注意が必要となりそうです。

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さて、御神前には地域の特産品である「葡萄」(ぶどう)が上がりました。

これから葡萄や梨の最盛期を迎える果樹農家にとっては、台風の動きも気になる季節です。

一昨日は比々多地区内でも納涼盆踊り大会が開催されましたが、今週末が最も集中する時期で、こちらも空模様が心配の一つです。

就業体験 その1

2017年7月30日 日曜日

今月の14日に、調べ学習(フィールドワーク)の授業で来社した中等教育学校の生徒から、御礼の手紙と秋に実施する発表会の案内が届きました。

総合学習の位置づけとしての〝 地域に関する探求 〟でしたが、その成果は夏季休暇中にどれだけ肉付けできるかといったところでしょうか。

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さて、昨日は県立高校の就業体験(インターンシップ)を受け入れました。

白衣(はくい)と緋袴(ひばかま)に着替えて、巫女(みこ)の姿で一日行いましたが、神社を体験先として希望する生徒らしく、真面目で礼儀正しく、真剣に取り組む様子が印象的でした。

今週と来週、別の高校からも受け入れ予定です。

めでたき祝言

2017年7月29日 土曜日

今日は神前結婚式と披露宴が予定され、幸いなことに曇り空でしたが、季節独特の高い湿気に汗ばむ一日となりました。

御結婚おめでとうございます

御結婚おめでとうございます

晴れ着を身に纏(まと)う御両人は、朝早くから大変だったと思いますが、年の中に月を選び、月の中に日を選び、日の中に刻(とき)を定めて、めでたき祝言(しゅうげん)の日を迎えられ、非常に爽やかな様子でした。

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この時を逃してはなるまいといった勢いで、命を精一杯振り絞って蝉(せみ)が鳴く中、神職・巫女に続き、新郎新婦、両家親族が歩みを確認するように参道をゆっくりと参進しました。

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身内の方の「やっぱり神前結婚式はいいね」というお言葉に、誰もが頷(うなづ)くほどの素敵な花婿さんと花嫁さん、そして着物姿でした。

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親御さんから頂いた尊い命に感謝するとともに、お二人で力を合わせて明るく幸せな御家庭を築いて下さい。

御結婚おめでとうございます。

親子写生会

2017年7月27日 木曜日

境内でスズメバチが飛んでいるのを見掛けて注意していたところ、森の木の中に巣を作っていました。

危険を回避するため、早速に業者へ除去のお願いをしました。

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さて、今日は中地区教育文化研究所主催の親と子による写生会が神社境内で実施されました。

大人であれば何を描くか少し迷うところですが、子供たちは社殿や御神木、神楽殿、鐘楼(しょうろう)、手水舎(てみずや)など、描きたいものを直ぐに選び、距離を上手に取って座ると、構図を決めて鉛筆で下絵を描き始めました。

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絵の具を用いた彩色に至らない子もいましたが、時間を掛けてきちんと仕上げまで行って欲しいと思います。

土用の丑

2017年7月25日 火曜日

今日は土用(どよう)の丑(うし)の日でしたが、夏負けを防ぎ、食欲減退防止に鰻(うなぎ)を食した方も多かったのではないでしょうか。

今年は二の丑(にのうし)もあり、次の土用の丑の日は8月6日(日)となります。

痩せたる人を咲(わら)へる歌

石麻呂(いはまろ)に吾物申す夏痩せに良しといふものぞ鰻(むなぎ)取り食(め)

『万葉集』大伴家持

気温は鰻登りというよりは、最低気温が摂氏25度以上の熱帯夜(ねったいや)のまま、気温変化があまりない最低気温の高い一日となり、湿気の多い蒸し暑さが不快感を増したようです。

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さて、土用は「土旺用事」「土王用事」といって、土の気が旺(さかん)になる意で、土は物を変化させる作用があることから、「土を犯し殺生(せっしょう)を忌(い)む」として、葬儀や土を動かす造作が凶とされてきました。

「土用波」(どようなみ:南方に台風が生じて寄せる波)「土用干し」(どようぼし:かびや虫害を防ぐために、衣服や書物などを干すこと)「土用休み」(夏休み・芝居興行の休業)「土用芽」(どようめ:植物の芽)といった言葉がありますが、この時期を表したものです。

また、鰻の他に精のつくものとして、「土用蜆」(どようしじみ)「土用餅」(どようもち)「土用卵」(どようたまご)などがあるようです。

展示会の開催

2017年7月24日 月曜日

昨日の午前中は御嶽神社(伊勢原市伊勢原)例祭、午後は日月神社(伊勢原市沼目)大祓と兼務社奉仕が続き、これで夏の大祭及び大祓を全て仕え奉りました。

さて、今年も神奈川県神社庁主催の「第31回青少年書道展」「第16回青少年絵画展」が開催され、本日と明日の2日間、新都市プラザ(そごう横浜店地下2階正面入口前)において展示会が行われています。

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書道や絵画を通して、清らかで豊かな青少年の心を培い、道徳心の養成を図り、更には神社への敬神の念を育む足掛かりとして、啓発の機会とするものです。

お蔭様で、当社から出品した作品は、神社本庁統理賞・神奈川県神社庁長賞・神奈川県神社総代会連合会長賞などの優秀賞を受賞した他、数点が入選することになりました。

7月27日(月)には、中地区教育文化研究所主催の「親と子による写生会」が境内で実施されます。

大暑の境内

2017年7月23日 日曜日

九州北部の豪雨被害から2週間余り、今度は活発な前線の影響で東北北部に記録的な大雨が降りました。

暦の上では夏の季節も最後となる二十四節気の大暑(たいしょ)です。

蝉の鳴き声に暑さも一入(ひとしお)といった季節ですが、当地では久しぶりに小雨が降り、気温は高かったものの涼しく感じた一日でした。

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森の中を見渡すと、夏の虫たちの動きも盛んになっています。

日曜日の今日はお宮参りの家族連れが多く、赤ちゃんを中心に写真を撮影する様子が印象的でした。

けじめの期間

2017年7月22日 土曜日

昨日発生の台風5号・6号に続き、今日は台風7号が発生したようです。

子供たちは夏休みに入り、週末を海で楽しむ家族連れも多いと思いますが、気象情報には十分注意して下さい。

非常に暑い日が続いていますが、今週は2件の神葬祭(しんそうさい)奉仕がありました。

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古くから私たち日本人は、身内に不幸が生じた場合、その心の痛みをぬぐい去り、普通の生活に戻るまでの間、ある一定の期間を定めて慎むことを慣わしとしてきました。

これを「服忌」(ぶっき)とか「忌服」(きぶく)といい、「喪がかかる」「日がかり」などと称して、神社の参拝やお祝い事への参加を遠慮してきました。

また、喪家(もけ)においては、服忌中は神棚を白紙で覆い、神祭りを控えます。

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この慣習は時代背景や地域性、また個々の考えによっても異なるものですが、現代社会の生活における〝 心のけじめ 〟となる期間をお示ししますのでご参考にして下さい。

服忌期間一覧神奈川県神社庁より)

ア 父母・夫・妻・子については五十日

イ 祖父母・孫・兄弟姉妹については三十日

ウ 曾祖父母・曾孫・甥・姪・伯叔父母については十日

エ その他の親族については三日

オ 特に親しい友人知己については二日程度

カ 配偶者の親族については前項を一項ずつ繰り下げた日数による。但し、前項エ・オについては服さない。

キ 本葬・社葬などが上記期間を過ぎて行われる場合は、更にその当日のみ服する。

後生の頼り

2017年7月20日 木曜日

今日で市内の小・中学校は終業となりますが、長期の夏期休暇を前に、多くの荷物を抱えて下校する子供たちの姿はどこか嬉しそうでした。

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さて、今日は神奈川県神社庁において、神道政治連盟神奈川県本部の役員会に続き、代議員会が開催されました。

神道政治連盟では我が国固有の文化伝統を護持し、日本文化の創造的発展につとめています。

建国以来125代に及ぶ万世一系の皇統を保持し、世界に誇り得る歴史伝統を我が国は有しています。

昨年8月8日の天皇陛下によるお言葉を受けて、本年6月に「天皇の退位に関する皇室典範特例法措置法」が国会で可決成立し、即公布されました。

「譲位」による皇位継承が実現されることは、国民にとって安堵の気持ちですが、後世の頼りとするためにも先例をきちんと整理した上で、伝統的な儀礼が実施されるよう見守っていきたいと思います。

栄えに浴された72名

2017年7月19日 水曜日

空梅雨が続きましたが、昨日は雷雨があり、関東甲信地方も梅雨明けとみられるようです。

昨年より10日早く、平年より2日早い出梅です。

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さて、今日は「第45回中・平塚・伊勢原連合神社総代会総会」が平塚市中央公民館大ホールで開催され、当社からも宮司以下責任役員、総代14名が参加しました。

冒頭、秋の参拝旅行(11月16日・17日)で訪れる越後一宮・彌彦神社の貴重な特殊神事の映像を鑑賞しました。

全ての議事が可決承認された後、栄えに浴された72名の方々の功労者表彰が行われました。

今後とも地域の氏神さまの奉護(ほうご)にお力を添えて頂きますようお願い申し上げます。