昨日発生の台風5号・6号に続き、今日は台風7号が発生したようです。
子供たちは夏休みに入り、週末を海で楽しむ家族連れも多いと思いますが、気象情報には十分注意して下さい。
非常に暑い日が続いていますが、今週は2件の神葬祭(しんそうさい)奉仕がありました。

古くから私たち日本人は、身内に不幸が生じた場合、その心の痛みをぬぐい去り、普通の生活に戻るまでの間、ある一定の期間を定めて慎むことを慣わしとしてきました。
これを「服忌」(ぶっき)とか「忌服」(きぶく)といい、「喪がかかる」「日がかり」などと称して、神社の参拝やお祝い事への参加を遠慮してきました。
また、喪家(もけ)においては、服忌中は神棚を白紙で覆い、神祭りを控えます。

この慣習は時代背景や地域性、また個々の考えによっても異なるものですが、現代社会の生活における〝 心のけじめ 〟となる期間をお示ししますのでご参考にして下さい。
▇ 服忌期間一覧(神奈川県神社庁より)
ア 父母・夫・妻・子については五十日
イ 祖父母・孫・兄弟姉妹については三十日
ウ 曾祖父母・曾孫・甥・姪・伯叔父母については十日
エ その他の親族については三日
オ 特に親しい友人知己については二日程度
カ 配偶者の親族については前項を一項ずつ繰り下げた日数による。但し、前項エ・オについては服さない。
キ 本葬・社葬などが上記期間を過ぎて行われる場合は、更にその当日のみ服する。