2020年9月 のアーカイブ

明日は芋名月

2020年9月30日 水曜日

新米の収穫を終えた篤農家(とくのうか)の方が、「明日は朔日(ついたち)なので御神前に上げて下さい」と新米を奉納になりました。

また、明日は十五夜にあたることから、薩摩芋(さつまいも)と里芋(さといも)もお持ちになりました。

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十五夜は旧暦の毎月15日の夜ですが、旧暦では7・8・9月を秋といい、それぞれ初秋・仲秋・晩秋と呼んだことから、旧暦8月15日を中秋と称して、観月の好時節としてお月見を楽しんできました。

月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月

古くから農耕行事とも結びつき、収穫の感謝祭の意味合いもあり、芋を供えることから「芋名月」と呼ばれたわけです。

里芋の歴史は稲よりも古く、稲作以前の主食とも考えられています。

種芋(たねいも)である親芋のまわりに子芋、孫芋、曾孫芋(ひまごいも)と沢山(たくさん)の芋ができ、種芋自体も成長することから、子孫繁栄の縁起物といわれるのも頷(うなず)けます。

母の着物

2020年9月29日 火曜日

今日は秋休みを利用した七五三詣がありました。

お母さんが身につけたという素敵な着物を身に纏(まと)い、結い上げた日本髪がとてもお似合いでした。

ご祈願後にお祝いの言葉を添えると、「ありがとうございます」と七歳児とは思えぬしっかりとした御礼が返ってきて、こちらも温かな気持ちになりました。

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秋晴れの例祭式

2020年9月28日 月曜日

今日は青空が広がるからっとした秋晴れのもと、前鳥神社の例祭式が執り行われました。

当社と同様に相模國式内十三社の一であり、相模國府祭の類社でもあることから、毎年大祭のご案内を賜っています。

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感染症対策により、祭典以外は氏子の限られた関係者により執り行われたようですが、「ワッショイ、ワッショイ」と神輿を担ぐ子供たちの掛け声が、境内に心地よく響きわたっていました。

葬儀での感染症対策

2020年9月27日 日曜日

昨夕と本日は神道による葬儀で神葬祭(しんそうさい)のご奉仕がありました。

もちろんの葬儀においても斎場、火葬場、移動のバス、直会(なおらい)の席など、新型コロナウイルス感染症対策が施されていて、待ち時間にはその工夫の仕方を参考にしたところです。

sinnsousai火葬場ではマスク着用のまま読経する住職の姿を目の当たりにしましたが、当方も同様に祭詞(さいし)を奏上(そうじょう)しています。

微笑ましい様子

2020年9月26日 土曜日

小雨交じりの一日でしたが、市内の複数の小学校において運動会が実施されたようです。

感染症による影響もあり、秋の大運動会とはならなかったと思いますが、制限のある中でも楽しい一時が過ごせたのではないでしょうか。

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さて、今日は事前のご予約をお受けしていたこともあり、密を回避して1組ずつご祈願をお仕えすることが出来ました。

また、本日は社殿前の受付において、飛沫防止用のボードを利用して対応させて頂きました。

近隣の小学校で運動会が開催されこともあり、七五三詣は少なかったものの初宮詣が多く、人生儀礼の節目のお参りに、微笑ましい様子を拝見することが出来ました。

相模國府祭六社めぐり

2020年9月24日 木曜日

台風12号の影響により、昨晩から強い風が吹いています。

清掃整備とともに見回り点検をしていますが、お昼時点で施設や樹木等に被害はなく、安堵しています。

昨年は台風15号や19号の暴風により、建物や立木に被害が及んだ神社があり、今年に入って兼務社3社で共済の見直しが図られています。

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さて、相模國府祭六社めぐりの特集記事(LINEトラベルjp)がweb上で公開されました。

記事をご覧の方が、御朱印めぐりで早速お参りになっています。

公開ページの一部

公開ページの一部

新米の奉納

2020年9月23日 水曜日

台風12号は東寄りの進路となり、上陸の恐れがなくなりそうですが、当地でも今夜から明日の午前中にかけて大雨に注意が必要です。

近隣の農家では稲刈り時期を迎えていることから、まだ心配が続くと思われます。

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さて、連休中に稲刈りを済まされた兼務社の氏子さんから新米の奉納がありました。

神奈川県では主力品種のキヌヒカリに続く水稲奨励品種として「はるみ」(コシヒカリとキヌヒカリのかけ合わせ)の普及が進んでいます。

はるみは背丈が低くて倒れにくい特徴があり、今後も台風の影響が及ばないことを願います。

今日は何の日

2020年9月22日 火曜日

今日は秋の彼岸の中日にあたり、明治12年(1879)から昭和23年(1948)までは「秋季皇霊祭」という祝祭日でした。

宮中では「秋季皇霊祭」並びに「秋季神殿祭」が執り行われ、6日前に第99代内閣総理大臣に就任されたばかりの菅義偉首相も参列されたようです。

現在は国民の祝日「秋分の日」で、祝日法(国民の祝日に関する法律)には「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」と記されています。

秋分は春分と同様、昼夜の長さがほぼ等しくなり、太陽が真東から上がり、真西に沈む日です。

また、今日は一年に2回ある春分と秋分に最も近い戊(つちのえ)の日で、「社日」(しゃにち=秋社)にあたり、生れた土地の守護神である産土神(うぶすながみ)に参拝し、収穫の御礼参りをする日でもあります。

元宮からの眺め(夕方)

元宮からの眺め(夕方)

台風12号が南の海上を北上し、明後日には接近して関東地方に上陸する見込みです。

秋雨前線とも相俟(あいま)って、大雨がもたらされる予報も出ています。

大雨への警戒と早めの準備に備えたいと思います。

今月一番の人出

2020年9月21日 月曜日

秋の全国交通安全運動(9月21日から30日)が始まりましたが、各行楽地ではコロナ禍前の昨年を上回る人出のところも多かったようです。

市内を通る東名高速道路も車の列が続いていました。

当社でも各地から御朱印巡りの参拝者が訪れ、今月一番の人出でした。

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彼岸に入って朝夕はすっかり秋らしくなりましたが、境内ではミンミンゼミやツクツクボウシが未だに鳴いています。

今年は彼岸花(ひがんばな)の開花が少し遅いようです。

ご祈願について

2020年9月20日 日曜日

今年は例年より早めに七五三詣が始まっていますが、連休2日目の今日は大安吉日とあって、初宮詣、七五三詣、交通安全、厄除開運、厄災消除、病気平癒等のご祈祷がありました。

午前8時30分から午後4時半まで、30分毎にご祈願の予約を承っていますが、本日は分散が図れたことから、お待たせすることなくご奉仕することが出来ました。

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今週末の26日(土)は大安吉日にあたることから、本日同様ご祈祷の予約が多く入っています。

なるべくお待たせすることのないよう、密にならぬようお仕え致しますので、電話またはメールにてご予約をお願い致します。

尚、密集・密接を避けるため、昇殿人数に制限を設けることもございますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

電   話   0463(95)3237

メール hibita38@gmail.com