今日は秋の彼岸の中日にあたり、明治12年(1879)から昭和23年(1948)までは「秋季皇霊祭」という祝祭日でした。
宮中では「秋季皇霊祭」並びに「秋季神殿祭」が執り行われ、6日前に第99代内閣総理大臣に就任されたばかりの菅義偉首相も参列されたようです。
現在は国民の祝日「秋分の日」で、祝日法(国民の祝日に関する法律)には「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」と記されています。
秋分は春分と同様、昼夜の長さがほぼ等しくなり、太陽が真東から上がり、真西に沈む日です。
また、今日は一年に2回ある春分と秋分に最も近い戊(つちのえ)の日で、「社日」(しゃにち=秋社)にあたり、生れた土地の守護神である産土神(うぶすながみ)に参拝し、収穫の御礼参りをする日でもあります。
台風12号が南の海上を北上し、明後日には接近して関東地方に上陸する見込みです。
秋雨前線とも相俟(あいま)って、大雨がもたらされる予報も出ています。
大雨への警戒と早めの準備に備えたいと思います。