2015年8月 のアーカイブ

神さまもお喜び

2015年8月31日 月曜日

稲穂が撓(たわわ)に実り始めましたが、「ほはりづき」(穂張月・穂発月)といわれる葉月も今日でお仕舞い。

明日は市内の小・中学校では始業式を迎えますが、子供たちには元気に学校へ通って欲しいです。

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さて、今日は朝から総代さんの奉仕作業が実施されました。

周辺の草刈りの他、台風などに備えて道路に突き出した銀杏(いちょう)の枝下ろしも行われました。

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また、元宮(もとみや)の礎石(そせき)が傾いていたことから、土台を平らに均し、盤石(ばんじゃく)に据えて頂きました。

道具の準備や段取り、手際が良かったことから全ての作業がお昼前には終了しました。

さぞかし神さまもお喜びで、気持ちよく新しい月が迎えられます。

災害の備え

2015年8月30日 日曜日

本日は伊勢原市内各地において、南海トラフ地震を想定した総合防災訓練が実施されました。

三ノ宮自治会の西谷戸組でも一時避難所の三ノ宮児童館を経て、広域避難所に指定されている山王中学校まで歩きました。

防災備蓄倉庫の見学

防災備蓄倉庫の見学

防災の日を前に、あらためて災害への備えについて確認したり、思考することが重要です。

一昨日のブログで玉垣について記しましたが、神社には倒壊の危険を伴う建造物が存在します。

明日は草刈りなどの奉仕作業が行われますが、氏子総代さんと話し合いながら、危険を未然に防ぐための方策を立てたいと思います。

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葉月の結婚式

2015年8月29日 土曜日

雨風や暑気の心配をしましたが、秋風を感じる清々しさの中、神前結婚式を執り行いました。

参進

参進

花婿さんは紋付き羽織袴(もんつきはおりはかま)、花嫁さんは白無垢(しろむく)がとてもお似合いで、お参りの方々もその美しさに見惚(みほ)れる様子でした。

ご結婚おめでとうございます

ご結婚おめでとうございます

晴れ着のご親族も含めて、和婚の素晴らしさを感じる葉月の結婚式でした。

末永くお幸せに。

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玉垣

2015年8月28日 金曜日

社殿や神聖なところを限るために、周囲に繞(めぐ)らした垣を「玉垣」(たまがき:玉籬)といいます。

木造、石造などがありますが、古くは樹木で囲む「柴垣」(しばがき)であったと考えられています。

〝玉垣の内つ国〟は日本国の美称です。

伊勢の神宮では板垣、外玉垣、内玉垣、瑞垣(みずがき)と丁重に四重の垣(木造)が設けてあります。

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当社本殿の周囲には、古色を帯びた石造の玉垣がありますが、建立の年号は明治21年(1888)10月となっていますので、今から127年前です。

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また、関東大震災(大正12年9月1日)による倒壊があり、大震災復旧工事と記された玉垣も何本か見られます。

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個人による寄進もありますが、氏子中や伊勢原市内はもちろんのこと、「東田原村中」「今泉村中」(秦野市)、「厚木町中」「戸川村中」(厚木市)「万田村中」「真土村中」(平塚市)など、その多くが近隣の村内からの奉納となっています。

また、遠くは「八王子村中」(東京都)や「近村商人中」などというものもあり、延喜式内社や相模國三之宮としての信仰の広がり、その由緒や風格を物語るものといえます。

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立派な建物の完成を祈り

2015年8月27日 木曜日

今日は大山阿夫利神社の例祭で、下社からお神輿が社務局に向けてお下りとなりました。

明日は当社からも例祭式に参列予定です。

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さて、台風の影響が懸念されましたが、お蔭様で雨に降られずに、ホームセンター、事務所、一般住宅などの地鎮祭を執り行うことができました。

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定められた工期の間も自然災害や事故もなく、図面通りの立派な建物が完成するようお祈り申し上げます。

無事出産の神さま

2015年8月26日 水曜日

今日は安産祈願の戌の日

「満潮(みちしお)のごとく月日は満ち・・・輝く玉のごとき嬰児(みどりご)の産声(うぶごえ)も高らに・・・」

と安産祈願の祝詞(のりと)を奏上(そうじょう)しました。

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当社のご祭神には、大酒解神(おおさかとけのかみ)として山の神である大山祇神(おおやまつみのかみ)、小酒解神(こさかとけのかみ)としてその娘である木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)がお祀(まつ)りされています。

記紀神話によれば、木花咲耶姫命は天孫(てんそん)・瓊瓊杵命(ににぎのみこと)の后(きさき)となって一夜のうちにご懐妊されますが、貞操(ていそう)を疑われたことの証(あかし)をたてるため、戸の無い産屋の中に火を放ち、無事に三柱の神をお産みになりました。

木花咲耶姫命は富士山に鎮座する浅間大社のご祭神ですが、富士山は大いなる母体、あるいは火中で出産したことから火山ともいえます。

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三之宮は〝 産の宮 〟にもつながり、無事出産の神さまのご加護のもと、元気で丈夫な赤ちゃんの誕生を楽しみにしています。

秋の深まり

2015年8月25日 火曜日

九州に上陸した台風15号は、各地に猛烈な風と雨による大きな被害をもたらしました。

明日にかけても土砂災害や河川の氾濫、低い土地での浸水、暴風や高波など、厳重な警戒が必要です。

これ以上、被害が広がらないことを祈ります。

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さて、当地ではめっきり涼しくなり、秋の深まりを感じた一日でした。

境内では唱歌「虫のこえ」に出てくる秋の音楽家〝 轡虫 〟(くつわむし)の姿を発見しました。

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今晩は「正祭・慰霊祭」(10月25日)の会議が自治会連合会との共催で開催され、関係者44名が出席しました。

戦後七十年という大きな節目にあたり、各太鼓連による真心のこもった鎮魂太鼓が奉納されます。

秋の諸祭事の準備が確かに進められています。

一心に祈る

2015年8月24日 月曜日

長い年月による経年劣化で、社殿の其処彼処(そこかしこ)に傷みが生じていますが、木材は蘇(よみがえ)るのが利点です。

弊殿(へいでん)の引戸が傾きや歪(ゆが)みにより開きにくくなっていましたが、大工さんの手に掛かって元通りに直り、神さまも大喜びだと思います。

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先週は書道の宿題のため、相模原から中学生の親子がお参りになりました。

〝め〟の文字が鏡文字(かがみもじ)となっている「向目絵馬」(むかいめえま:眼病平癒祈願)を課題として取り上げたようです。

拝殿には明治中期頃の奉納絵馬(祈願絵馬)が掲げられていますが、一心に祈る姿がとても印象的です。

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美化奉仕

2015年8月23日 日曜日

今日は二十四節気の「処暑」(しょしょ)でしたが、朝夕の風にすっかり秋らしさを感じます。

一方で、非常に強い台風15号の接近に伴い、沖縄や九州、また西日本の各地では十分な警戒が必要で、大きな被害がもたらされないことを願います。

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今日は杉山神社・横濱水天宮(横浜市南区南太田)で一心泣き相撲横浜場所が開催され、非常に多くの赤ちゃんの泣き声で賑わったようです。

比々多場所(9月6日)もいよいよ近づき、総代さんが境内の美化奉仕に率先して汗を流していただきました。

結婚式の問い合わせ

2015年8月22日 土曜日

蝉時雨が続き蒸し暑い一日ながら、秋の虫が少しずつ鳴き始めています。

近隣の田んぼでは稲穂が徐々に頭を垂れ始めています。

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本格的な秋に向けて神前結婚式の問い合わせも増えてきました。

日本の結婚式

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結婚式ついてのご相談は随時承っていますので、お気軽にお尋ね下さい。

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