長い年月による経年劣化で、社殿の其処彼処(そこかしこ)に傷みが生じていますが、木材は蘇(よみがえ)るのが利点です。
弊殿(へいでん)の引戸が傾きや歪(ゆが)みにより開きにくくなっていましたが、大工さんの手に掛かって元通りに直り、神さまも大喜びだと思います。
先週は書道の宿題のため、相模原から中学生の親子がお参りになりました。
〝め〟の文字が鏡文字(かがみもじ)となっている「向目絵馬」(むかいめえま:眼病平癒祈願)を課題として取り上げたようです。
拝殿には明治中期頃の奉納絵馬(祈願絵馬)が掲げられていますが、一心に祈る姿がとても印象的です。