‘兼務社’ カテゴリーのアーカイブ

心地よい風

2020年8月9日 日曜日

今年の夏は感染症の影響により、お盆帰省を断念して近場で休暇を過ごす傾向で、高速道路の下り車線に渋滞は見られるものの、新幹線の乗車率は低くなっているようです。

県内では海水浴場の開設中止が発表されていますが、各地の観光地でも軒並み人出が減少している様子です。

真田神社

真田神社

本日は真田神社(平塚市真田)の月次祭(つきなみさい)に始まり、邸内社(ていないしゃ)の竣工式をお仕えしました。

社頭では新車購入に伴う交通安全祈願や初宮詣、厄除祈願の他、御朱印巡りの参拝者等が見られました。

未だ猛暑が続いていますが、境内を吹く風に心地よさを感じます。

祭りは良き交流の場

2020年7月20日 月曜日

昨日の午後は、兼務する八剱神社(平塚市上吉沢)の氏子内にかつて鎮座していた八坂神社の祭礼でした。

現在は社殿も祠(ほこら)も存在していませんが、毎年地域の祭礼として連綿と受け継がれています。

八坂神社の御氏子

八坂神社の氏子衆

威勢の良い夏の祭礼であり、例年であれば多くの友好団体が集まって神輿(みこし)が担(かつ)ぎ出されます。

密閉・密集・密接を避けながら、祭儀は厳粛に執り行われました。

参集の人たちは「来年はどうだろう」「来年なかったらたまらない」等といった会話を交わしていましたが、祭りが良き交流の場であることを無意識に感じていたと思います。

皆効験有り

2020年7月19日 日曜日

明け方まで雨が降ったものの、久しぶりに青空が広がりました。

午前中は御嶽神社(伊勢原市伊勢原)の例祭(大祭)でしたが、感染症拡大防止の観点から役員3名のみで執り行いました。

縮小とは言え、準備は前日からとなり、小人数でご苦労を伴った事と思います。

淡島社

淡島社 かさ神さま

また、境内にお祀(まつ)りする〝かさ神さま〟で知られる淡島社(あわしましゃ)の祭事も従来通りに執り行いました。

御祭神(ごさいじん)は〝 医薬の神 〟で、少彦名命(すくなひこなのみこと)です。

『日本書紀』において、「少彦名命は父の大已貴命(おおなむちのみこと)と力を合わせ心を一つにしてこの世をつくり、病気を治す方(のり・わざ)を定め、今に至るまで百姓(おおみたから=国民)が恩頼(みたまのふゆ=恩恵)を蒙(こうむ)っている」事が記されています。

『古語拾遺』(こごしゅうい)にも同様の内容が記され、〝 皆効験有り 〟(みなしるしあり)とあります。

八坂神社の祭礼

2020年7月18日 土曜日

先週の真田神社(平塚市真田)に続いて、今日は兼務社の夏祭りです。

午前中は伊勢原市日向(ひなた)の藤野地区に鎮座する八坂神社、午後は同じく日向の新田(しんでん)地区に鎮座する飯綱(いいつな)神社の例祭です。

飯綱神社

飯綱神社

どちらも感染症拡大防止の観点から、参列者を限って祭典のみ執り行い、神輿や太鼓等の神賑(しんしん)行事は取り止めとなりました。

真田神社は旧八坂神社、飯綱神社も藤野の八坂神社の御祭神(ごさいじん)を勧請(かんじょう)したと伝えられ、祇園祭(ぎおんまつり)で有名な京都・八坂神社と同じ疫病除けの神さまです。

明日は兼務する八剱神社(平塚市上吉沢)の氏子内の八坂神社の祭礼で、各所で地域の方々とともに疫病退散(えきびょうたいさん)の祈りを捧げます。

疫病除けの神さま

2020年7月12日 日曜日

昨晩は大雨・洪水警報の発表があり、雷鳴(らいめい)がとどろく中、暫(しば)しの停電にも見舞われました。

しかしながら、朝には晴れ間がのぞきました。

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今日は古くから〝真田のお天王(てんのう)さん〟として親しまれる真田神社(平塚市真田)の例祭日(れいさいび)です。

感染症による社会情況を踏まえ、神輿や太鼓等の神賑行事(しんしんぎょうじ)は取り止めとなり、神楽殿での余興や境内の露店出店、幟(のぼり)や提灯・看板飾り等もなく、寂しい限りでしたが、関係者のご協力のもと祭典を無事に執り行いました。

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昨日は役員さんが集まり、例年通りに社殿や境内、社務所の清掃・整理、祭典の支度を粛々と整えて頂き、今日を迎える事が出来ました。

真夏日の暑さの中、全員が汗びっしょりとなりましたが、疫病除(えきびょうよ)けで知られる真田の大神さまの御神威(ごしんい)のもと、疫病が終熄(しゅうそく)するよう一同で祈りました。

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雨続き

2020年7月6日 月曜日

雨続きで梅雨明けが待たれる毎日ですが、今日は九州北部に大雨特別警報が発表されました。

近年、気象庁の用語で「線状降水帯」(せんじょうこうすいたい)という言葉を見聞きします。

次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が線状(長さ50-300㎞程度、幅20-50㎞程度)に形成され、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される強い降水を伴う雨域をいうそうで、集中豪雨を引き起こし、河川の氾濫や浸水、土砂崩れや倒木、道路の陥没等、様々な災害の危険性をもたらす恐ろしい気象現象です。

夏詣 七夕の短冊

夏詣 七夕の短冊

当地も朝から強い雨が降り、大変な思いで地鎮祭奉仕にあたりました。

また、十二柱神社(伊勢原市伊勢原)の大祓奉告祭・大祓式や事前連絡を頂いた安産祈願等をお仕えしましたが、雨の心配もあって参拝者の少ない一日でした。

「夏詣」(なつもうで:7月1日~8月31日)で御神前に設けた七夕の短冊には、様々な祈りや願いが込められていて、気持ちがほっこりする内容のものばかりです。

明日は七夕ですが、梅雨の中休みは期待出来そうにありません。

公の神事

2020年7月5日 日曜日

停滞する梅雨前線の影響により、熊本県南部を中心に記録的な豪雨がもたらされ、球磨川(くまがわ)の広範囲で氾濫(はんらん)が起こりましたが、土砂崩れや浸水等の被害状況が時間の経過とともに明らかになってきました。

自然災害により多くの尊い生命が失われましたが、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、行方不明者の無事発見、罹災(りさい)者のご安泰をお祈り申し上げます。

新型コロナウイルス感染症により、長期にわたり心身の苦労が伴う医療関係者や、災害復旧に励む自衛隊員や警察・消防関係者等、世の為人の為、地域や社会の公(おおやけ)に力を尽くす人たちの行動やその尊さにあらためて敬意を表する次第です。

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昨日は北金目神社(平塚市北金目)と落幡神社(秦野市鶴巻南)、本日は南金目神社(平塚市南金目)と神明社(伊勢原市上平間)において、感染症の対策を十分に施した上で、半年に一度の大祓式を執り行いました。

拙ブログ「不祥を解除」(5月20日)にも記しましたが、災難を除く公の神事として、大祓をお仕えしました。

期の終わりと始まり

2020年6月28日 日曜日

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、休校が長期化したことで学校年度を多くの諸外国に合わせた9月入学に変更することについて、利点や課題、社会的影響力等、賛否両論が持ち上がりましたが、準備期間や財源の問題、現場の混乱等の理由から現状維持となったことは記憶に新しいところです。

国の会計年度と同様、日本の企業は3月期決算が多いことから、この6月末は集中して定時株主総会が開催されています。

tourouさて、神社では半期に一度の大祓の時期を迎え、今日は兼務社の八剣神社(平塚市上吉沢)において「大祓奉告祭並びに大祓神事」を執り行いました。

心身の健康や地域社会の安全を祈る場ですが、新役員体制のもと初めての祭儀にあたることから、新たな半期を無事に迎えるためにも重要な意味合いをもつことを確認した次第です。

今年は最古の正史(せいし)『日本書紀』が成立して1300年ですが、「景行天皇紀」(けいこうてんのうき)には、御祭神(ごさいじん)の日本武尊(やまとたけるのみこと)が倭姫命(やまとひめのみこと)から草薙劔(くさなぎのつるぎ)を授かり、「慎しみてな怠(おこた)りそ」という言葉を賜って、東国征討に向かった御事績(ごじせき)が記されています。

虫による害のないよう

2020年6月14日 日曜日

兼務社の祭事に向かう途中、地域の耕地では多くの生産者が集まって相談している姿が見られました。

帰りに同じ道を通ると、多くの田んぼで除草剤の散布が行われていました。

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さて、今朝は真田神社(平塚市真田)で月次祭(つきなみさい)に併せて虫送祭(むしおくりさい)の祝詞を奏上しました。

農作物を守護する神さまに虫による害がもたらされないよう祈り、古くより伝わる特製の「虫除守」(むしよけまもり)を生産者に頒布(はんぷ)しました。

稲を食べる害虫として知られる「蝗」(いなご=稲子)は、『古語拾遺』(こごしゅうい)には「おおねむし」の名で見られます。

その他、浮塵子(うんか)や椿象(かめむし:亀虫)が稲の害虫として知られ、総称して稲虫(いなむし:蝗)といわれるようです。

最近のニュースで「蝗害」(こうがい)という言葉を耳にしますが、生活条件の変化によって相変異(そうへんい)を起こす一部のバッタ(飛蝗・蝗虫)の大量発生による災害をいうようで、アラビア半島やアフリカ、西アジアなどでサバクトビバッタの大発生による農作物被害が深刻な問題となっています。

邪気を祓う

2020年6月11日 木曜日

7月は兼務社の例祭が3社ありますが、春と同様で祭典のみになっています。

また、今日は兼務社の役員さんが祭礼(9月)の相談でお参りになりました。

季節を二期に分けて行う大祓は、参列者数の相違が考えられますが、本務社を含めた8社で執り行う予定です。

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さて、当地も梅雨入りを迎えましたが、予定していた地鎮祭等の出張祭典は、ご加護により予定通りに奉仕することができました。

一方で神社の境内は雨の影響もあり、初宮参り等の予約祈祷や御朱印めぐり以外は参拝者も少なく、静かな一日でした。

狛犬(こまいぬ)は邪気(じゃき)を祓う存在ですが、雨に濡れてもどっしりと構え、変わらずにその役割を担い続けています。