相模国三ノ宮・比々多神社

金目川の氾濫と祈り

本日早朝、伊勢原市内に「警戒レベル4避難指示」が発令されました。

幸いにして、当社では災害が発生することなく、施設を含めて境内全域は安泰でした。

観音橋から金目川上流を望む

観音橋から金目川上流を望む 午後2時半

午前中は北金目神社(平塚市北金目)、午後は南金目神社(平塚市南金目)において大祓が予定されていましたが、平塚市内には「警戒レベル5緊急安全確保」が発令され、金目川(かなめがわ)が増水したことから、氾濫による浸水被害が発生する可能性も出ました。

早急に両社の責任役員と連絡を取り、北金目神社については祭典を11日(日)に延期することになりました。

当社から南金目神社へ行くには金目川を渡りますが、平素であれば、川の遠景に富士山を眺め、禊(みそぎ)をする清らかな気持ちで観音橋を通行しますが、今日ばかりは溢(あふ)れるほどの濁流が流れていました。

南金目神社

南金目神社

南金目神社は金目川を見下ろす高台にあり、古く雷電(らいでん)神社と称し、雷神(いかづちのかみ)をお祀(まつ)りするお宮です。

金目川の氾濫の歴史においても、その御神徳(ごしんとく)の発揚(はつよう)を祈る、重要な位置に鎮座していることが理解出来ます。

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