2010年10月 のアーカイブ

平成23年神社寶運暦

2010年10月31日 日曜日

10月も今日でお仕舞い。月めくりのカレンダーも、残すところ霜月・師走となり、少し寂しい心もちです。神社には、翌年(平成23年)の暦「神社寶運暦」(じんじゃほううんれき)が納品されました。

平成23年寶運暦

平成23年寶運暦

来年は西暦2011年、皇紀(こうき;初代・神武天皇即位の年が元年=紀元)2671年、辛卯歳(かのとうどし)です。

(明治以来144年、大正以来100年、昭和以来86年)

四季の移ろいの中でその機微(きび)に敏感に、自然とともに歩んできた私たち日本人にとって、暦は生活の指針そのものです。ナイーブで深みのある日本人の性質から、季節の移動を知ることは、とても重要なことなのです。

間もなく、授与する「神社開運暦」(初穂料1,000円)の準備も整います。是非ともこの機会に手にとってご覧ください。

台風一過

2010年10月31日 日曜日

台風一過。境内には、大量の落ち葉と樹木の枝が散乱していました。しかしながら、特別な被害はなく安心いたしました。

総出で大掃除

総出で大掃除

神職、職員、パート、助勤学生、巫女など総出で境内の掃き掃除を行い、元通りの清々しいお宮の風景に戻りました。

比々多神社菊華会の皆さんが、次々に菊を搬入されました。丹精込めてつくられた菊の花を是非楽しんでください。

菊の搬入

菊の搬入

暴風警報

2010年10月30日 土曜日

台風14号の接近により、本日予定されていた七五三参りや初宮参りを取り止められた方もあったと思います。平塚市教育委員会によるバス3台での文化財ふれあいツアーも中止となりました。

 

台風に揺れる境内の木々

台風に揺れる境内の木々

 今のところ被害は出ていませんが、十分な警戒が必要です。

 

比々多小学校でも飛翔(比小)フェスタという行事が計画されていましたが、中止となりました。

重大な災害が起こるおそれのあるときに警戒を呼びかけて行う気象庁の予報を「警報」といい、「大雨」「洪水」「暴風」「暴風雪」「大雪」「波浪」「高潮」の7つがあるようです。

小学校では、その地区に「警報」が発表されると、児童の安全確保のため“ 休校 ”となります。

新米の味

2010年10月29日 金曜日

神奈川県神道青年会・御神田(伊勢原市三ノ宮)のお米が、耕作者の長嶋さん(比々多神社責任役員)により白米となって納められました。

イセヒカリ

イセヒカリ

平成22年産米の検査では、全国的に品質状況が良くないようですが、現在のところ神奈川産米、伊勢原産米も1等米の比率が著しく低い様子です。

しかしながら、汗水流してつくったお米には、色々な思いがこもっています。様々な恵みに感謝し、しっかりと噛みしめていただけば、最高の味になると思います。

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神社の御神前には、収穫の秋を迎えて、丹精こめてつくられたお米(うるち・もち)が奉納されています。

安全を祈る気持ち

2010年10月28日 木曜日

中心付近の風速が45メートルと、非常に強い台風14号が沖縄に近づいています。奄美地方(鹿児島県)は数日前に水害による大きな被害を被っているため、急峻な山が海に落ちている地形から土砂崩れなども予想されます。

離島の災害は救助も難航するため、被害者の精神的打撃も大きいと思います。台風の被害が無いことを祈ります。

さて、本日は冬物を慌てて取り出すような冷たい雨の一日でしたが、大安ということもあり、予定通り数件の地鎮祭奉仕がありました。

地鎮祭の設営準備

地鎮祭の設営準備

地鎮祭の主旨は、各種建物の新築または、土木事業の起工にあたり、敷地の神さまをおまつりして、神慮(しんりょ)を和(なご)め、土地の平安堅固(へいあんけんこ)ならんことを祈る祭儀(さいぎ)です。

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その歴史を紐解くと、「持統(じとう)天皇5年(691)冬10月27日、使者を遣わして新益京(しんやくのみやこ)を鎮め祭らしむ」と『日本書紀』に記されています。

「新益京」とは、飛鳥浄御原宮(あすかきよみはらのみや)から移した最初の条坊制(じょうぼうせい)による本格的な都城で、「藤原京」のことです。この宮城をつくるために地鎮祭が行われたわけです。

1300年前と現在では、道具や材料、工法、工期なども異なりますが、安全を祈る気持ちは一緒です。

十年祭

2010年10月27日 水曜日

昨晩は、冬の到来を告げる北風「木枯らし1号」が吹き、今朝は初冬の寒さでした。明日の冷え込みも厳しそうです。

今日は、10年前と9年前にお亡くなりになられたご夫婦の十年祭のご奉仕がありました。

ご両親の10年祭を終えて

ご両親の十年祭を終えて

両親あっての私たち、ご先祖あっての私たちです。感謝と努力こそ生きるもののつとめです。

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神棚は家庭のパワースポット

2010年10月26日 火曜日

 神奈川県神社庁から新しい神宮大麻(じんぐうたいま)が届きました。

神宮大麻

神宮大麻

神宮大麻は伊勢の神宮において、清浄を第一として数々の厳粛なお祭りを経て奉製(ほうせい)されるお神札(ふだ)です。 明治5年までは御祓大麻(おはらいたいま)と呼ばれていました。

神宮大麻の奉製

神宮大麻の奉製作業

毎年暮れに、全国の神社を通じて各家庭に頒布(はんぷ)される神宮大麻は、氏神さまや崇敬神社のお神札とともに神棚におまつりします。神棚は心身の甦りを図る「家庭のパワースポット」であり、家庭のまつりは家族の幸せづくりの第一歩です。

御神札掛け

神札掛

神社では、簡易の宮形(みやがた=お宮)も準備しています。初めて神宮大麻をおまつりされる方には、「神札掛」を授与いたしますので社務所にお尋ねください。

おしゃべりマンデー

2010年10月25日 月曜日

11月1日(月)、FM湘南ナパサ(78.3MHz)に禰宜が生出演いたします。IFCCISEHARA  FM  COMMUNITY  CLUB)の「おしゃべりマンデー」という月曜・午後3時~4時の番組です。

「まが玉祭」(5月第3土曜・日曜)で音響・照明・制作など、全般にわたりお世話になっているパル音楽産業さんのスタジオで行います。

比々多神社がスポンサーになっている番組ですが、出演は「まが玉祭」以来です。今回は「七五三」について、メインパーソナリティーの鳥居進之介さんとアシスタントの矢田絵実理さんとともに楽しく一時を語らいます。

大したお話は出来ませんが、、、宜しかったら聞いてみてください。

スタジオの様子

スタジオの様子

父と母のお蔭

2010年10月24日 日曜日

 神妙(しんみょう)という言葉をご存じだと思います。広辞苑をひくと、「①人の知力を超越した現象②けなげ③すなお」などと出ています。

初宮参りや七五三参りで神前に額づく親御(おやご)さんの姿は、まさしく神妙そのもので、日々のご奉仕の中でも嬉しく温かくなる瞬間です。

初宮参り・七五三参り  おめでとうございます

初宮参り・七五三参り  おめでとうございます

生命(いのち)は最も尊いものですが、日常の暮らしの中ではなかなか感じることが少ないものです。いわんや、子育て中は感じる時間がないほど忙しいものです。

しかしながら、安らかな顔で眠っている子どもの姿を見たり、少し会わないでいると会った瞬間にほっとするのが家族の良いところです。 

初宮参り・七五三参り  おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

 その生命の尊さを感じるのが、非日常である「まつり」の時です。「人生儀礼・通過儀礼」などといわれる人生のまつりは、両親やご祖先さん、神さまからいただいた分身(心)に感謝する、甦りの機会なのです。

七五三参り  おめでとうございます

七五三参り おめでとうございます

 先祖の魂は子孫に伝はる 我が身生れてあるは、即(すなわ)ち是(こ)れ、先祖の身分れたる故也(ゆえなり)   ~ 林羅山 『神道伝授』 

初宮参り・七五三参り  おめでとうございます

初宮参り・七五三参り おめでとうございます

父は母はわが家の神、わが神と心つくしていつけ人の子  ~ 本居宣長 『玉鉾百首』

 

父と母のお蔭に及ぶものはありません。

華やぐ頃合

2010年10月23日 土曜日

今朝は比々多神社菊華会の皆さんが菊小屋立てに来られました。

明日から菊が搬入されます

明日から菊が搬入されます

 これからは、七五三の時期とも重なり、晴れ姿と菊が非常に良い雰囲気をつくりだしてくれます。

ボサギク

ボサギク

「七つまでは神の子」と昔からいわれますが、産湯(うぶゆ)、産衣(うぶぎ)、お七夜・命名、初宮参り、お食い初め、初節句などを経て、七五三参りを迎えます。
七五三参り おめでとうございます

七五三参り おめでとうございます

七五三は、ある意味で神と人との境にあたることから、これまでの成長に感謝するとともに、まだ不安定である子どもの成長を祈願する大切な行事です。

七五三参り おめでとうございます

七五三参り おめでとうございます

七五三参り おめでとうございます

七五三参り おめでとうございます

七五三参り おめでとうございます

七五三参り おめでとうございます

消防小屋の裏手では、栗原の皆さんによるオーナーまつりが開かれました。みかんオーナーをはじめ新鮮な野菜を求める人たちで賑わいました。

栗原オーナーまつり

栗原オーナーまつり

秋の最終の季節、「霜降」(そうこう)を迎えましたが、少しずつ色合いを変える木々の葉とともに、一時ながら華やぐ頃合いとなります。