昨日(11日)は晴れ上がり、順延となった比々多地区体育祭(於:比々多小学校)が開催されました。また、神奈川県神道青年会の御神田(伊勢原市三ノ宮)では稲刈り行事が執り行われました。
始めに、抜穂祭(ぬいほさい)が執り行われました。
耕作者の長嶋さん(比々多神社責任役員)、神奈川県神道青年会・守山会長、東京都神社庁港区支部・青木青年会長により「抜穂の儀」が行われ、祭壇に供えられました。
その後、参加者全員でイセヒカリと古代米を丁寧に刈り取りました。
稲刈り後、「神話紙芝居」の上演もあり、秋深まる青空のもと賑やかに実りを楽しみました。
刈り取ったお米は、「懸税」(かけちから)として伊勢の神宮・神嘗祭(かんなめさい)に献穀される他、神奈川県内各社の新嘗祭(にいなめさい)に間に合うように準備が進められます。
因みに、9月28日・29の両日、皇居内稲田において、天皇陛下には、御親(おんみづか)ら稲をお刈り取り遊ばされました。(品種:マンゲツモチ・ニホンマサリ)
収穫された稲は、10月17日に斎行(さいこう)される伊勢の神宮の神嘗祭(かんなめさい)に供えられるほか、11月23日の宮中神嘉殿(きゅうちゅうしんかでん)での新嘗祭(にいなめさい)に奉られます。