‘暦’ カテゴリーのアーカイブ

亥の月亥の日

2018年11月10日 土曜日

立冬(11月7日)を過ぎたものの、少し動くと汗ばむような陽気でした。

行楽日和ですが、社頭は七五三詣の家族連れで賑わいました。

さて、江戸時代には旧暦十月初亥(はつい)は武士、二の亥は庶民が炬燵(こたつ)を出す日でした。

旧暦十月は月の干支(えと)で亥の月にあたり、亥は五行思想で水を司ることから、「亥の月の亥の日」は火事にならないと考えられていたわけです。

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今週はボイラー室の火入式[鞴祭(ふいごまつり)]の御奉仕もありましたが、季節の行事といえば、鍛冶屋(かじや)まつり(鞴祭)です。

今日は敬神の念があつい工場において、44回目の祭儀をお仕えしました。

明治維新150年目の明治節

2018年11月3日 土曜日

平成30年の今年は、明治の改元から数えて150年にあたります。

そして、今日は明治天皇の166年目のお誕生日(嘉永5年・1852年)にあたりますが、昭和2年に「明治節」として祝日に定められ、短い間でしたが国民に親しまれ、戦後の昭和23年には「文化の日」とあらためられました。

また、日本国憲法が公布された日(昭和21年)でもあります。

全国の旧官幣社・旧国幣社等を中心に、この日は中祭(ちゅうさい)として「明治祭」(めいじさい)が斎行(さいこう)されています。

神社本庁の定める神社祭祀規定には、「わが国を近代国家として発展せしめられた明治天皇の聖徳大業(せいとくたいぎょう)を景仰(けいこう)し、皇威(こうい)の隆昌と国運の発展とを祈り、明治維新の大精神を振作(しんさく)して民族の自覚を新にし、ますます文化を進め産業を興し永遠の平和繁栄をこひ願ふ」とあります。

明治神宮

明治神宮

明治天皇がお祀りされる明治神宮では、宮中より勅使参向(ちょくしさんこう)のもと、例祭式が執り行われています。

寒くも時はなりにけるかも

2018年10月23日 火曜日

秋も末となり霜が降りる意の「霜降」(そうこう)、初候は「霜始降」(しもはじめてふる)です。

朝夕の冷ややかな空気に、季節が進んでいることを実感します。

秋萩の 枝もとををに 露霜置き 寒くも時は なりにけるかも 『万葉集』巻十・二一七〇 作者不詳

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寂寥(せきりょう)の心もちになりますが、実りに感謝する季節です。

春の「祈年祭」(きねんさい)と対になる「新穀勤労感謝祭」を11月23日(金)に執り行います。

今日は、氏子から初穂米を献納して頂くための袋を関係者にお届けしました。

寒露

2018年10月8日 月曜日

天候にも恵まれ、初宮参りや七五三、交通安全などの諸祈願、また御朱印参拝も多い三連休でした。

日中の最高気温が昨日より10度も低くなりましたが、今日は二十四節気の「寒露」(かんろ)で、朝晩の冷え込みが強まり、山の木々の色が移ろう季節です。

境内の樹木も枯葉を落とす頃で、日々の清掃も落ち葉との追いかけっこが始まります。

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山登りやウオーキング、バードウオッチング等の団体が、行楽や運動、自然観察で訪れる機会も増えてきます。

今日も御朱印巡りの方で、元宮(旧宮山)へ登拝される方が多かったようです。

映像鑑賞

2018年9月25日 火曜日

昨夜は月見団子に薩摩芋(さつまいも)や栗等をお供えし、薄(すすき)を飾って十五夜のお月さまを待ちかねていましたが、残念ながらうっすらと雲がかかり、澄んだ姿を拝することは出来ませんでした。

tukimi3さて、昨晩は氏子(三ノ宮、栗原、神戸、木津根橋)の関係者が集まり、例祭(4月22日)と國府祭(こうのまち:5月5日)の反省会を開きました。

また、天皇陛下御即位三十年奉祝記念として大神輿渡御(おおみこしとぎょ)を執り行った相模國府祭では、「古より伝わりし悠久の祭事 相模國府祭」(制作著作:湘南ケーブルネットワーク)と題する番組が放映されましたが、この機会にその映像を鑑賞しました。

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お悩み相談

2018年9月24日 月曜日

当地では「入りぼた餅に  明け団子  中の中日小豆飯」(いりぼたもちに あけだんご なかのちゅうにちあずきめし)と伝わる言い回しですが、春の彼岸は花の牡丹(ぼたん)から「ぼた餅」、秋の彼岸は萩(はぎ)から「おはぎ」と季節を表すものだと教わりました。

昨日は彼岸の中日(秋分)でしたが、参集殿では三十年祭、三年祭と祖霊祭(それいさい)をお仕えしました。

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急激な社会の変化により核家族化が進み、墓じまいや永代供養が増えていると聞きます。

神道でも「跡継ぎがいない」「娘が嫁に入って守る人がいない」といったことで、仏教と同様の悩みを受けることがあります。

祖先のまつりについてのご相談はいつでも承ります。

秋の社日

2018年9月23日 日曜日

今年は秋分(しゅうぶん)と戊(つちのえ)が重なった秋の社日(しゃにち)。

土の神である埴安媛(はみやすひめ)をまつる地神社(ぢじんじゃ:秦野市鶴巻南)において例祭式を執り行いました。

地神社の大欅(おおけやき)

地神社の大欅(おおけやき)

秋の社日は収穫に感謝する日ですが、久しぶりに週末が天気となり、周辺の田んぼでは稲刈りが盛んに行われていました。

式典の直会(なおらい)が済んでから「稲刈り作業で、また田んぼに戻ります」という役員さんもおいでになりました。

貴重な時間ですが、地域のまつりを大切にすることで、更なる福がもたらされることだと思います。

工事のお知らせ

2018年9月20日 木曜日

彼岸入りとなりました。

暑さ寒さも彼岸までといいますが、昨日に比べて気温がぐっと下がり、体調管理には気をつけたいところです。

今月は秋雨前線や台風の影響により、日照時間が少ないようで、農作物の管理も大変そうです。

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境内から北東に抜ける市道は、関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)に設定されていますが、現在舗装工事が進められ、一昨日から通行止めとなっています。

また、境内の公衆便所は昭和56年に設置されてから、参拝者はもとより訪れる人たちの利用が非常に多く、衛生面や利便性も考えて年内に改修工事を施すことになりました。

御手洗を囲むように植栽した金木犀(きんもくせい)が、雨の中でも強い香りを放っています。

風の神

2018年9月2日 日曜日

七月中処暑の末侯で、七十二侯「禾乃登る」(こくものすなわちみのる)となりました。

「禾」(か)は稲のことで、「登る」(みのる)は成熟する、「乃」(いまし)はすなわちの意となります。

田んぼの稲穂が実り、黄金色の穂を垂らす実りの秋です。

御神田(神社下)の稲穂(左は古代米)

御神田(神社下)の稲穂(左は古代米)

越中八尾(えっちゅうやつお:富山)では「おわら風の盆」が行われていますが、この時期の大風は風の神がもたらすと古くから信じられてきました。

7月に龍田大社(奈良)で斎行(さいこう)される「風鎮大祭」(ふうちんたいさい)は、台風や洪水、凶作や疫病をもたらさぬよう、古く延喜式に伝わる龍田風神祭祝詞の言霊の祈りが捧げられています。

今週は非常に強い勢力をもつ台風21号の動きに、最大の注意が必要となります。

社頭掲示 長月

社頭掲示 長月

防災と祈り

2018年8月27日 月曜日

「防災の日」(9月1日)を前に、昨日は伊勢原市内の広域避難所(15会場)において、総合防災訓練が実施されました。

95年前の大正12年(1923)9月1日に発生した関東大震災に因み、災害に対する心構えと防災意識を高めるためのものです。

昭和35年の制定までは、各被災地でこの日に慰霊祭が行われていました。

今回は首都直下地震を想定して、自宅・地域・避難所における避難や防災訓練が行われましたが、猛暑日となったことから、熱中症予防にも注意が必要となりました。

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既に今年は多くの台風が発生していますが、1日は「二百十日」(にひゃくとおか)にあたり、台風(暴風雨)の襲来がある季節です。

農家にとっては稲の開花期にあたり、まさしく厄日(やくび)であり、風水害のないよう神さまに祈る日ともなります。