‘暦’ カテゴリーのアーカイブ

季節のずれ

2018年6月26日 火曜日

季節は夏至(げし)の次候で「菖蒲華」(あやめはなさく)の頃です。

かつて太陰太陽暦(たいいんたいようれき)の暦法(れきほう)で、832年間も使用されていた宣明暦(せんみょうれき)には「蜩始鳴」(せみはじめてなく)とあります。

この暦は中国暦であり、中国との季節のずれを直すために改暦(かいれき)され、日本固有の国暦である貞享暦(じょうきょうれき)が渋川春海(しぶかわはるみ)により導入されました。

江戸時代には宝暦暦(ほうりゃくれき)、寛政暦(かんせいれき)、天保暦(てんぽうれき)と改暦が繰り返され、明治6年に現在の太陽暦であるグレゴリオ暦が導入されています。

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今日は真夏日に届きそうな暑い一日でしたが、境内では蝉の初鳴きが聞かれました。

去年より6日早く、一昨年より4日早い状況です。

降られることなく

2018年6月11日 月曜日

当地は既に梅雨入り(6月6日頃)していますが、暦の上で入梅(にゅうばい;「つゆいり・ついり」とも)となりました。

台風5号の影響で梅雨前線が活発化し、雨の一日となりそうですが、境内・施設等は安泰です。

青梅

青梅

さて、昨日は御祈祷の合間をぬって、神前家婚式の御奉仕がありました。

雨の予報が出ていたので心配していましたが、何とか降られることなくおつとめすることが出来ました。

笑みを浮かべる新郎新婦に、多くのカメラが向けられていました。

御結婚おめでとうございます

御結婚おめでとうございます

更衣

2018年6月1日 金曜日

最近のカレンダーには記されることが少ないようですが、今日から衣替えです。

環境対策によるクールビズが定着して、役所などでは既に5月からノーネクタイとなっています。

お宮では大祭に着用する正服(せいふく)を立夏(りっか:今年は5月5日)・立冬(りっとう:今年は11月7日)で夏服・冬服に切り替えますが、「更衣」「衣更え」という表記を用いています。

薄衣(紗)の狩衣

薄物(紗)の狩衣

伊勢の神宮では、古式のままに織り上げられた和妙(にぎたえ:絹布)・荒妙(あらたえ:綿布)を神さまに奉(たてまつる)「神御衣祭」(かんみそさい)が5月と10月の14日に斎行(さいこう)(されています。

因みに、旧暦の4月1日と10月1日に改める習慣が今に至っているわけですが、現在も和服では袷(あわせ:10月1日-5月31日)、単衣(ひとえ:6月1日-30日)、薄物(うすもの:7月1日-8月31日)、単衣(9月1日-9月30日)となっています。

午後になって

2018年5月26日 土曜日

昨日のタウンニュースに第31回まが玉祭の記事が掲載されました。

明日は約60名の実行委員が集まり、反省会を行う予定です。

タウンニュース 5月25日号

タウンニュース 5月25日号

今日は市内では5校の小学校で運動会が開催されました。

準備を含めて雨に降られずに、賑やかな一日となったことでしょう。

今日は暦の六曜(ろくよう)では「先負」(せんぷ・せんぶ・さきまけ・せんまけ)ということで、午後は〝 吉 〟といわれています。

暦通り、午後になってから御祈願や御朱印巡りの参拝者が続き、地鎮祭等の出張祭典も全て午後に集中しました。

日本人に相応しい

2018年5月3日 木曜日

大型連休の真ん中ですが、今日は国民の祝日で「憲法記念日」です。祝日法には「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。」とあります。

昭和22年(1947)の今日、現在の憲法が施行された日を記念してつくられました。

現行法は占領軍により、ごく短期間のうちにつくられたものであり、国際社会どころか国民生活にもそぐわない点が多々指摘されています。

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今後、国会では改憲に関する論議が盛んになると思われますが、国会は発議をする場であり、最終的には国民投票で決まります。

歴史と伝統をもとにした我が国独自の文化や国柄を踏まえるなど、日本人に相応しい日本のための憲法について、国民自身が考える機会でもあります。

気がつくと

2018年4月29日 日曜日

昨晩は三ノ宮の青年会「三和会」主催の例祭(4月22日)の鉢洗い(鉢祓い・鉢払いともいう)が開催され、自治会や神社役員、総代等も招かれて参加しました。

慰労の意味合いが強いものですが、思い出話に花が咲くとともに、様々な課題や反省点、更には1週間後に迫った相模國府祭のに関することなど、話の尽きない後宴となったようです。

タウンニュース

タウンニュース

さて、当社としては平成6年以来となる大神輿渡御(おおみこしとぎょ)に向けて、今日も責任役員や総代、自治会と話し合いつつ、細かな準備を進めました。

明日からは参拝者に頒布(はんぷ)する粽(ちまき)づくりが始まります。

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明治34年に昭和天皇がお生まれになった日で、「昭和の日」でしたが、大型連休の最中であり、御朱印参拝の多い一日でした。

気がつくと玉垣下の小川に野花菖蒲が咲き始めています。

立派な俵の完成

2018年4月5日 木曜日

本日は二十四節気の「清明」(せいめい)で、万物(ばんぶつ)清新(せいしん)の気に溢(あふ)れ、百花(ひゃっか)咲く好時節です。

その佳き日、市内の小・中学校では入学式が執り行われ、希望と不安に満ち溢れた児童・生徒等が学校に向かう様子が見られました。

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さて、今年も神社下の御神田(神奈川県神道青年会耕作)でとれた古代米の藁(わら)を用いて、俵づくりが実施されました。

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当社の例祭(4月22日)と相模國府祭(5月5日)では、神さまの鎮座(ちんざ)を寿(ことほ)ぎ、福分けの餅撒(もちま)き「粽行事」(ちまきぎょうじ)を行っています。

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その粽行事に用いる俵を4俵作りますが、近年は総代さんの手により、その伝統が引き継がれています。

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先ずは、藁すきを行って無駄な部分を取り除き、数を揃えながら独特な薦編機(こもあみき)を用いて薦をこしらえます。

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平行して、両側の蓋(ふた)部分となる桟俵(さんだわら)を作ります。

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桟俵づくりは根気が必要ですが、器用さと手際の良さに驚くばかりです。

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見事に4つの俵に必要な8個の桟俵が完成しました。

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薦を筒状に丸めて、かぎ手で縄を通して結び、両側に桟俵を取り付けます。

粽行事は、餅の詰まった重たい俵を両腕で持ち上げ、何度となく放り上げることから、太い縄を用いてしっかりと結びます。

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昨日に比べて10度以上も気温が下がり、肌寒さを感じましたが、総代さんたちの手は休むことを知らず、実に気持ちの良いものでした。

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青々とした立派な俵の完成です。

その他にも注連縄(しめなわ)づくりや國府祭で頒布(はんぷ)する粽(ちまき)を結ぶための藁稭(わらしべ)のわらすき作業も行われました。

国民こぞってお祝い

2018年3月6日 火曜日

今日は二十四節気の一で、冬籠(ごも)りの虫が外に這(は)い出る「啓蟄」(けいちつ)。

冷たく感じる北風が吹き、寒さと暖かさの繰り返しに、服装に頭を悩ます時期ながら、季節は間違いなく進んでいます。

土手の河津桜や社務所前の梅も見頃を迎えています。

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3月は関係団体の諸行事が続きますが、一都七県神道政治連盟の会合が茨城県水戸市において開催され、禰宜が出席しました。

重要な案件がいくつかありましたが、何より御代替わりのことについて時間が割かれました。

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が成立・公布されましたが、報道等において「退位」の語が使用されているものの、古くは律令(りつりょう)に規定されているように、「譲位」(じょうい)という語が公式かつ歴史的に用いられてきたこと、「皇位継承」という皇室・国家の重儀が尊厳性を大切に、皇室の伝統を踏まえ、旧登極令等の規定に準拠して執り行われるよう、先例等を考証しつつ、あらためて学ぶ機会を設けることの重要性を確認しました。

そして何より、国民こぞってお祝いすべきものとなるよう、機運を高めていくことが大切といえましょう。

女児の幸福と成長

2018年3月3日 土曜日

今日は上巳(じょうし)の節句で「雛祭」(ひなまつり)。

桃の節句、雛の節句、重三(ちょうさん)ともいわれます。

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雛人形を飾り、調度品を具(そな)え、菱餅(ひしもち)・白酒(しろざけ)・桃の花などを供(そな)えて女児の幸福、無事成長を祈る日です。

境内では人形感謝祭の展示を行っています。

河津桜

河津桜

高気圧に覆われた上空には青空が広がり、風もないぽかぽか陽気の穏やかな土曜日でした。

節句を祝うかのように花木も見事です。

梅

2678回目の誕生日

2018年2月11日 日曜日

今日は国民の祝日で「建国記念の日」です。祝日法には「建国をしのび、国を愛する心を養う」と記されています。

初代・神武天皇が橿原(かしはら)の宮に即位された日(『日本書紀』)を太陽暦に換算して定められたもので、大日本帝国憲法が発布された日(明治22年)でもあります。

明治6年(1873)に紀元節として定められ、戦後はGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)により廃止されたものの、復活の機運が徐々に高まり、昭和41年(1966)に国民の祝日として制定されました。

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全国の神社では「紀元祭」(きげんさい)を執り行い、各地でも我が国の2678回目の誕生日をお祝いする行事が開催されています。

また、公益社団法人日本青年会議所では、「おむすびで結ぶ!建国記念の日」といったイベントを各地の神社で行ったようです。

明治天皇御製

橿原の宮のおきてにもとづきて わが日本(ひのもと)の国をたもたむ

平昌(ピョンチャン)では冬季オリンピックが開催されていますが、各競技の表彰式において日の丸の国旗が高々と揚がるよう、一人一人の選手を応援したいものです。