‘暦’ カテゴリーのアーカイブ

気になる天気

2017年7月31日 月曜日

文月も最後の日を迎えましたが、うだる暑さが相変わらず続き、今日の地鎮祭(じちんさい)奉仕も汗でびっしょりとなりました。

大暑の末候(8月2日から6日頃)は「大雨時行る」(たいうときどきふる)で、時として激しい雨の降る頃です。

予報では不安定な大気により、落雷や突風にも注意が必要となりそうです。

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さて、御神前には地域の特産品である「葡萄」(ぶどう)が上がりました。

これから葡萄や梨の最盛期を迎える果樹農家にとっては、台風の動きも気になる季節です。

一昨日は比々多地区内でも納涼盆踊り大会が開催されましたが、今週末が最も集中する時期で、こちらも空模様が心配の一つです。

土用の丑

2017年7月25日 火曜日

今日は土用(どよう)の丑(うし)の日でしたが、夏負けを防ぎ、食欲減退防止に鰻(うなぎ)を食した方も多かったのではないでしょうか。

今年は二の丑(にのうし)もあり、次の土用の丑の日は8月6日(日)となります。

痩せたる人を咲(わら)へる歌

石麻呂(いはまろ)に吾物申す夏痩せに良しといふものぞ鰻(むなぎ)取り食(め)

『万葉集』大伴家持

気温は鰻登りというよりは、最低気温が摂氏25度以上の熱帯夜(ねったいや)のまま、気温変化があまりない最低気温の高い一日となり、湿気の多い蒸し暑さが不快感を増したようです。

あさがお

さて、土用は「土旺用事」「土王用事」といって、土の気が旺(さかん)になる意で、土は物を変化させる作用があることから、「土を犯し殺生(せっしょう)を忌(い)む」として、葬儀や土を動かす造作が凶とされてきました。

「土用波」(どようなみ:南方に台風が生じて寄せる波)「土用干し」(どようぼし:かびや虫害を防ぐために、衣服や書物などを干すこと)「土用休み」(夏休み・芝居興行の休業)「土用芽」(どようめ:植物の芽)といった言葉がありますが、この時期を表したものです。

また、鰻の他に精のつくものとして、「土用蜆」(どようしじみ)「土用餅」(どようもち)「土用卵」(どようたまご)などがあるようです。

大暑の境内

2017年7月23日 日曜日

九州北部の豪雨被害から2週間余り、今度は活発な前線の影響で東北北部に記録的な大雨が降りました。

暦の上では夏の季節も最後となる二十四節気の大暑(たいしょ)です。

蝉の鳴き声に暑さも一入(ひとしお)といった季節ですが、当地では久しぶりに小雨が降り、気温は高かったものの涼しく感じた一日でした。

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森の中を見渡すと、夏の虫たちの動きも盛んになっています。

日曜日の今日はお宮参りの家族連れが多く、赤ちゃんを中心に写真を撮影する様子が印象的でした。

棚機

2017年7月7日 金曜日

今日は五節句の一「七夕」。

棚機(たなばた)とも書き、「たなばたつめ」の略です。

鷲座(わしざ)のアルタイル、すなわち牽牛星(けんぎゅうせい)、彦星(ひこぼし)、犬飼星(いぬかいぼし)、男星(おぼし)、男七夕(おたなばた)などといわれる星と、琴座(ことざ)のヴェガ、すなわち織姫星(おりひめぼし・しょくじょせい)、妻星(つまぼし)、女星(めぼし)、機織姫(はたおりひめ)、棚機姫(たなばたひめ)、女七夕(めたなばた)が天の川を隔てて接近する年に一度の逢瀬(おうせ)は「星の契」(ちぎり)「星の妹背」(いもせ)「星の恋」などにも喩えられ、様々な伝説もあります。

牽牛(ひこぼし)の嬬(つま)迎へ船榜(こ)ぎ出(づ)らし天の河の霧の立てるは 『万葉集』山上憶良

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短冊に詩歌や様々な願いを託した人も多かったことでしょう。

当社の御祭神の一柱には、機織りの神さまである稚日女尊(わかひるめのみこと)がお祀りされています。

現代社会の風に合わせた願い事が多いと思いますが、古歌や古詩の思いを今日は願ってみてはいかがでしょうか。

梅雨本番の激しい雨

2017年6月21日 水曜日

今日は二十四節気の夏至で、北半球では昼が最も長くなりますが、梅雨本番の激しい雨となり、境内も薄暗くなっています。

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道路も川となりそうな大雨の中、横浜から大型バスによる参拝がありました。

道中の安全無事をお祈り申し上げます。

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雨に濡れない神楽殿の中で、大祓の茅の輪づくりも仕上げ段階です。

明日には参道に設置出来そうです。

恵方参り

2017年3月30日 木曜日

七十二候では、春分の次候「桜始開」(さくらはじめてひらく)から末候の「雷乃発声」(かみなりすなわちこえをはっす)に移っています。

季節の変わり目で、明日の晩から明後日の朝にかけて当地は雨の予報となっていますが、界雷(かいらい)といわれる春雷(しゅんらい)が鳴るでしょうか。

さて、今日は比較的に気温が上がってポカポカ陽気だったものの、桜の開花は境内全体ではまだ数えるほどで、今年はゆっくりとしたペースで満開を迎えそうな感じです。

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いよいよ年度末ですが、今月最後の大安吉日にあたり、都内や横浜市内など遠方からの恵方(えほう)参りがありました。

吉方位を選んで恵方参りのご祈願の方には、当社境内の御神土をお授けしています。

また、当地の産物を召し上がったり、お土産として何かお求めになる方が多いようです。

御神土

御神土

春分

2017年3月20日 月曜日

今日は二十四節気の一つで、季節の中央におかれた中気「二至」(夏至・冬至)「二分」(春分・秋分)の春分です。

昼夜の長さがほぼ同じとなり、夏至(今年は6月21日)までは昼がだんだん長くなります。

また、彼岸の中日にあたりますが、宮中では歴代天皇・皇族の御霊(みたま)がまつられる皇霊殿(こうれいでん)において、ご先祖祭の「春季皇霊祭」、国中の神々がまつられる神殿(しんでん)では、神恩感謝の祭典「春季神殿祭」が執り行われています。

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昨日も近くの霊園では車の往来が激しい一日でしたが、社務所では8年前にお隠れになった方の祖霊祭を行いました。

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、寒さが和らいで過ごしやすい季節を迎えます。

間もなく桜の便りもお伝えします。

娶せ給ふ

2017年3月10日 金曜日

今日は市内の公立中学校4校で卒業式が執り行われました。

9年間の義務教育課程を終えて、それぞれの道に進む15の春に幸多かれと願うところです。

二月節啓蟄(けいちつ)の次候「桃始笑」(ももはじめてさく)に入りました。花が咲くことを笑うと表現しますが、故郷の峰々も巣立ち行く生徒たちの様子を見守り、山笑うといった状況ではないでしょうか。

来週(17日)は市内の公立小学校10校で卒業式が予定されています。

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さて、昨日は今秋予定の神前結婚式の申込みがありました。

神代(かみよ)の昔、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)が神慮(しんりょ)を畏(かしこ)み夫婦の契(ちぎ)りを結ばれたのと同様に、神が〝娶(めあわ)せ給ふ〟という尊き縁(えにし)に感謝し、夫婦和合(ふうふわごう)を願うのが神前結婚式の在り方です。

お供えした御神酒(おみき)を三三九度の盃(さかずき)で取り交わすことにより、〝むすび、むすばれ〟晴れて夫婦となるわけです。

まさしく日本人の明浄正直(めいじょうせいちょく)の表れともいえます。

次の日曜日(19日)は午前と午後に結婚式の予定が入っていますので、境内でその様子をどうぞご覧下さい。

和婚の情報誌『日本の結婚式』には、当社の結婚式の内容が掲載されています。

陽気に誘われて

2017年3月5日 日曜日

昨日は八坂神社(平塚市入野)、今日の午前中は八剱神社(平塚市上吉沢)、午後は日月神社(伊勢原市沼目)と、兼務社の祈年祭がまだ続いています。

さて、今日は二十四節気の一で「啓蟄」(けいちつ)。

最高気温が15度を越え、仲春(ちゅうしゅん)の陽気に誘われて、地虫も這(は)い出てくるような感じでした。

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とはいえ暦とは異なり、実際はもう少し遅れるのが普通のようで、境内の梅もようやく満開近くといったところです。

生きとし生けるものの活動が活発化する季節ですが、人も陽気に誘われたようで御朱印巡りがとても多く、筆を走らせる一日となりました。

上巳の節供

2017年3月3日 金曜日

今日は五節句(ごせっく)の一つで上巳(じょうし)の節句(桃の節句)、雛祭(ひなまつ)りです。

雛祭りはもともと穢(けが)れを雛に託して祓う神事ですが、現在では雛壇(ひなだん)に飾って祝うのが一般的となりました。

地方によっては今でも雛人形(紙の人形)を川に流す〝 流し雛 〟(ながしびな)の風習が残っています。

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節句は〝 節供 〟とも書きますが、邪気を祓い女の子の無事成長を祝う行事なので、菱餅(ひしもち)や白酒(しろざけ)を供え、厄除けの桃の花を飾ります。

菱餅の紅(くちなしの実)、白(菱の実)、緑(よもぎ)の三色は、魔除けや純潔・長寿、厄除けの意味合いがあり、雛あられの三色も同じ願いがこめられているようです。

ちらし寿司とハマグリのお吸い物を召し上がったご家庭も多いのではないでしょうか。