‘暦’ カテゴリーのアーカイブ

新しいおみくじ

2020年7月2日 木曜日

昨日は七十二侯(しちじゅうにこう)夏至の末候で、雑節(ざっせつ)の一つにも数えられる「半夏生」(はんげしょう)で、梅雨明けの時期にあたります。

また、この頃の雨を「半夏水」(はんげすい)というそうですが、この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)、大雨による洪水を「半夏水」(はんげみず)といい、警戒する地方もあるようです。(『雨のことば辞典』より)

月例(げつれい)の月次祭(つきなみさい)とともに、朔日(ついたち)参りの企業参拝、工場の工事安全祈願祭等をお仕えしました。

境内には「夏詣」(なつもうで:7月1日~8月31日)の幟(のぼり)を掲げ、七夕飾りを用意しています。

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また、授与所には「アマビエおみくじ」を置き始めました。

アマビエ(アマビヱ)は、江戸時代後期の肥後国(熊本県)に伝わる妖怪(ようかい)で、豊作や疫病を予言したとされています。

おみくじは運勢や吉凶判断を占うものですが、御神慮(ごしんりょ)を仰(あお)ぎ、行動の指針とすることが大切です。

おみくじを引いた後のアマビエは、疫病退散の置物としてお持ち帰り下さい。

アマビエおみくじ

アマビエおみくじ

機織りの神さまに願いを

2020年6月30日 火曜日

明日から「文月」(ふみづき・ふづき)を迎えます。

陰暦7月の異称に「文披月」(ふみひらきづき)がありますが、7月7日の七夕(たなばた)行事に詩歌(しいか)を献(けん)じたり、書道の上達を祈り、文(ふみ=書物)を披(ひら)く意であると『こよみ読み解き事典』に記されています。

また、稲穂の膨(ふく)らみを見るから「穗含月」(ほふみづき)「含月」(ふくみづき)からの転とも考えられるそうです。

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さて、七夕(たなばた)は「星祭」(ほしまつり)ともいわれ、天の川(あまのがわ)における牽牛星(けんぎゅうせい:彦星 ひこぼし)と織女星(しょくじょせい:棚機女 たなばたつめ)の年に一度の逢瀬(おうせ)です。

当社の御祭神(ごさいじん)である稚日女尊(わかひるめのみこと)は、『日本書紀』に記されるように、神さまの御服(みそ)を織る〝機織(はたお)りの神さま〟です。

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明日から「夏詣」(なつもうで:7月1日~8月31日)が始まりますが、御神前には願いや祈りを記す七夕の短冊を準備しています。

御神前に祈りをこめ、短冊に詩歌や書道・裁縫(さいほう)の上達(じょうたつ)はもとより、縁結びや病気平癒、心願成就等、それぞれの思いや願いを記して笹竹に結んで下さい。

入梅

2020年6月10日 水曜日

広く中国地方や近畿、東海で梅雨入りしたとみられるようですが、暦に記される雑節(ざっせつ)で「入梅」(にゅうばい)にあたります。

明日は当地も雨の予報が出ていて、関東甲信地方もいよいよ梅雨入りでしょうか。

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梅雨は「梅の雨」「黄梅(こうばい)の雨」「黴雨」(ばいう)「梅霖」(ばいりん)とも表現され、詩的には「梅のつぶやき」とも詠(よ)まれるようですが、庭の梅もそろそろ熟してきました。

この時期は身長以上に伸びて、紅・白・紫などの花を咲かせる立葵(たちあおい)を目にしますが、別称を「梅雨葵」(つゆあおい)ともいうようです。

「五月雨」(さみだれ)は田植えに欠かせぬ貴重な「水取雨」(みずとりあめ)ですが、新型感染症の影響で続く巣籠(すごも)り生活に加え、霖雨(りんう=長雨)による「梅雨籠」(つゆごもり)となりそうです。

明日は出張祭典が重なるため、万全の支度を調(ととの)えて出向きますが、「梅雨時」(つゆどき)ゆえ覚悟して奉仕にあたりたいと思います。

*参照『雨のことば辞典』『現代こよみ読み解き事典』

目の前に広がる景観

2020年6月5日 金曜日

季節は五月節(せつ)の「芒種」(ぼうしゅ)となりました。初候(しょこう)は「螳螂生ず」(かまきりしょうず)です。

芒(のぎ)のある穀物を播(ま)く時期の意で、田植えの時期、一方、畑では農作物の害虫を駆除する螳螂の出番です。

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さて、本日発行のタウンニュースに、旧宮山(みややま)の元宮(もとみや)に設置された眺望板(ちょうぼうばん)と腰掛けについての記事が掲載されました。

お蔭様で、朝から問い合わせの電話やその事を尋ねる参拝者が多かったようです。

参拝の折には、足を伸ばして元宮にお参り頂き、目の前に広がる景観をお楽しみ下さい。

岩田帯の効果

2020年5月31日 日曜日

皐月(さつき)晦日(つごもり=月の最終日)の日は、日曜日の戌の日(いぬのひ)でした。

多産で安産、そして邪気(じゃき)を祓うとされる犬にあやかり、自粛生活でこの日を心待ちにしていたと思われる妊婦(にんぷ)さんが数多くお参りになりました。

当社では安産の祈願者に特別奉製(とくべつほうせい)の「祝田帯」(いわたおび)をお頒(わか)ちしていますが、「岩のように丈夫に育ちますように」との意から、この日に岩田帯をしめます。

語源は「斎肌帯」(いはたおび)ともいわれ、「胎児を保護してその位置を安定させる」「お腹を冷やさない」「胎児が育ち過ぎない」などの効果があると考えられ、何より母体に精神的・心理的な安心感をもたらすとされます

斎田帯

岩田帯

感染症予防のため一組ずつのご案内となり、時間帯によっては待ち時間が長くなったと思われますが、丈夫で元気な赤ちゃんを授かって欲しいと思います。

みどりの日

2020年5月4日 月曜日

今日は国民の祝日で「みどりの日」です。

祝日法には「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」と記されています。

境内の緑も美しい季節となり、今年も2・3日前に青葉梟(あおばずく)が飛来し、境内では雉(きじ)も姿を見せています。

妻恋ひに飛び立つきじのほろろとぞ鳴く『古今和歌集』

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宵宮(よいみや)のない寂しい相模國府祭(さがみこうのまち:県指定無形民俗文化財)ですが、明日は関係者のみで臨時祭を斎行します。

春の最後の例祭

2020年4月29日 水曜日

昭和の日(昭和天皇御誕生日)の今日、今月に入り15社目、春の最後の例祭(れいさい)で日月神社(伊勢原市沼目)へ赴(おもむ)きました。

責任役員3名が拝殿(はいでん)に、元役員2名が境内(けいだい)に並び、粛々(しゅくしゅく)と例祭式を執り行いました。

拝殿より

拝殿より

行楽日和(こうらくびより)の中、とても寂しい大祭でしたが、氏子中(うじこじゅう)の安全の願いを鳥居の内で祈りました。

国の基

2020年2月11日 火曜日

今日は御代(みよ)替りを経て、初めて迎える「建国記念の日」です。

今年編纂(へんさん)1300年という記念の年となる『日本書記』には、初代・神武天皇(じんむてんのう)[神日本磐余彦天皇(かむやまといわれひこのみこと)]が橿原宮(かしはらのみや)に都を開いたことが「辛酉年(かのととりのとし)春正月(はるむつき)、庚辰(かのえたつ)の朔(ついたち)、天皇(すめらみこと)橿原宮に即帝位(あまつひつぎしろしめす)。是(こ)の歳(とし)を天皇の元年(はじめのとし)となす」と記されています。

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明治維新により「諸事(しょじ)、神武創業(じんむそうぎょう)の始めに原(もと)づく」として、神武天皇即位を紀元(きげん)と定め、上記を太陽暦に換算して2月11日が当てられ、明治6年には「紀元節」が祝日として制定されました。

立春を過ぎ、日本の自然観からも相応しい時期にあたります。

しかしながら、先の大戦の占領政策により、国民の祝祭日であった明治節(11月3日)、新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい 11月23日)とともに廃止されましたが、復活を願う国民の声により、昭和41年に「建国記念の日」としてあらためて国民の祝日に定められました。

因みに、この日は大日本帝国憲法が制定(明治22年)された日にあたり、令和2年は皇紀2680年にあたります。

新しき時代を生きる私たちは、国の基(もとい)を学ぶべきといえます。

初午

2020年2月9日 日曜日

今日は2月最初の午(うま)の日で「初午」(はつうま)です。

この日は稲荷神社の縁日で、全国の稲荷社で祭事が行われます。

稲荷神社は宇迦之御魂神(『古事記』うかのみたまのかみ:『日本書紀』倉稲魂命)や保食神(うけもちのかみ)、御食津神(みけつかみ)等を祭神(さいじん)として祀(まつ)る、食物や農耕、諸産業の守護神です。

「ウカ」「ウケ」「ケ」は食物の意で、春には田の神が山から降りてくる田の神信仰と結びついたり、商人による屋敷への勧請(かんじょう)等、民衆に広範に根付いた信仰形態をもっています。

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初午が日曜日と重なったことから、企業の邸内社(ていないしゃ)の祭事は「二の午」(今年は2月21日)に集中しています。

2020年2月1日 土曜日

太陽暦では今年は4年に一度の閏年(うるうどし)にあたり、今月は暦日(れきじつ)の閏が設けられ、29日まであります。

さて、如月の予定です。

社頭掲示 如月

社頭掲示 如月

1日(土)月次祭、2日(日)総代奉仕(節分祭準備)、3日(月)節分追儺祭、真田神社(平塚市真田)節分追儺祭、4日(火)総代奉仕(節分祭片付け)、5日(水)相模國府祭類社宮司会、6日(木)神奈川県神社庁相模中連合支部新年会、8日(土)稲荷神社(伊勢原市下平間)例祭、八幡神社(伊勢原市坪ノ内)祈年祭、9日(日)神明神社(伊勢原市笠窪)祈年祭、雷電神社(伊勢原市串橋)祈年祭、11日(火)北金目神社(平塚市北金目)祈年祭、15日(土)月次祭、石座神社(秦野市鶴巻)祈年祭、落幡神社(秦野市鶴巻南)祈年祭、17日(月)祈年祭、23日(日)八坂神社(平塚市入野)祈年祭、十二柱神社(伊勢原市伊勢原)祈年祭、24日(月)御嶽神社(伊勢原市池端)祈年祭、神明社(伊勢原市上平間)祈年祭、29日(土)南金目神社(平塚市南金目)祈年祭