2017年11月 のアーカイブ

神社庁の記念大会

2017年11月30日 木曜日

昨日は「神奈川県神社庁設立70周年・神奈川県神社総代会設立60周年記念大会」が新庁舎竣功を祝して開催され、ご来賓、県内神社の神職・総代、また関係者等、およそ800名が横浜の地に集いました。

当社からも宮司・禰宜、責任役員・総代15名が参加しました。

第1部では物故神職総代の慰霊祭が粛々と執り行われました。

第2部記念式典では、代表者やご来賓挨拶、栄に浴された311名の敬神功労者表彰、70周年記念事業報告や今後の指針発表、庁歌の披露等が行われました。

養老孟司氏による記念講演

養老孟司氏による記念講演

第3部の記念講演会には、東京大学名誉教授の養老孟司(ようろうたけし)氏を講師にお招きし、「自分の壁」と題する講演を拝聴しました。

そして、第4部祝宴では、清興(せいきょう)として「親子で親しむ日本の神話~倭建命」の上演、國學院大學ドリル競技部による演技が催され、和やかな雰囲気に包まれた大祝宴会となりました。

親子で親しむ日本神話の上演

親子で親しむ日本神話

撚り合わせる

2017年11月28日 火曜日

来年の「天皇陛下御即位三十年奉祝記念相模国府祭」の斎行(さいこう)にあたり、一昨日は六社の神輿関係者が打ち合わせを行いました。また、本日は大磯の地で諸々の視察確認を行いました。

当社としては平成6年以来、24年ぶりの大神輿渡御(おおみこしとぎょ)となります。

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一昨日は三ノ宮・西谷戸組による注連縄(しめなわ)づくりが行われましたが、神社では昨日・今日と御神前の鈴緒(すずお)を綯(な)い上げています。

紅白の晒(さらし)を均等に撚(よ)り合わせていきますが、注連縄と同様でとても力の必要な作業となります。

ここに先人の知恵と伝統があり、真心をこめてより強いものに仕上げていきます。

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注連縄づくりの季節

2017年11月26日 日曜日

昨日は熊野神社(平塚市千須谷)、本日は落幡神社(秦野市鶴巻南)、八坂神社(平塚市入野)と、週末は兼務社の祭事が続きます。

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さて、今年も注連縄(しめなわ)づくりの季節がやって来ました。

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神奈川県神道青年会の御神田(ごしんでん)で育てられた古代米の藁(わら)を用いて、三ノ宮・西谷戸組のご奉仕による恒例の「縄綯い」(なわない)作業です。

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例年通り、稲藁のはかま(下葉)を取る「わらすぐり」から始まり、藁打機(わらうちき)を用いて綯いやすいように柔らかくして、鳥居と御神木の注連縄を綯いました。

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出来上がりの大注連縄は、後日ご覧頂きたいと思います。

日の吉凶は迷信?

2017年11月25日 土曜日

境内のモミジの葉は徐々に縮(ちぢ)れてきましたが、未だしばらくは見頃です。

今月最後の週末は土曜の大安、天候にも恵まれて七五三参りを中心に境内は多くの人出となりました。

また、兼務社の祭典や地鎮祭、伐木清祓などの出張祭儀なども重なりました。

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さて、暦には「暦注」(れきちゅう)といって、天象(てんしょう)、七曜(しちよう)、干支(えと)、朔望(さくぼう)、潮汐(ちょうせき)、二十四節気(にじゅうしせっき)、十二直(じゅうにちょく)、日の吉凶、二十八宿(にじゅうはっしゅく)、九星(きゅうせい)、六曜(ろくよう)、雑節(ざっせつ)などの事項が記されています。

「本日はお日柄(ひがら)も良く・・・」という挨拶を聞くことがありますが、暦には日の吉凶が記され、結婚式や葬式の日取りなど、現在でも広く使用される暦注の一つが「六曜」です。

六曜は六輝(ろっき)とも呼ばれ、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の六曜星(りくようせい)をいい、本来は「リクヨウ」と読むのが正しいそうです。

また、七曜(しちよう)は一週七日に割り当てた曜日の総称ですが、日・月に木星、火星、土星、金星、水星の五星を合わせたものです。

江戸時代には七曜に吉凶が割り当てられ、例えば日曜星は「この日は万事良し。財宝に縁あり、商人は利徳倍増、不信心の輩(ともがら)は病あるか、妻子に水損あるか、口舌(くぜつ)ごとあるか、食あたりなどあるべし。信心して良し、家造り普請(ふしん)など悪(あ)し。」(『増補暦略註』文政13年刊)などとあるようです。

日の吉凶は迷信や俗信といえばそれまでですが、内閣改造などにも大安が選ばれるそうです。

秋探し

2017年11月24日 金曜日

境内で実施していた菊の展示会は終了となり、昨日は搬出作業、今朝は菊小屋の解体作業が行われました。

丹精込めて育てられた菊の花々に多くの人たちが魅了されました。

菊華会の皆様に感謝御礼申し上げます。

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さて、今日は三ノ宮探検で小学校1年生の児童がやって来ました。

6月の春の境内に続く秋探しですが、「七五三の幟(のぼり)って何ですか?」「モミジやイチョウの葉っぱはどこにあるの?」「菊ってこれ?」などの質問がありました。

到着式を行う児童

到着式を行う児童

秋探しの項目の中には「神主さんのお話」なんていうものもありましたが、みんなで協力し合いながら答えを一つずつ見つけていました。

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秋は天文学では秋分(9月23日頃)から冬至(12月22日頃)の前日まで、節気(せっき)では立秋(8月7日頃)から立冬(11月7日頃)の前日まで、太陽暦では9月から11月までをいいます。

御蔭様で、子供たちの目線に合わた秋を感じる事が出来ました。

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新穀勤労感謝祭

2017年11月23日 木曜日

今日は国民の祝日で「勤労感謝の日」(勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。)です。

明治6年(1873)から昭和22年(1947)までは「新嘗祭」(にいなめさい)で親しまれた祝祭日です。

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今年前半の祭事は晴れ続きでしたが、泣き相撲(9月17日)、正祭・慰霊祭(10月22日)、酒祭(11月8日)そして今日と、残念ながら秋以降は雨儀(うぎ)となっています。

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しかしながら、ご神前には氏子・崇敬者、生産者の真心として、今年も多くの初穂が上がりました。

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昨日は氏子総代さんに周辺の草刈り清掃、境内一円の注連縄(しめなわ)張りのご奉仕をして頂き、厳かで清々しい神事を斎行(さいこう)することが出来ました。

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神棚まつりと祖霊祭祀

2017年11月21日 火曜日

今日は朝から神棚を設けたいという会社からの問い合わせ、家を新築したお宅からは新しい神棚を頼みたいという連絡が入りました。

核家族化や住宅環境の変化により、神棚をおまつりするお宅が減少する状況の中で嬉しいお知らせでした。

社務所では神棚まつりについてのあらゆるご相談はもとより、大小様々な神棚の取り扱いをしています。

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さて、本日は参集殿において、神道の葬儀奉仕をしているお宅の祖霊祭祀を参集殿で執り行いました。

ご主人が老人介護施設へ入所となり、手狭な環境から、ご先祖さまの御霊(みたま)を新しい御霊代(みたましろ)にお遷(うつ)しするとともに、木の香りも美しい御霊舎(みたまや)に納めることになりました。

空き家となった住まいから、ご先祖さまを今の施設にお遷しすることがかない、ご家族共々安心のご様子でした。

神饌について

2017年11月20日 月曜日

午前中の社殿内の温度は6℃前後、真冬のような寒さの一日でしたが、七五三参りの子供たちは元気いっぱいでした。

昨日のブログでお知らせしましたが、仕事始めの月曜日とあって、会社の担当者から新年祈祷の予約がいくつか入りました。

明年は1月5日(金・大安)に企業関係の年頭祈願が集中する見込みです。

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さて、年内の恒例行事は、日毎朝夕(ひごとあさゆう)のお日供(にっく)や月次祭(1日・15日)を除けば、新穀勤労感謝祭(11月23日)、煤払い(12月13日)、年越大祓(12月20日)となります。

禅寺などでは「葷酒山門に入るを許さず」(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)という標語が寺門(じもん)の戒壇石(かいだんせき)に彫られているのをご覧になった方もあると思います。

これは、不浄なものや心を乱すものは寺門内に入ることを許さないという意味だそうですが、葷(くん:臭気の強いネギ・ニラ・ショウガ等の野菜)は臭気を発する不浄なもの、酒はもとより戒律で禁じられていることから、修行の妨げとなるようなものの持込が禁じられたようです。

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神社で神さまにお供えする飲食物を「神饌」(しんせん)といい、米、酒、餅、魚、鳥、海菜、野菜、果物、菓子などの食物を陶製または素焼きの器である平瓮(ひらか)、または掻敷(かいしき)といって、半紙や榊の葉などを下敷きにして盛り、三方(さんぼうう)や折敷(おしき)といった台に載せて並べます。

神社の故実(こじつ)や祭典の軽重により、その台数も5台、7台、9台、11台など増減します。

そして、何より清浄を期して、新鮮なもの、初物(はつもの)、珍しいもの、生産地の産品などをお供えすることにより、神さまの神威(しんい)が得られるといえましょう。ですから、〝 葷 〟であっても、新鮮であり地産のものであれば、神さまは尚更お喜びになると考えられます。

23日の新穀勤労感謝祭(新嘗祭)では、丹精込めて作られた地域の産品が沢山お供えされることと思います。

年末年始の予定はお早めに

2017年11月19日 日曜日

冬型の気圧配置で昨日よりも冷え込み、冷たい風に寒さが身にしみました。

大安の日曜日、七五三参りに加え、戌の日の安産祈願、初宮参りや交通安全祈願等で賑わう一日でした。

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また、店舗や一般住宅の地鎮祭奉仕もあり、冬の寒さを感じながらも、あっという間の一日となりました。

ご神前における祈祷は、年間の恒例祭や結婚式等の予定がなければ、いつでも(8:30-16:30)承っていますが、出張祭典については予め日時の予定を組むとともに、当日の準備について事前の打ち合わせが必要となります。

特に年末年始は予定が立て込むため、早めのご連絡をお願い致します。

尚、新年祈祷については元日より承りますが、会社や団体のご祈願は詳細(日時、御芳名、御住所、代表者、願意、人数、初穂料等)をご連絡頂ければ幸いです。

電話 0463-95-3237 FAX 0463-92-4381

メール hibita38@gmail.com

福をトリ寄せる日

2017年11月18日 土曜日

予報では雨の土曜日でしたが、それ程降られずに助かりました。

しかしながら、七五三参りのご祈願では、拝殿に暖房を入れるほど冷え込みも一段と強まっています。

来週(11月23日)の新穀勤労感謝祭(新嘗祭)に寄せて、比々多地区内から初穂(新米)が徐々に上がっていますが、個人的に30kgの袋で献穀をされる方もあり、有り難いことにご神前を賑やかしています。

午前中は兼務する北金目神社(平塚市北金目)、午後からは八幡神社(伊勢原市坪ノ内)で新穀勤労感謝祭を執り行いました。

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師走も近づき、所用で訪れる方も増し、千客万来の一日でした。「二の酉」にあたり、“ 福をトリ寄せる ”日となりました。