相模国三ノ宮・比々多神社

注連縄づくりの季節

昨日は熊野神社(平塚市千須谷)、本日は落幡神社(秦野市鶴巻南)、八坂神社(平塚市入野)と、週末は兼務社の祭事が続きます。

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さて、今年も注連縄(しめなわ)づくりの季節がやって来ました。

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神奈川県神道青年会の御神田(ごしんでん)で育てられた古代米の藁(わら)を用いて、三ノ宮・西谷戸組のご奉仕による恒例の「縄綯い」(なわない)作業です。

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例年通り、稲藁のはかま(下葉)を取る「わらすぐり」から始まり、藁打機(わらうちき)を用いて綯いやすいように柔らかくして、鳥居と御神木の注連縄を綯いました。

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出来上がりの大注連縄は、後日ご覧頂きたいと思います。

コメント / トラックバック2件

  1. 鈴木治美 より:

    毎年 見事なしめ縄を拝見し お参りさせていただいています

    自分でも作ったことがありますが(ごく 小さなしめ縄) 締めあげるのが大変でした

    平穏無事な1年がまた来ますように そして今年1年が あと少し無事に過ごせますようにと思います

    私事ですが 24日に初めて比叡山延暦寺にお参りしました  粉雪ちらつく叡山でしたが 温かいほうじ茶が身に沁みました

  2. 禰宜 より:

    鈴木 治美 様

    諸事重なり、停滞しており失礼致しました。
    注連縄づくりの体験は貴重です。
    神社では昨日・今日と、ご神前の鈴掛緒を綯い上げていますが、巻ながら撚っていくのは、注連縄と同様で力が要ります。
    しかしながら、そこに先人の知恵と伝統があり、真心や気持ちがこもった上で仕上がっていきます。
    雪の比叡山と一服の温かなお茶、とても素敵な光景が浮かんできます。

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