本日は二十四節気の一で大暑(たいしょ)、暑気の最も厳しい季節となりました。
当地では夏野菜や果物が瑞々しく育つ時期でもあります。
明日の東京五輪開会式に伴い、海の日(7月19日)が本日に、スポーツの日(10月11日)が明日に移動となり、今日から4連休となりました。
さて、本日は一連の葬儀(通夜祭、葬場祭、火葬祭、帰家祭、十日祭)を営んだお宅において、御饌神酒(みけみき)を始め、故人の好まれた品々をお供えし、時の花を飾り、家族親族参列のもと五十日祭を執り行いました。
その後、関係者で墓所に移動し、埋葬祭(まいそうさい)をお仕えしました。
神道では墓所を「奥つ城」(おくつき;奥都城・奥津城=奥まった場所にある区域の意。神や霊のおさまり鎮まっている所。)といい、墓石の正面に「〇〇家奥都(津)城」と文字を記します。
また、墓石の側面や墓標には、仏式でいう戒名(かいみょう)は用いずに、生前の姓名に男性であれば大人(うし)、女性なら刀自(とじ)といった尊称を付けた諡名(おくりな)を刻みます。
墓前に鳥居を設ける墓地もありますが、祭儀の折に竹を立てて注連縄(しめなわ)を張り、紙垂(しで)を垂らすこともあります。
この日を境に忌明(きあ)けとなり、神棚を覆った白紙を取り除き、神祭りの再開、祭礼行事やお祝い事への参加も可能となります。