‘なぜ?なに?’ カテゴリーのアーカイブ

新年初会合

2019年1月11日 金曜日

外の祭事では、年明けから兼務社の歳旦祭奉仕や企業の年頭安全祈願祭などが続いていましたが、今日は一般住宅の地鎮祭が数多く入りました。

一方、神社では運送業、解体業、製造業、管理業、派遣業等の会社祈願や厄除(厄年)、合格祈願等の個人祈願がありました。

厄年のお祓いは「数え年」(満年齢に誕生日前なら2歳加え、誕生日後なら1歳加える)で行いますが、例年年頭の早い時分(節分前)にお参りになる方が多いようです。

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さて、午後には所管神社連絡協議会(26社)の新年参拝・賀詞交歓会を開催し、52名の方々がお参りになりました。

祈年祭や例祭の日程調整を図るとともに、各社の取組みや創意工夫についてお話をお聞きすることが出来ました。

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新年初会合とあって、盃を交わしながら明るく和やかな酒席となりました。

結ぶ

2019年1月5日 土曜日

三箇日(さんがにち)の初詣は家族連れが多かったものの、昨日からは企業や団体の参拝が少しずつ見られるようになりました。

夫婦円満・良縁成就の「相生の欅」より日の出を拝む

夫婦円満・良縁成就の「相生の欅」より日の出を拝む

お蔭様で、神職は各種祈願の御奉仕に精励して、殿内に籠(こ)もりっきりの日々です。

ゆっくりと境内の様子を眺めるのは、早朝もしくは日没後となりますが、おみくじ結所の様子に多くの参拝者の祈りや思いを感じ取っています。

おみくじ結所

おみくじ結所

「おみくじ」は、大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶など、吉凶(きっきょう)を判断したり、金運・恋愛・健康・旅行・生活全般を占うものです。

神慮(しんりょ)を仰いで、慎んでその指針を受け止めるとともに、感謝の真心を忘れずに〝結ぶ〟(むすび=産霊)ことも大切です。

祭詞の作文

2018年12月3日 月曜日

一段と寒くなってきて、社殿や社務所でも暖房が恋しくなっています。

境内では、箒(ほうき)を持って落葉との追いかけっこがもう少し続きそうです。

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さて、今宵は神葬祭(しんそうさい;神道の葬儀)の御奉仕があり、葬儀で奏上(そうじょう)する祭詞(さいし)の作文に励んでいます。

お隠れになった方は、奄美群島(あまみぐんとう)にお生まれですが、その生い立ちを辿(たど)りながら、お人柄に触れ、生前の功績を讃(たた)え、遺徳(いとく)を偲(しの)びます。

木葉(このは)枯(か)れ行く季節ですが、野辺(のべ)吹く風に寂しさを感じながら、「悪(あ)しき病(やまい)にかかり、喩(たと)ふれば、枝に留(とど)まり青みを残す病葉(わくらば)のごとく、生命(いのち)ながらふべきものとしも思ひ参らせしかど・・・」と口惜しさを表現しました。

霊魂は不滅

2018年11月28日 水曜日

昨晩、本日と神道による葬祭「神葬祭」(しんそうさい)をお仕えしました。

『古事記』には天若日子(あめのわかひこ)の葬祭の様子が記され、民族固有の古来の習俗であったことを知ることができます。

神道では現世(うつしよ)を第一義(だいいちぎ)に考えているため、亡くなった後も霊魂(れいこん)は不滅(ふめつ)であり、祀(まつ)られた御霊(みたま)は祖霊(それい)として子孫を見守ると考えています。

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会葬後の会食は、神葬祭では通常の祭礼と同じように直会(なおらい)と称しています。

宗派やその時期、本来の意味は異なりますが、一般的には通夜振る舞い(つやぶるまい)、御斎(おとき)、お清め、精進落とし(しょうじんおとし)、忌中払い(きちゅうばらい)等といわれるものです。

喪主や遺族代表の冒頭の挨拶で「故人を偲んで」「故人の事を語らいながら」と耳にしますが、生前を讃(たた)え、遺徳(いとく)を偲ぶことで、御霊との直接的な関係が保たれるともいえます。

神社祭祀と諸祭

2018年11月24日 土曜日

神社祭祀(じんじゃさいし)規定に定められている祭祀を神社祭祀といい、大祭・中祭・小祭に区分され、宮司が主宰(しゅさい)することになっています。

昨日の新嘗祭(しんじょうさい、にいなめさい:当社では「新穀勤労感謝祭」と呼称)は大祭の一つです。

一方、これに定められていない祭祀を諸祭(しょさい)もしくは雑祭(ざっさい)といい、これらは氏子・崇敬者の依頼により行うものです。

因みに、「諸」も「雑」も「もろもろ」と読み、もろもろの祭儀ということになります。

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本日は兼務する熊野神社(平塚市千須谷)の新嘗祭及び神宮大麻頒布式(じんぐうたいまはんぷしき)をお仕えしましたが、もちろん諸祭の方が多く、神社では人生儀礼に関する七五三詣や安産祈願、出張祭儀(外祭)では、建築儀礼である地鎮祭や邸内祠(ていないし)の祭儀を御奉仕しました。

頒布する時期

2018年11月11日 日曜日

昨日は兼務神社の神明神社(伊勢原市笠窪)と雷電神社(伊勢原市串橋)において、「新穀勤労感謝祭」(しんこくきんろうかんしゃさい)を斎行(さいこう)し、併せて「神宮大麻頒布式」(じんぐうたいま はんぷしき)を執り行いました。

新穀勤労感謝祭は新穀を神さまにお供えして神恩(しんおん)に感謝する祭儀で、新嘗祭(にいなめさい)のことです。

明治6年の新暦から毎年11月23日となっていますが、兼務する神社では前後する土曜日や日曜日に予定を調整しています。

新嘗祭(神宮)

新嘗祭(神宮)

また、皇室の祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)の大御恵(おおみめぐみ)を頂く大御璽(おおみしるし)として、神宮大麻を氏神さまや年神さま、荒神さまの御神札(おふだ)とともに、組札(くみふだ)にして各家庭に頒布(はんぷ)する時期となりました。

週末は御神札を受けにお参りになる方が見られるようになってきました。

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亥の月亥の日

2018年11月10日 土曜日

立冬(11月7日)を過ぎたものの、少し動くと汗ばむような陽気でした。

行楽日和ですが、社頭は七五三詣の家族連れで賑わいました。

さて、江戸時代には旧暦十月初亥(はつい)は武士、二の亥は庶民が炬燵(こたつ)を出す日でした。

旧暦十月は月の干支(えと)で亥の月にあたり、亥は五行思想で水を司ることから、「亥の月の亥の日」は火事にならないと考えられていたわけです。

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今週はボイラー室の火入式[鞴祭(ふいごまつり)]の御奉仕もありましたが、季節の行事といえば、鍛冶屋(かじや)まつり(鞴祭)です。

今日は敬神の念があつい工場において、44回目の祭儀をお仕えしました。

明治維新150年目の明治節

2018年11月3日 土曜日

平成30年の今年は、明治の改元から数えて150年にあたります。

そして、今日は明治天皇の166年目のお誕生日(嘉永5年・1852年)にあたりますが、昭和2年に「明治節」として祝日に定められ、短い間でしたが国民に親しまれ、戦後の昭和23年には「文化の日」とあらためられました。

また、日本国憲法が公布された日(昭和21年)でもあります。

全国の旧官幣社・旧国幣社等を中心に、この日は中祭(ちゅうさい)として「明治祭」(めいじさい)が斎行(さいこう)されています。

神社本庁の定める神社祭祀規定には、「わが国を近代国家として発展せしめられた明治天皇の聖徳大業(せいとくたいぎょう)を景仰(けいこう)し、皇威(こうい)の隆昌と国運の発展とを祈り、明治維新の大精神を振作(しんさく)して民族の自覚を新にし、ますます文化を進め産業を興し永遠の平和繁栄をこひ願ふ」とあります。

明治神宮

明治神宮

明治天皇がお祀りされる明治神宮では、宮中より勅使参向(ちょくしさんこう)のもと、例祭式が執り行われています。

古代から一貫して変わることなく

2018年10月26日 金曜日

伊勢の神宮には、年間1500に及ぶという恒例のお祭りがありますが、その中でも最も重要とされるのが「神嘗祭」(かんなめさい)であり、6月と12月の月次祭(つきなみさい)とともに、「三節祭」(さんせつさい)と呼ばれています。

今年も去る10月15日から17日にかけて、外宮(げくう:豊受大神宮)と内宮(ないくう:皇大神宮)において、由貴大御饌(ゆきのおおみけ)、奉幣(ほうべい)、御神楽(みかぐら)の儀等が斎行(さいこう)されたとのことです。

そののち25日まで、別宮(べつぐう)・摂社(せっしゃ)・末社(まっしゃ)・所管社(しょかんしゃ)125社全ての社で神嘗祭が斎行されました。

天皇陛下には勅使(ちょくし)を遣(つか)わされ、幣帛(へいはく)を御奉納になる奉幣(ほうべい)が執り行われますが、皇居内水田で御自らお育ての稲穂を神宮に奉(たてまつ)られるとともに、当日朝には皇居内の神嘉殿(しんかでん)において神宮を御遙拝(ごようはい)、賢所(かしこどころ)の内陣(ないじん)において御拝礼ののち御告文(ごこうもん・おつげぶみ)を奏(そう)せられます。

この間、15日には外宮で陸曳(おかび)き、16日には内宮で川曳(かわび)きという「初穂曳」(はつほひき)が盛大に行われ、当県からも毎年参宮団が参加しています。

懸税

懸税

また、比々多神社下の御神田で収穫された新穀は、全国の農家からの奉納と同様に、懸税(かけちから)として正宮(しょうぐう)の内玉垣(うちたまがき)に懸(か)けられます。

米を主食とする日本人が大切にしてきた伝統であり、古代から一貫して変わることのない、天皇と国民が一体となった形で行われるのが神嘗祭です。

七五三詣

2018年10月24日 水曜日

10月は週末の度に、地域でも諸行事が行われていますが、神社では七五三詣の参拝者で境内が華やぐ時期を迎えます。

幼稚園や学校行事の振替休日により、月曜日の問い合わせも増えています。

七五三御守

七五三御守

さて、女児の七歳・三歳、男児の五歳・三歳に産土神社や崇敬する神社へ参拝し、これまでの無事成長に感謝するとともに、更なる生育と御加護を祈るのが七五三詣です。

厄年(やくどし)のお祓いと同様、数え年で行いますが、満年齢で行う事が多くなっています。

古来、男女ともに三歳になると「髪置(かみおき)の祝」が行われ、これを機に髪を伸ばし始めました。また、五歳の男児は「袴着(はかまぎ)の祝」があり、七歳女児は付け帯を取り去り、帯を締める「帯解(おびとき)の祝」が行われました。

これらは別々の行事ながら、子供の段階的な成長を神さまに願うことから、陽数(ようすう)である七五三に行われるようになり固定化されたようです。

11月15日前後の良い日を選んでお参りすることが多いですが、成長の節目に合わせた行事ですから、家族揃ってお祝いすることの意義が大きくなっています。