‘なぜ?なに?’ カテゴリーのアーカイブ

昇殿参拝

2019年3月24日 日曜日

昨日は雨と冷たい空気に包まれて、寒さを堪(こら)えながらの地鎮祭となりましたが、今日は青空の広がる好天となりました。

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さて、一昨日は宗教法人の団体47名、本日は東京都氏子青年協議会40名の昇殿参拝がありました。

氏子青年会は神社の祭礼に関わる組織なので、お祭りや神輿への関心が高く、当社の特徴や伝統的な神事に興味をもって耳を傾けて頂きました。

安産祈願

2019年3月2日 土曜日

晴れの土曜日、本日は安産祈願の吉日「戌の日」でした。

子宝に恵まれたことを神さまに感謝し、懐妊5ヶ月目の戌の日に安産を祈願して、帯祝いをするのが古き良き風習として今も続いています。

5ヶ月目というのは、胎児が安定する時期であり、5は縁起の良い数字ともいわれています。

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また、戌の日が選ばれるのは、犬が多産であり、古くから邪気を祓う動物であることに因(ちな)んでいます。

そして、「岩のように丈夫に育ちますように」との意から、「岩田帯」(いわたおび)をしめます。

岩田帯の語源は「斎肌帯」(いはだおび)ともいわれ、「胎児を保護し、その位置を安定させる」「お腹を冷やさない」「胎児が育ち過ぎない」などの効果があるようですが、母親にとって精神的・心理的な安心感をもたらす効果が大きいようです。

花飾り

2019年2月21日 木曜日

今年も各家庭で役目を果たした人形を納める時期となり、境内では優秀の美を飾り展示を行っています。

お申し込みは「人形感謝祭」(3月17日)の前日までとなっています。

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さて、雛人形(ひなにんぎょう)の花飾りには、左近の桜(さこんのさくら;向かって右=男雛・女雛から見て左)・右近の橘(うこんのたちばな;向かって左=男雛・女雛から見て右)がありますが、これには魔除けと不老長寿の意があります。

また、桃の節句ということで、同じく邪気を祓うとされる桃の花を飾ります。

蕾を膨らませた梅

蕾を膨らませた梅

境内では遅咲きの梅が蕾(つぼみ)を膨(ふく)らませていますが、季節の花として縁起の良い紅梅(向かって右)・白梅(向かって左)も飾られます。

河津桜

境内の河津桜

祈年祭と天皇陛下御即位三十年奉祝奉告祭

2019年2月17日 日曜日

昨日は祈年祭の準備で、氏子総代さんによる境内等の注連縄(しめなわ)張りが行われました。

祈年祭は「きねんさい」または「としごいのまつり」と読み、古く律令制で規定された重要な祭祀(さいし)です。

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秋の新嘗祭(しんじょうさい・にいなめさい)と対になっていて、五穀豊穣と国家安泰を祈る祭りです。(現在では、五穀豊穣のみならず諸産業の繁栄を祈念します。)

当社は平安中期に成立した『延喜式』掲載の神社であり、式内社(しきないしゃ)と呼ばれています。

古くは幣帛(へいはく)が捧げられ、国司(こくし)が祀(まつ)る官社(かんしゃ)であったことから、現在でも白丁(はくちょう)奉仕者が幣帛料(へいはくりょう)を収めた唐櫃(からひつ)を担ぎ、御神前に奉(たてまつ)っています。

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来る2月24日には、宮中において天皇陛下御即位三十年の祭祀が斎行されるとのことで、併せて天皇陛下御即位三十年奉祝奉告祭をも執り行いました。

春の初めながら年度最後の祭儀にあたり、役員任期を終える方々にとっては思入れのある一日となったことでしょう。

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儀式の目的や成果

2019年2月14日 木曜日

初午(はつうま)は稲荷社を祭る日ですが、2日が土曜日にあたったこともあり、工場の稲荷祭が二の午(にのうま)の本日に集中しました。

ある工場では、とても冷たい風に参列者一同が身震いしていましたが、梅の花香る風情の中でお仕えすることが出来ました。

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初めて参列された外国人の方から、儀式の目的や成果について尋ねられました。

「祭り」の意義は、日頃の神恩(しんおん:神の恩恵)に感謝するとともに、更なる神威(しんい:神の威力)を頂くことにあります。

そのことにより、祭る側が思いを共にすることができます。

そして、意を新たにして各々が力を発揮することが大切であり、お稲荷さんは農業や商工業に大きな力を添えて下さる神さまとして、古くから信じられていることもお伝えしました。

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見るなの禁

2019年2月12日 火曜日

今日は各国の外国人ライター(5名)が、モニターツアーでお参りになりました。

旧宮山の元宮や埒面古墳(らちめんこふん)、併設の三之宮郷土博物館を御案内した後、境内や祈祷の様子、神輿を御覧頂きました。

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拝殿に上がり、神社建築や作法について説明し、本殿(ほんでん)の御扉(みとびら)に関して「見るなの禁」を喩(たと)えてお話しました。

日本神話において、イザナギは黄泉国(よみのくに)にイザナミを追いかけますが、イザナミから「我(あ)をなみたまひそ」(自分のことを決して見ないように)とお願いしますが、待ちきれずにイザナギは火を灯し、変わり果てたイザナミのおぞましい姿を目にして逃げ帰ります。

また、トヨタマビメが産殿(うぶや)に入り、ホオリノミコトに「妾(あ)をなみたまひそ」と頼まれたにもかかわらず覗(のぞ)くと、八尋和邇(やひろわに=サメ)に姿を変えていて、出産後に海へ消えて行きます。

外国のギリシア神話や旧約聖書ではタブーを犯した側に罪が求められますが、上記では約束を破って見た側に罪がなく、見られた側が恥じらいを感じる点が強調されているともいえます。

2679回目の誕生日

2019年2月11日 月曜日

今日は住居の軒先や商店の入口、市内を走るバスなどで、日の丸を目にしましたが、国民の祝日で「建国記念の日」です。

初代・神武(じんむ)天皇が奈良の畝傍山(うねびやま)の橿原(かしはら)の地に御即位になった紀元660年から数えて、2679回目の我が国の誕生日にあたります。

御案内の通り、4月30日には約200年ぶりとなる御譲位(ごじょうい)により、5月1日に皇太子殿下が126代目の天皇陛下として御即位になります。

昨年から「平成最後の〇〇」といった挨拶を方々で耳にしますが、新しい御代という、改元による〝 始まり 〟への期待も高まります。

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本日の佳日(かじつ)にあたり、全国では様々な奉祝行事が催されました。

また、今月24日には天皇陛下御即位三十年を奉祝する政府主催の記念式典が行われますが、宮内庁庁舎前には特設記帳所が設けられるようです。

我が国の誕生日にあたり、神話から連綿と続く天皇陛下の御存在についてあらためて思いを致すとともに、悠久の歴史が永遠に続くよう弥栄を祈念する次第です。

めでたく麗しく

2019年2月10日 日曜日

今年は統一地方選挙の年にあたり、社殿における当選祈願や後援会の事務所開き神事をお仕えする機会があります。

候補予定者や支援者の切実な願いを受けて祝詞(のりと)を作文しますが、神さまに申す詞(ことば)ですから、言葉を選び、めでたく麗(うる)しい大和言葉(やまとことば)で綴(つづ)ります。

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明治天皇御製

天地(あめつち)もうごかすといふ言の葉のまことの道はたれかしるらむ

無病息災の一年を

2019年2月1日 金曜日

見上げる阿夫利嶺(あふりのみね)は薄らとした雪化粧でしたが、当地は小雨程度で済み、境内には久しぶりに潤いがもたらされました。

どうやら明後日の節分追儺祭(せつぶんついなさい)は、暖かな気候のもとで迎えることになりそうです。

鬼遂之儀 (昨年)

鬼遂之儀 (昨年)

立春・立夏・立秋・立冬前日の節替りを節分と称するものの、何時の頃よりか春の始まりとなる立春前日の特称となっています。

年の終(つい)に、鬼(邪気や厄災の象徴)を豆(魔を滅す)で打ち払い、福を招き入れて春を迎えます。

当社では節分追儺祭(2月3日)を3度(①午前10時②正午③午後3時)執り行います。

祭典では古式「鳴弦之儀」(めいげんのぎ)で天地四方の災禍(さいか)を祓い、儺(なん)を遂(やら)う「鬼遂之儀」(おにやらいのぎ)で豆打ちをします。

豆まき・宝まき (昨年)

豆まき・宝まき (昨年)

式典後には神楽殿前特設舞台において、多くの年男・年女奉仕者により、「豆まき・宝まき」を盛大に実施します。

神さまの福を招き入れて、無病息災の一年を過ごして欲しいと思います。

新年初会合

2019年1月11日 金曜日

外の祭事では、年明けから兼務社の歳旦祭奉仕や企業の年頭安全祈願祭などが続いていましたが、今日は一般住宅の地鎮祭が数多く入りました。

一方、神社では運送業、解体業、製造業、管理業、派遣業等の会社祈願や厄除(厄年)、合格祈願等の個人祈願がありました。

厄年のお祓いは「数え年」(満年齢に誕生日前なら2歳加え、誕生日後なら1歳加える)で行いますが、例年年頭の早い時分(節分前)にお参りになる方が多いようです。

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さて、午後には所管神社連絡協議会(26社)の新年参拝・賀詞交歓会を開催し、52名の方々がお参りになりました。

祈年祭や例祭の日程調整を図るとともに、各社の取組みや創意工夫についてお話をお聞きすることが出来ました。

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新年初会合とあって、盃を交わしながら明るく和やかな酒席となりました。