‘季節’ カテゴリーのアーカイブ

霊験あらたか

2018年6月29日 金曜日

連日の暑さが続く中、気象庁は「関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

昨年より7日早く、平年より22日早い梅雨明けで、統計開始以来最も早いものだそうです。

暑気中(しょきあた)りをおこす程の猛暑の中、明日の夏越大祓(なごしのおおはらえ)の設営準備にあたりました。

六月(みなづき)の地(つち)さへ割(さ)けて照る日にも我が袖(そで)乾(ひ)めや君に逢はずして

『万葉集』巻十

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当社には石凝姥命(いしこりどめのみこと)作と言い伝わる御神宝(ごしんぽう)の甕(かめ)が存します。

旱魃(かんばつ)の時は、この器に水を盛って神前に供えて雨を請(こ)い、霖雨(りんう)の時は社地四隅(しゃちよすみ)の土を盛って晴れを祈れば霊験(れいげん)あらたかと古くから信じられています。

水無月(みなづき:古くは清音で「水の月」)を一日残していますが、この先の水不足が大変懸念され、万民の困らない程度の降雨を願うものです。

季節のずれ

2018年6月26日 火曜日

季節は夏至(げし)の次候で「菖蒲華」(あやめはなさく)の頃です。

かつて太陰太陽暦(たいいんたいようれき)の暦法(れきほう)で、832年間も使用されていた宣明暦(せんみょうれき)には「蜩始鳴」(せみはじめてなく)とあります。

この暦は中国暦であり、中国との季節のずれを直すために改暦(かいれき)され、日本固有の国暦である貞享暦(じょうきょうれき)が渋川春海(しぶかわはるみ)により導入されました。

江戸時代には宝暦暦(ほうりゃくれき)、寛政暦(かんせいれき)、天保暦(てんぽうれき)と改暦が繰り返され、明治6年に現在の太陽暦であるグレゴリオ暦が導入されています。

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今日は真夏日に届きそうな暑い一日でしたが、境内では蝉の初鳴きが聞かれました。

去年より6日早く、一昨年より4日早い状況です。

梅雨入り

2018年6月6日 水曜日

近畿や東海、関東甲信で一斉に梅雨入りとなったとみられ、小雨が降り続くとともに、肌寒いくらいの涼しい一日となりました。

作物や境内の木々にとっては恵みの雨であり、夏越大祓(なごしのおはらえ:6月30日)で設営する「茅の輪」(ちのわ)用の茅(かや)も生育が見込まれそうです。

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一方で、週末には神前結婚式の予定もあり、花婿さん花嫁さんの心の内を思えば、予報が大変気になるところです。

新鮮な瑞々しさ

2018年5月2日 水曜日

4月には兼務社を含めて13社の大祭奉仕を終え、昨日は皐月(さつき)を迎えました。

月次祭(つきなみさい)では御神前を拝(おろが)み、皇室の御安泰と国家の安寧(あんねい)、氏子・崇敬者の無事を祈り上げました。

相生の欅(あいおいのけやき)には、夏鳥の青葉梟(あおばずく)が久しぶりにやって来ました。

早苗月(さなえづき)ともいいますが、蛙(かえる)が鳴き始め、近隣の農家では田んぼの準備も次第に始まります。

広報いせはら

広報いせはら

伊勢原市の『広報いせはら』には「第31回まが玉祭」の案内が掲載(参照:伊勢原市ニュースリリース)されました。

若葉、青葉の新鮮な瑞々(みずみず)しさと生気(せいき)を感じながら、今月の祭祀をつとめていく所存です。

梅の木の心しづかに青葉かな 一茶

タウンニュース

タウンニュース

地元の人たちの言葉

2018年4月18日 水曜日

「18日の高麗山(大磯町高麗)のお祭りが晴れると22日の当社は雨」と昔から伝えられていますが、その逆となり「今日18日が雨となりましたので22日は晴れ」という地元の人たちの言葉です。

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雨が農作物を盛んに成長させる「穀雨」(こくう)は明後日(20日)ですが、梅の実も大きく膨らんできました。

外は雨でしたが、例祭式に着用する正装の装束を社務所内に干しました。

明日はよい風を通すことが出来そうです。

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季節の進み

2018年4月6日 金曜日

昨日の寒さは回復して過ごしやすかったものの、春霞(はるがすみ)なのか、あるいは花粉とともに黄砂が飛来しているのか、目や鼻、喉を病んでいる方も多いようです。

そして、春の嵐のような強い風が吹き、明日の境内清掃は大変なことになりそうです。

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さて、今年は花の開花が早く、季節の進みも早く感じられますが、竹藪(たけやぶ)では孟宗竹(もうそうちく)の子が頭を出して一気に伸びてきました。

また、気がつくと梅の実も少しずつ膨らんでいます。

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明日は1社、明後日は4社で春の大祭奉仕となります。

立派な俵の完成

2018年4月5日 木曜日

本日は二十四節気の「清明」(せいめい)で、万物(ばんぶつ)清新(せいしん)の気に溢(あふ)れ、百花(ひゃっか)咲く好時節です。

その佳き日、市内の小・中学校では入学式が執り行われ、希望と不安に満ち溢れた児童・生徒等が学校に向かう様子が見られました。

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さて、今年も神社下の御神田(神奈川県神道青年会耕作)でとれた古代米の藁(わら)を用いて、俵づくりが実施されました。

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当社の例祭(4月22日)と相模國府祭(5月5日)では、神さまの鎮座(ちんざ)を寿(ことほ)ぎ、福分けの餅撒(もちま)き「粽行事」(ちまきぎょうじ)を行っています。

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その粽行事に用いる俵を4俵作りますが、近年は総代さんの手により、その伝統が引き継がれています。

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先ずは、藁すきを行って無駄な部分を取り除き、数を揃えながら独特な薦編機(こもあみき)を用いて薦をこしらえます。

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平行して、両側の蓋(ふた)部分となる桟俵(さんだわら)を作ります。

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桟俵づくりは根気が必要ですが、器用さと手際の良さに驚くばかりです。

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見事に4つの俵に必要な8個の桟俵が完成しました。

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薦を筒状に丸めて、かぎ手で縄を通して結び、両側に桟俵を取り付けます。

粽行事は、餅の詰まった重たい俵を両腕で持ち上げ、何度となく放り上げることから、太い縄を用いてしっかりと結びます。

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昨日に比べて10度以上も気温が下がり、肌寒さを感じましたが、総代さんたちの手は休むことを知らず、実に気持ちの良いものでした。

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青々とした立派な俵の完成です。

その他にも注連縄(しめなわ)づくりや國府祭で頒布(はんぷ)する粽(ちまき)を結ぶための藁稭(わらしべ)のわらすき作業も行われました。

国民こぞってお祝い

2018年3月6日 火曜日

今日は二十四節気の一で、冬籠(ごも)りの虫が外に這(は)い出る「啓蟄」(けいちつ)。

冷たく感じる北風が吹き、寒さと暖かさの繰り返しに、服装に頭を悩ます時期ながら、季節は間違いなく進んでいます。

土手の河津桜や社務所前の梅も見頃を迎えています。

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3月は関係団体の諸行事が続きますが、一都七県神道政治連盟の会合が茨城県水戸市において開催され、禰宜が出席しました。

重要な案件がいくつかありましたが、何より御代替わりのことについて時間が割かれました。

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が成立・公布されましたが、報道等において「退位」の語が使用されているものの、古くは律令(りつりょう)に規定されているように、「譲位」(じょうい)という語が公式かつ歴史的に用いられてきたこと、「皇位継承」という皇室・国家の重儀が尊厳性を大切に、皇室の伝統を踏まえ、旧登極令等の規定に準拠して執り行われるよう、先例等を考証しつつ、あらためて学ぶ機会を設けることの重要性を確認しました。

そして何より、国民こぞってお祝いすべきものとなるよう、機運を高めていくことが大切といえましょう。

清掃デー

2018年3月4日 日曜日

今日は市民総ぐるみ清掃デー。

三ノ宮自治会・西部地区の西谷戸組でも朝8時から1時間余り、道路脇の草削りを中心に清掃奉仕にあたりました。

高木に佇むヒレンジャク

高木に佇むヒレンジャク

さて、今日も晴れて暖かく、1日に続いて20度近い気温となりましたが、非常に風が強く、外で執り行う地鎮祭では難儀をしました。

それでも大安吉日の日曜日、初宮詣や厄除、交通安全等の諸祈願、御朱印参拝の多い一日となりました。

境内には参道に聳(そび)える御神木を始め、杉の木が多く、花粉症の方々には少し辛い季節となりそうです。

女児の幸福と成長

2018年3月3日 土曜日

今日は上巳(じょうし)の節句で「雛祭」(ひなまつり)。

桃の節句、雛の節句、重三(ちょうさん)ともいわれます。

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雛人形を飾り、調度品を具(そな)え、菱餅(ひしもち)・白酒(しろざけ)・桃の花などを供(そな)えて女児の幸福、無事成長を祈る日です。

境内では人形感謝祭の展示を行っています。

河津桜

河津桜

高気圧に覆われた上空には青空が広がり、風もないぽかぽか陽気の穏やかな土曜日でした。

節句を祝うかのように花木も見事です。

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