2014年8月 のアーカイブ

8月もお仕舞い

2014年8月31日 日曜日

8月も今日でお仕舞い。

異常気象といえる一ヶ月でしたが、参拝者は昨年とほぼ同じくらいだっと思われます。

今月は神葬祭奉仕が重なりましたが、最後の日曜日、戌の日とあって安産祈願や初宮参りなど、そして結婚式の申し込みや相談など千客万来の一日でした。

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安産祈願の方が数組、社務所で「帯祝い」のため、実際に岩田帯をしめました。このお祝いのしるしが、妊婦さんの安心の気持ちにもつながっていると思います。

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また、地鎮祭が重なって神職総出となりましたが、その間に総代さんたちが草刈奉仕に汗を流してくださいました。

秋の諸行事を清々しく迎えられそうです。

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GC組合の集会

2014年8月30日 土曜日

小雨ながら今日で8日連続の雨、明日も午後は雨の予報です。

昼間の境内は蝉時雨が未だ衰えませんが、日が落ちるとコオロギやクツワムシの鳴き声に秋の気配を感じます。

大祭映像の鑑賞会

大祭映像の鑑賞会

さて、今日はJAいせはらの比々多地区GC組合青空集会が開催され、参集殿において今年の大祭映像の鑑賞会を行いました。

端々(はしばし)に宮司からの説明もあり、皆さん熱心に見入っていた様子でした。

徳を称えて

2014年8月29日 金曜日

昨日、本日と神葬祭(しんそうさい)のご奉仕がありました。

日の本(もと)に生まれ出(いで)にし益人(ますひと)は神より出(いで)て神に入(い)るなり

これは江戸時代の神道家・中西直方の歌で、神道の生死観がよく表されています。祖先から頂いた命は、やがて神の御許(みもと)へ帰ってゆくということです。

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神葬祭では、故人の生い立ちを含め、生前の徳を称(たた)えて「誄詞」(るいし=しのびごと)を奏上します。

「天業(天職)に励む」「天命を尽くす」「天寿を全うする」という言葉は、日本人の人生観を表しているともいえます。

神から授かった天命を日常の努力により、死後を安心へと導くことはとても大切な生き方だと思われます。

通夜祭 29日

通夜祭 29日

それ神道と云は、人々日用の間にありて、一事として神道にあらずと云事なし 度会延佳 『 陽復記 』

祭祀(さいし)は神道の中心をなすものですが、神の道は特殊な道でなく、毎日の行為が神の御心に叶っているかどうかを反省し、精進すべきであることが、この一節にこめられています。

雨降山の恵み

2014年8月28日 木曜日

昨日に続いて小雨交じりの境内です。

蝉時雨は続いているものの、気温がぐっと下がり過ごしやすい陽気となっています。

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さて、今日は大山阿夫利神社の秋季大祭です。

宮司並びに神奈川県神社庁相模中連合支部長の代理として禰宜が参列致しました。

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一昨年、神社本庁の献幣使(けんぺいし)随員・甲のお役目で、汗びっしょりにご奉仕させて頂いたのを思い出しながら、今日は落ち着いて祭典に臨ませて頂きました。

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雨降山の恵みで奉仕者の皆さんも涼しげな表情で穏やかなご奉仕となったようです。

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本日はおめでとうございます。

広報

2014年8月26日 火曜日

菊華会の役員さんがお見えになり、今年の菊華展は菊小屋を大きく設え、更に沢山の展示をすることになりました。

七五三参りが目立ち始める10月下旬には搬入予定で、今からとても楽しみです。

神奈川新聞 26日

神奈川新聞 26日

今朝の神奈川新聞に「一心泣き相撲比々多場所」の案内が掲載されました。

行事後の報告記事が載ることはありますが、事前のお知らせは珍しく、しかもカラーの広報ということでありがたいことです。

神社写真時報 9・10月合併号

神社写真時報 9・10月合併号

また、神社写真時報9・10合併号に神社下・御神田での神奈川県神道青年会主催の御田植ゑ事業が取り上げられました。

参道

2014年8月25日 月曜日

今日の当地は曇り空、外で行う出張祭儀も盛夏の頃に比べると汗の量が落ち着いてきました。

地鎮祭では工事の安全、無事進捗(しんちょく)を願うのはもちろんのことですが、あの広島の土砂災害を思うと、地震や雷、風雨の災禍が起こらぬことを大地の神さまに只管(ひたすら)に祈り上げました。

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北海道や東北、あるいは夏休み短縮の小中学校では、先週あるいは今日から学校が始まっているところもあるようですが、市内の小中学校では残り1週間を切りました。

本日は小学校6年生の児童が、自由研究の課題で社務所を尋ねてきました。

参道 寒川神社

参道 寒川神社

入口である鳥居をくぐってから、神さまの鎮まる社殿に至るまでの道を「参道」(さんどう)といいますが、「参道の長さ」について、調べ学習でやって来ました。

市内外の神社にお参りして調べているうちに、長さは境内の広さや、社殿など施設の配置などにより異なることがわかったようです。

その上で、参道の中央は神さまの通り道で「正中」(せいちゅう)ということ、正中を避けるため参道が曲がっていたりすること、鳥居から神域に入り、社殿に行き着くまでに自ずと規律が正され、自然と心が落ち着くのが参道の意義であることなど、色々なお話をさせていただきました。

母親のお腹から生まれてくる時に通るのも同音で「産道」(さんどう)といいますが、どちらもとても大切なものです。

東京のお祭り

2014年8月25日 月曜日

22日-24日の3日間、禰宜が大崎・居木神社(東京都品川区大崎)の例祭奉仕のため、東京へ出向きました。

氏子の田んぼの稲穂や旬を迎えている伊勢原産の梨・葡萄(ぶどう)などをご神前にお供えしました。

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22日は宵宮(よいみや)、23日は例祭式、24日は神幸祭(しんこうさい)でしたが、雨が少々降った程度で賑やかに盛大に各種祭儀が執り行われました。

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正祭・慰霊祭会議

2014年8月23日 土曜日

今日は「処暑」でしたが、車を運転していても暑気がやんだのを感じるほど過ごしやすい気候となりました。

朝晩に心地よい涼風が吹いていますが、台風の到来も気になる季節です。

広島市の土砂災害では、安否不明者が依然として多く、無事を祈る関係者の心中はいかばかりかと思いはかるところです。

さて、今晩は来る10月19日(日)に執り行う正祭・慰霊祭の会議を開催しました。

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神社役員・総代はもとより、比々多地区自治会・太鼓連の役員さん45名が集い、祭儀や鎮魂奉納太鼓などについて、様々な確認をしました。

昨年は雨により太鼓の競演が取りやめとなりましたので、里の先人たちに懐かしい鼓を聞し召していただけるよう、より一層元気に叩いて欲しいと思います。

お知らせ

2014年8月22日 金曜日

いよいよ2週間余りで一心泣き相撲比々多場所の開催となります。

昨年は台風の影響もあり、参集殿内での実施となりました。悪天候により参加の判断に迷われた方も多く、皆さまにご迷惑・ご不便をお掛けしたことと思います。

現在、11:00~、11:30~の受付が終了となり、早い時間から順番に予約が埋まっている状況です。

伊勢原タイム 22日

伊勢原タイム 22日

さて、九州北部では雨雲がかかって大雨、中国・四国地方にも雨雲があり、今後も土砂災害などには十分に気をつけて欲しいと思います。

当地は週末にかけて暑さが少し和らぎそうな状況で、過ごしやすくなりそうです。

徐々に七五三についての問い合わせも増えて来ました。

伊勢原タイム 22日

伊勢原タイム 22日

大山で神職総会

2014年8月21日 木曜日

明後日は二十四節気の一「処暑」(しょしょ)を迎えますが、もうあと何日この暑さが続くのでしょうか。

天皇皇后両陛下には、広島市で発生した土砂災害で多くの被害が出ていることから、県知事にお見舞いのご意思を示されるとともに、予定されていたご静養を取りやめになられました。

また、皇太子ご一家もご静養を取りやめになられ、御皇室の国民とともに歩まれるお姿、大御心(おおみこころ)をあらためて肌で感じました。

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さて、本日の夕刻、支部神職会(神奈川県神社庁相模中連合支部)の総会が大山の先導師旅館で開催されました。

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今年は地元開催ということで例年にない参加を得られた中、忌憚(きたん)なき活発な意見も出され、上程議案も満場一致で審議されました。

総会後の懇親会では、様々な情報交換をしながら親睦を深め、とても有意義な一夜となりました。

10月には支部主催の研修会も予定されています。