相模国三ノ宮・比々多神社

人形衣装の納品式

二十四節気(にじゅうしせっき)の穀雨(こくう)は20日(火)ですが、今日は百穀(ひゃっこく)を潤す柔らかな春の雨が降りました。

神明社(伊勢原市上平間)では例祭式と地区戦没者慰霊祭、北金目神社(平塚市北金目)では例祭式と境内樹木の伐採奉告祭・清祓式を執り行い、併せて両社で疫病鎮静(えきびょうちんせい)祈願の祝詞(のりと)を奏上(そうじょう)しました。

4月3日(土)から始まった兼務社の例祭も13社目、29日(木)の日月神社(伊勢原市沼目)を残すのみとなりました。

三ノ宮 加藤清正の人形

三ノ宮 加藤清正の人形

さて、4月8日の拙ブログでも紹介しましたが、助成金を活用して修繕が行われていた加藤清正の人形衣装が本日納入され、三ノ宮自治会による納品式が関係者により行われました。

7メートル50センチの山車(だし)の頂(いただき)にあるのとは異なり、目前にする人形は非常に大きくて迫力があります。

人形山車師によれば、時代考証(じだいこうしょう)に基づき古来の伝統的な製法で修理を施し、金具の凹凸(おうとつ)や金箔(きんぱく)仕立ての細部にも技術を尽くされたようです。

22日(木)の例祭には、神楽殿に3体の人形を飾る予定となっており、密を避けながらも間近で観賞して欲しいと思います。

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