相模国三ノ宮・比々多神社

神輿の感染症対策

本来であれば境内で幟(のぼり)立てが行われ、祭りの雰囲気が盛り上がる頃ですが、今年も残念ながら見送りとなっています。

今日は元宮や神社周辺の土手、化粧塚(けしょうづか)等の草刈り、道路へ出た樹木の枝処理、供奉行列(ぐぶぎょうれつ)に用いる警固(けいご)用の杖(つえ)づくり、相生(あいおい)の欅(けやき)の注連縄(しめなわ)張り等、午前中は総代による奉仕作業が進められました。

杖づくり

杖づくり

午後には三和会、栗原祭保存会、神戸青年会による感染症対策を念頭にした神輿担ぎの入念な打ち合わせが行われました。

今年は宮神輿(みやみこし)の出御(しゅつぎょ)はありませんが、相模國府祭(さがみこうのまち:5月5日)で担(かつ)がれる白木神輿(しらきみこし)による渡御(とぎょ)が行われます。

通常は担ぎ棒(かつぎぼう)の内側に外側の肩を入れて内側で密着して担いでいますが、2点棒の外側に内側の肩を入れ、身体的距離を保つとともに、人数を16名程度から8名に減らすことになりました。

また、当社神輿の特徴でもある台輪(だいわ)に両肩を入れて担がないため、上下の神輿振りも控える形となります。

更には、「イヤートーサーセッ」(弥遠に栄え給え)の掛け声を担ぎ手は控えて、距離を取った周りの人たちが掛けることで飛沫防止に努めることが確認されました。

青年会の打ち合わせ

青年会の打ち合わせ

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