島根県や福岡県には記録的な大雨がもたらされ、自然の驚異を感じるとともに、各地の安全をあらためて祈るところです。
お蔭様で、当地は台風や大雨による被害はなく、境内も無事安泰でした。
姿は未だ目にしないものの、昼間は蝉の鳴き声が徐々に増え、夜の境内では暗闇に青葉梟(あおばずく)の声が「ホーホー」と響いています。
さて、ユネスコの世界文化遺産登録で脚光を浴びている沖ノ島(福岡県宗像市)ですが、女人禁制で入島は厳しく制限され、一木一草一石たりとも島外に持ち出し厳禁という掟(おきて)が今なお守り続けられているそうです。
島内では宗像大社のたった一人の神職により、日々粛々(しゅくしゅく)と祈りが捧げられ、まさしく神聖な神の島です。
沖ノ島から出土した約8万点のご神宝は国宝に指定され、〝 海の正倉院 〟ともいわれています。
この度、〝 知られざる島の姿と、国宝の数々を写真で展示 〟という「沖ノ島展」(7月19日-8月1日・日本橋高島屋8階ホール)が開催されます。
興味がおありの方はどうぞお出掛け下さい。