本日は二十四節気(にじゅうしせっき)の23番目となる「小寒」(しょうかん)。
今日から寒中見舞いとなりますが、節分までの30日間が寒の内となります。
寒に入って9日目を「寒九」(かんく)といいますが、豊作の予兆といわれる「寒九の雨」や、水質がよく酒造りや薬を飲むと効くとされる「寒九の水」など、寒さが極まる時期ならではの日本らしい言葉だと思います。
野菜の高騰もあり、豊作の雨はありがたいことですが、今年は寒九にあたる13日は「成人の日」にあたるため、関係者は複雑な思いもあるでしょう。
今日は寒の入りらしく冷え込みが強く、日中も気温がほとんど上がりませんでしたが、寒さに負けずに巫女(みこ)さんたちも参拝者への対応に励んでいました。
明日は仕事始めの企業が一斉に年頭安全祈願でお参りになりますが、今日は厄除開運、家内安全、交通安全、身体健全、子授け、八方除(はっぽうよ)けなどの祈祷が続きました。
今年の八方塞(はっぽうふさ)がりは「四緑木気性」です。 九気性表
初春の 初子(はつね)の今日の 玉箒(たまばはき) 手に取るからに 揺らく玉の緒 大伴家持