今月は週末に雨が続き、七五三参りを延期される方が多くなっています。
本日、日本のはるか南の海上に台風22号が発生し、週末には再び日本列島を縦断する可能性が出てきました。
さて、七五三は七・五・三という陽数を男児・女児の年にあてはめたもので、三歳の男児・女児の「髪置」(かみおき)、五歳男児の「袴着」(はかまぎ)、七歳女児の「帯解」(おびとき)という儀式に由来するものです。
これまでの成長に感謝するとともに、今後の更なる成長無事を祈るもので、11月15日にお祝いします。
11月15日に祝うことになったのは、この日が二十八宿(にじゅうはっしゅく)の鬼宿日(きしゅくにち)にあたり、何事の祝い事にも最良の日であることから、また収穫の時期である霜月(しもつき)のまつりに合わせたというような説がありますが、徳川五代将軍綱吉の子・徳松の祝儀をこの日に行ったことに由来するともいわれています。
七五三に欠かせないのが「千歳飴」(ちとせあめ)ですが、袋には鶴・亀・松・竹・梅などが描かれ、幾久しく健やかな成長の願いが込められています。
当社ではお祝いの記念に、授与所で特製の千歳飴を頒布しています。