2019年7月6日 のアーカイブ

奇し

2019年7月6日 土曜日

今日もお天道さまは望めませんでしたが、雨に降られず比較的涼しい中で、北金目神社(平塚市北金目)や落幡神社(秦野市鶴巻南)の大祓、上平間水神講(伊勢原市上平間)の水神祭を支障なくお仕えすることが出来ました。

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さて、北金目神社のすぐ近くに東海大学湘南キャンパスが位置していますが、今年の箱根駅伝で初の総合優勝を果たした陸上競技部員が平素からお参りになっています。

御神木の「楠」(くすのき)の大きな〝根〟に、監督以下部員が旺盛な生命力を感じ、「特に、怪我をした選手が力を授かっている」と、神社役員がお話を伺ったそうです。

楠は特異な芳香(ほうこう)をもつことから、「臭し」(くすし)と同源と辞書に書かれていますが、神社には常緑高木(じょうりょくこうぼく)として古くから植えられ、全国には千年を超える巨樹も残っています。

また、霊妙の意である「奇し」(くすし)という言葉や「薬」(くすし)にもつながり、人知ではかり知れない大きな力をもたらすものとも考えられます。

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