毎週末、兼務社の祭礼が続いています。
今日は八坂神社(伊勢原市日向)と飯綱神社(伊勢原市日向)で大祭式を執り行い、両社とも神賑行事(しんしんぎょうじ)として神輿(みこし)が担(かつ)がれ、囃子車(はやしぐるま)の太鼓の音が賑やかに響きわたりました。
先週の眞田神社もそうですが、両社とも素戔嗚尊(すさのおのみこと)をお祀(まつ)りしていて、祇園祭(ぎおんまつり)で有名な京都・八坂神社と同様、疫病(えきびょう)を祓(はら)い除(の)ける夏の祭事です。
神話では、素戔嗚尊が乱暴を働いたことにより、姉の天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)にこもり、諸神により高天原(たかまのはら)を追放されますが、出雲(いづも)では八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して、奇稲田姫(くしなだひめ)と結婚します。そして、八岐大蛇から得た草薙剣(くさなぎのつるぎ)を天照大御神に捧げます。海原(うなばら)、天下(あめのした)、根の国(ねのくに)を治める神さまで、大国主神(おおくにぬしのかみ)はその子孫にあたります。