2016年10月30日 のアーカイブ

古いものを大切にする心

2016年10月30日 日曜日

23日(日)に執り行った日月神社(伊勢原市沼目)境内社の疫神社(えきじんしゃ)、本日の地神社(秦野市鶴巻南)境外社の吾妻社(あづましゃ)を以て、今年の兼務社関係の例祭(れいさい)を全て修めました。

来月に入ると各社の七五三、11月中旬からは、新穀勤労感謝祭、神宮大麻頒布式、年越大祓が年末近くまで続きます。

落幡神社(秦野市鶴巻南)では、年末の御神札申込みの打ち合わせを役員さんが熱心に行っていました。

疫神社(日月神社境内社)

疫神社(日月神社境内社)

週末の昨日・今日は、家屋解体の清祓や稲荷社の移動奉告祭、埋井祭、地鎮祭などのご奉仕がありました。

代々暮らしを営んできた農家のお宅では、解体にあたり家の隅々まで綺麗に掃除を施し、分家の親戚一同が集まり、様々な思い出を振り返るように真剣な面持ちで祭儀に臨んでいました。

三社造りの神棚が2宇(う)、檜皮葺(ひわだぶき)の大黒(だいこく)宮や恵比須(えびす)宮、荒神(こうじん)宮、そして多くの神社から授かった御神札をお祓いしました。

多くの神棚をお預かりしてお焚き上げする予定でしたが、ご先祖さまがお祭りしてきた古い神棚については、蔵に残すことになりました。

新居の新築工事が予定されていますが、古いものを大切にする心に触れた一日でした。