2012年10月25日 のアーカイブ

葬儀の色目「忌色」

2012年10月25日 木曜日

昨日、比々多神社菊華会の方がボサ菊を搬入してくれました。

毎年境内で菊華展を開催いたしますが、菊小屋準備は29日(月)の予定です。

その後、丹精込めて育てられた菊の展示を行いますので、どうぞ楽しみにしていてください。七五三の写真撮影にも最高です。 (^^)

ボサ菊

ボサ菊

さて、昨晩・本日と神葬祭のご奉仕がありました。

DSCF3002

昨晩は通夜祭(つやさい)で再び蘇生(そせい)することを祈りつつ、かなわぬことを察して、故人の御霊(みたま)を霊璽(れいじ)に遷(うつ)し留める儀式、遷霊祭(せんれいさい)を執り行いました。

霊璽

霊璽

即ち、室内の灯火(ともしび)を落とした浄暗(じょうあん)の中、杉板を錦で覆った神依板(かみよりいた)を霊璽(れいじ)に翳(かざ)し、中啓(ちゅうけい)で二度ずつ三回打ち、その間に「オーオーオー」という警蹕(けいひつ)を唱えるというものです。

『古事記』には「和琴(わごん)を鳴らして神降ろし祭る」とありますが、琴の代わりに板をたたいて御霊をお招きするので琴板ともいわれます。

神葬祭には通常の祭祀とは異なる色目である「忌色」(いみじき:凶色)の装束を着用しますが、これは悲哀や沈痛を表現する黒味がかった色目で、鈍色(にびいろ)、橡色(つるばみいろ)、柑子色(こうじいろ)、萱草色(かんぞういろ)などです。

鈍色の浅沓

鈍色(にびいろ)の浅沓(あさぐつ)

神社本庁では『諸祭式要綱』の「神葬祭・祖霊祭之部」で、神葬祭における装束を定めています。

装束や浅沓などの皆具(かいぐ)は、平常の祭祀とははっきりと使い分け、適した色目でご奉仕することで悲哀を表し、遺族の思いにも沿った儀式をお仕えすることができると思います。

みんなの神さま

2012年10月25日 木曜日

今年は『古事記』が編纂(712年)されてから、ちょうど1300年です。

現存する最古の歴史書であり、神話や伝説、歌謡などを含み、日本の始まり、日本人の原点を現在に伝えるものです。

くにうみ

くにうみ

神奈川県神社庁では、子供たちに日本の神話に親しんでもらえるよう、「みんなの神さま」を発刊(5種)しています。

よみのくに

よみのくに

私たちと同様、登場する神さまは喜怒哀楽に富んでいて、子供たちの成長には欠かせない心の成長を促してくれます。

天孫降臨

天孫降臨

残念ながら、現在の学校教育ではあまり学ぶことのできない日本神話ですが、是非とも地域や家庭で学ぶ機会をつくって欲しいと思います。

ヤマタノオロチ

ヤマタノオロチ

「みんなの神さま」をご希望の方は、比々多神社社務所または、神奈川県神社庁にお尋ねください。

いなばのしろうさぎ

いなばのしろうさぎ