今日は安産祈願の吉日「戌の日」。
赤ちゃんが誕生してから成長する過程の中で行われる「人生儀礼」の最初にあたるのが「帯祝い」であり、安産祈願です。
犬が多産であり、邪気を祓う動物と考えられていることから、安定期である妊娠5ヶ月目の戌の日に、腹帯(岩田帯)を巻いて「帯祝い」をします。
腹帯は胎児を保護する意味やお腹を冷やさないなどの役目、また母親にとって精神的・心理的な安らぎをもたらしてくれるものです。
古くから妊娠中には葬式に参列しない、火事を見ないなどの〝 禁忌 〟(きんき)がありますが、飲酒・喫煙はもちろんのこと、食べ物についても多くの制限(禁忌)があります。
妊娠と出産は緊張に包まれたものであり、周囲の配慮が必要な、最も尊いものといえます。
神池のカモも産卵期を迎えています。