2012年4月21日 のアーカイブ

動座祭

2012年4月21日 土曜日

本日も朝早くから総代さんたちがご奉仕。

明日の行列具の準備、神輿(みこし)の飾り付け、行在所(あんざいしょ)の準備など。

また、午後1時には総代さんと青年会が集まり、粽(ちまき)行事のリハーサルを行い、祭典における玉串拝礼(たまぐしはいれい)の作法や配列などについて習礼(しゅらい)をしました。

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昨日あたりから神前奉納を持ち寄る方々も増え、奉納品も御神前に横山のごとく並びました。

動座祭(どうざさい)・例祭式(れいさいしき)・鎮座祭(ちんざさい)及び行在所の祭典にお供えする神饌(しんせん=お供え物)の準備も整いました。

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定刻午後7時、宵宮(よいみや)となる動座祭を斎行(さいこう)。

三和会(三ノ宮)、栗原祭保存会(栗原)、神戸青年会(神戸)が打ち鳴らす鼓が里内に響(どよ)む中、青年会の鉄棒(かなぼう)を先導に、宮司以下祭員、責任役員、自治会、青年会、総代が御殿に参進しました。

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昨年は東日本大震災により、例祭式と大震災復興祈願祭を執り行いましたが、神輿・山車・太鼓などの神賑(しんしん)行事は取り止めとなりました。

従って一昨年以来の動座祭となり、期待感と緊張感がない交ぜとなりました。

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無事に、神さまがお神輿に遷(うつ)られました。

明日は、多くの方々にご参列いただき、午前10時から例祭式、午後1時頃には神輿・山車供奉(ぐぶ)行列が行われます。

境内では、垣澤社中(かきざわしゃちゅう)による伝統芸能「里神楽」(さとかぐら)の奉納があります。

また、子供たちの一番の楽しみである露店をはじめ、植木市も境内一円に店を張ります。

平間神明社のおまつり

2012年4月21日 土曜日

本日は平間神明社(伊勢原市上平間)と北金目神社(平塚市北金目)で例祭(大祭)が行われ、宮司と木村権禰宜、禰宜と藤森権禰宜が別れてご奉仕いたしました。

所管神社の春のおまつりも11社目で、29日の日月神社(伊勢原市沼目)を残すのみとなりました。

平間では牡丹桜が満開となり、上平間と下平間の幟(のぼり)が風にはためき、幟竿(のぼりざお)が時折きしむ音が心地良く響いていました。

上平間の幟

上平間の幟と国旗

昨晩は、上平間・下平間の太鼓連がお互いのところを訪れ、太鼓を通して地域交流を更に増したようです。

平間神明社は、もともと21日が例祭日ですが、この数年は21日に近い土曜日に行っています。たまたま日曜日の当たり日となり、古老の方々はうれしそうな様子でした。

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例祭式ののち、境内の石碑の御前で、戦歿者慰霊祭を執り行いました。

石碑には、平間の戦歿者23柱の尊名が刻まれ、西南の役(明治10年)で散華(さんげ)せられた英霊がもっとも古いものです。

戦歿社慰霊碑の御前で

戦歿社慰霊碑の御前で

先の戦より67年となり、遺族も減少するばかりですが、慰霊祭というおまつりを通して、毎年思いを致すことの大切さを感じます。