本日は平間神明社(伊勢原市上平間)と北金目神社(平塚市北金目)で例祭(大祭)が行われ、宮司と木村権禰宜、禰宜と藤森権禰宜が別れてご奉仕いたしました。
所管神社の春のおまつりも11社目で、29日の日月神社(伊勢原市沼目)を残すのみとなりました。
平間では牡丹桜が満開となり、上平間と下平間の幟(のぼり)が風にはためき、幟竿(のぼりざお)が時折きしむ音が心地良く響いていました。
昨晩は、上平間・下平間の太鼓連がお互いのところを訪れ、太鼓を通して地域交流を更に増したようです。
平間神明社は、もともと21日が例祭日ですが、この数年は21日に近い土曜日に行っています。たまたま日曜日の当たり日となり、古老の方々はうれしそうな様子でした。
例祭式ののち、境内の石碑の御前で、戦歿者慰霊祭を執り行いました。
石碑には、平間の戦歿者23柱の尊名が刻まれ、西南の役(明治10年)で散華(さんげ)せられた英霊がもっとも古いものです。
先の戦より67年となり、遺族も減少するばかりですが、慰霊祭というおまつりを通して、毎年思いを致すことの大切さを感じます。