昨日、神奈川県神社庁相模中連合支部主催「大嘗宮(だいじょうきゅう)参観と御創立150年靖國神社参拝と日本オリンピックセンタ-見学」研修が開催され、当支部のみならず、他支部も含めて17名の神職が参加しました。
生憎(あいにく)の寒さと雨の中でしたが、大嘗宮の一般公開は12月8日までということもあり、皇居前広場には多くのバスが連なり、皇居東御苑(こうきょひがしぎょえん)へ進む人の列が出来ていました。
一世に一度のことなので、多くの国民の関心が寄せられていることにあらためて驚きました。
大嘗祭(だいじょうさい)が行われた大嘗宮は、天皇陛下による主要な儀式の執り行われた悠基殿(ゆきでん)と主基殿(すきでん)が対となり、天皇皇后両陛下がお召替(めしか)えをなさった廻立殿(かいりゅうでん)、皇后陛下が拝礼のためお出ましになった帳殿(ちょうでん)、神饌(しんせん)を調理した膳屋(かしわや)等、多くの建物が伝統に基づいて配置されていますが、皮付き丸太で簡素な造りとなっています。
前回までとは異なり、屋根が茅葺(かやぶ)きから板葺(いたぶ)きに変わり、日本の伝統や技術、文化が残されなかったことに寂しさを感じました。
大嘗宮拝観後は、御創立150年を迎えた靖國神社で正式参拝を行いました。
昼食後には日本オリンピックミュージアムを見学し、充実した内容に満足して帰路に着きました。