当社で神前結婚式を執り行い、安産祈願、初宮参りと人生儀礼を行われたお宅へ、本日は建築儀礼の始まりとなる地鎮祭の御奉仕で伺いました。
これらの儀式は、私たちの暮らしとともにある民間のまつりで、生活様式が様変わりする中において、今なお大切にされているものといえます。
午後には雨が降り出しましたが、今月2番目の戌の日にあたり、安産祈願の御祈祷(ごきとう)が続きました。
命を授かるという意味において、妊娠・出産は気遣いが必要となる重要な産育(さんいく)です。
不安を安定へと導き、出産という未知の困難を和らげるため、人知(じんち)の及ばないところに神さまの御加護が必要なのです。